川原 卓巳 (Takumi Kawahara)|自分らしさをプロデュース

妻がこんまりこと近藤麻理恵。世界展開を得意とするプロデューサー。ハリウッドを拠点にブラ…

川原 卓巳 (Takumi Kawahara)|自分らしさをプロデュース

妻がこんまりこと近藤麻理恵。世界展開を得意とするプロデューサー。ハリウッドを拠点にブランド構築、日本発コンテンツの海外展開も手がけている。米テレビ界最高栄誉であるエミー賞で2部門にノミネート。著書『Be Yourself -自分らしく輝いて人生を変える教科書-』

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  • こんまり夫婦プレゼンツ、自分の強みを見つめる方法!
  • 夫が本を出しました「Be Yourself」

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人は覚悟で信頼され、弱みで愛されることの真意

私は、人は覚悟で信頼され、弱みで愛されるようになれば「自分らしく生きていける人」になっていると考えています。 そして、自分らしく生きていける人の特徴は、「自分で生きていくという覚悟」を持っている点です。 ”覚悟”というと「よし、するぞ!」と力むイメージが浮かぶと思いますが、私の思う覚悟というのは、ある種の”諦め”の感情も含んでいます。 諦めとは、自分以外の何者かになることはできないということです。 「もう、自分らしくしか生きられない!」という事実を受け入れること、認め

    • 私はレスが早いと言われるけど、むしろ遅い人って何をしてるの?

      「レス早いですね」  私はよく、言われる。 何度も言われるし、 実際にそうだとも思う。 意識的に、自分のところで留めないようにもしている。 しかしそれは言ってしまえば、返信ができていない状態が気持ち悪い。の一言に尽きる。だからできる限り、早く返信してしまうようにしている。ただそれだけのこと。 その結果として、レスが早いと言われる状態になる。 また、世の中的には、仕事ができる人=レスが早い人だ。 とも言われている。 そして、これも同意。 私も知る限りで、仕事のでき

      • 「たくみさんって、なんでいつもそんなに幸せそうなんですか?」に対する答えと、最近思い出した幼少期の体験

        よく言われる。 「たくみさんってしあわせそうですよねー」って。 でも、とは言えおそらく一般的に考えれば幸せに生きているんだと思う。 そして、その根底にあるのは圧倒的な自己肯定感。 よく麻理恵さんにも言われる。 「たくみさんって、本当にいつも明るいよね」って。 でも、これもそうだと思う。 私は、たぶん人一倍 ご機嫌に生きるのが上手だ。 今日はその秘訣と、なんで私がご機嫌にしあわせそうに生きていけているのかについて書いてみたい。なんかそれで少しでも、ご機嫌に生きてい

        • 自分のことを無視して生きるな

          2022年、大変ありがとうございました。2022年最後のnoteは「自分のことを無視して生きるな」という内容で書いていきたいと思います。 私はありがたいことに、さまざまな方の人生の話を聞かせていただく機会がたくさんあります。また、妻であり一緒に仕事をしている麻理恵さんが出演しているNetflixの番組は、世界190か国で配信されています。そのため、世界中からお便りや感想をいただくことができます。 お話を聞かせていただいた時や、お便りを読ませていただいた時に思うのが、「世の

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          自分らしく生きていくための仕組み

          今回は、自分らしさを作っていくために必要な『仕組みを作ること』についてお話します。この仕組みを作ることは、即ち『生活習慣を見直すこと』と等しいものです。 朝は起きて、夜は眠るという習慣。 一日24時間ある中で、その時間をどのように使っていくのか、いかに自分らしくいられる時間を増やし、設計していくのかということが大きなポイントになります。 朝早く起きること家庭や子育て、仕事など、バランスを取らなければなりません。その中で、私にとって『朝早く起きる』ということが最も重要な仕

          境目を曖昧にすると新しいモノが生まれる

          「境目」といえば、業種・業態などといった分け方があります。ところが、これによって新たな可能性や発展を止めているケースが非常に多いと思っています。 今回は「境目」について、セルフプロデュースの観点からお話してみたいと思います。 「境目」が、発想を止める例えば「片づけ」について考えてみましょう。私と妻である片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんは、片づけを通して身の周りの環境や、自分自身の心から頭まで整う経験や価値をお伝えしています。 もし「片づけは、こういうものだ」という決

          境目を曖昧にすると新しいモノが生まれる

          人生を変えるために必要なこと。

          自分の人生を変えたければ、大きく3つの行動を変える必要があります。 それは ・一緒にいる人を変える ・時間の使い方を変える ・場所を変える です。 私自身も、自らの経験を踏まえて「当たり前をいかに変えるか」が、人生の中で起こる結果を変えていくと感じています。 今回は、人生を変える3つの行動の中から「場所を変える」ことについてお話したいと思います。 英語ができず、海外に移住できなかった2016年に、私と妻である麻理恵さんは、アメリカ・カリフォルニア州のサンフランシス

          弱いところを基準に組み立てる

          「自分らしさ」を考えた時に、何を思い浮かべますか? ほとんどの方が自分の「強み」に目を向けると思います。 これは決して間違っているわけではありません。自分の強みを発揮して生きていくことは、非常に大事なことです。しかし、それ以上に大事なことは自分の「弱み」に目を向けることだと、私は思います。 自分の弱みを理解することができて、初めて強みを活かすことができるのです。この自分の「弱いところ」を基準に組み立てていくことで、物事の考え方が大きく変わります。 私の弱みは「睡眠」私

          自分らしく生きるために、人の役に立つことから始めよう

          自分らしく生きていくための大事なポイントは、自分にできること・価値・才能を使って人の役に立てているかどうかです。 それは、言い換えれば「きちんと仕事になるのか」ということとも同じです。自分ができること・得意なこと・好きなことが人の役に立つと喜ばれ、今の資本主義のルールの中ではその価値が“お金”として交換されています。 仕事論やお金論のようなところになりますが、まずはお金が生まれる前のところから考えてみましょう。 お金は本来「交換の指標」だった自分の身近にあるもの、例えば

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          ダメ社員が劇的に変化した話

          今の私を見て「優秀な人」というイメージを抱いている方も、中にはいらっしゃるかと思います。実際は、そんなことありません。 昔の私は典型的な「ダメ社員」でした。 今では起業して自分の会社を経営し、ありがたいことに一緒に働いてくれる社員もいて、楽しく充実した日々を過ごしていますが、私の人生は順風満帆なものではありませんでした。 ダメ社員だった私私は、2007年に人材教育のコンサルティング会社に新卒で勤め始めました。 最初に任されたのが個人向けのコンサルティング事業で、自己啓

          自分らしく生きている人の声の響きは心に届く

          私自身、講演で話す時やプロデュースをする上で、「声の響き」をとても大切にしています。今回は「声」についてお伝えしたいと思います。 「頭で話せば頭に入る、心で話せば心に入る」 よく言われる言葉ですが、自分が講師をしている時も、受講生として聞いている時も、本当にその通りだと思います。 頭で話してしまう時は「間違えてはいけない、正しく伝えなければ」と思っている人前で話す機会がある方は、皆さんおそらく感じている事だと思いますが、頭で話している時と、心で話している時の声は全然違いま

          自分らしく生きている人の声の響きは心に届く

          プレゼン上手な人の共通点は「場数」

          私は元々、プレゼンが苦手でした。まずは、どれほど苦手だったかということと、上達するためのコツを振り返ってみます。 社会人1年目で経験した“地獄回”これまでにプレゼンをする機会はいろいろありましたが、私がプレゼンという形で一番最初に大勢の前で話したのは、社会人1年目の終わり頃でした。今でもはっきりと覚えています。 横浜の経営者の方々が30名ほど集まっており、その前でお話する機会がありました。私は入社1年目でしたが、「川原くんに話してみてほしい」ということで場を作っていただい

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          会社とのトキメク関係性の作り方

          入社する前と実際に働き始めた後で、「ズレ」を感じたことはありませんか?会社は、目標の達成に向けて仲間を集めて一緒に働くという意味では、非常に良い仕組みです。しかし、その中で自分らしく活躍するためには「会社をどのように捉え、付き合っていくのか」を考える必要があります。 今回は「会社とのトキメク関係性の作り方」についてお話します。 注目すべきは「会社の存在意義」そもそも「会社」とは何でしょうか? 学生の頃を振り返ると、私の中で会社の定義はとても曖昧でした。小学校、中学校、高

          働くことは苦しいことだ

          皆さんは「働く」と聞いて、どのようなイメージがありますか? 苦しいこと?お金を稼ぐこと? 10代の頃は私はそう思っていました。しかし、今は違います。 「世界に役立つことをする、自分の命を使うこと、それが働くこと」 「自分が好きな人と一緒にいていいための理由づくり」 これが今の私にとっての「働く」です。 なぜ、そう思うようになったのか、順を追って振り返ってみたいと思います。 「働くことは、お金のためにすること」だと思っていた10代私が10代の頃にイメージしていた「働く」

          「目的に立ち返ること」の重要性

          日々多くの方の相談に乗っていると「つまるところ目的なのだ」と強く実感します。今回は「目的に立ち返ることの重要性」についてお話したいと思います。 “目的”と“目標”の違い皆さんは、“目的”と“目標”の違いを理解していますか?改めて確認してみましょう。“目的”が、今回のお話の大事なポイントです。 なぜ目的が大事なのか世の中には、法人、グループなど、さまざまな単位の組織があり、組織は「目的を果たすため」に存在しています。そして、目的は組織や個人によって違います。 例えば、私の

          視野を拡げるための、2つのポイント

          私はご縁をいただいた人には、その人が輝いていけるお手伝いとして『どのような人生を生きていきたいか』などをお話させていただくことがあります。 これは当たり前のことですが、基本的にこれまで自分が経験してきたことや、自分が見てきた世界からしか物事を発想することはできません。 例えば、生まれた場所や家庭環境、これまでの生活環境。学生であれば学校の友達関係や地域との関わり。仕事をするようになれば、会社の中での環境、そこで出会う人。 このように世界は少しずつ広がっていきますが、基本