結婚記念日に、互いに本を贈り合う
一冊の本との出会いには、どのようなエピソードがあるのだろう。
我が家の夫の仕事部屋には、壁を埋めるように4つの本棚が置かれている。
その本棚に所狭しと並べられている本を眺めていると、その本を買うに至った経緯や、そのときの心情などが思い出されることがある。
子育てが辛くてたまらないとき、藁にもすがる思いで注文した育児書。
映画が大好きで、小説にも手を出したけれど一度は挫折し、大人になってから読み通した指輪物語。
神という存在を信じよう、その決断のきっかけになったドストエフス