井上ミカ

kindle作家/エッセイスト/フリーランス看護師 ▶人生100年時代の老後の見え方が…

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kindle作家/エッセイスト/フリーランス看護師 ▶人生100年時代の老後の見え方が変わってくるnote ▶フリーランス看護師と日常生活の視点からエッセイを書く人 ▶自然に産んで自然に治して自然に死ぬをお手伝いしたい ▶ネパール家庭料理のダルバートとモモが好物

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最近、契約社員として月に数回だけ働いている職場の上司と面談をしました。年に一度、仕事の評価をする、というような、ある意味会社として決められた形式的な面談なので、…

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高齢者施設の高齢化問題とは?高齢者施設で起きている現象について解説。

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住み慣れた自宅で死にたい、が叶わないわけとは?

平成24年度の「高齢者の健康に関する意識調査」によると、 日本人の6割の人が住み慣れた自宅で最期を迎えたい、と希望しているそうだ。 でも、その一方で、他国と比べても…

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デイサービスをうまく活用できていない高齢者のケースを見て思うこと。

先日、運動特化型デイサービスで看護師の単発バイトをしました。運動メインのデイサービスなので、食事や入浴時以外は基本的にずっと何かしらの運動をしているのですが、と…

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看護師のフリーランス化が進むわけ

介護業界は今後ますますフリーランス化が進むだろう。 私がいくつかの職場を行き来する中で感じたこの動きについて、 今日はお話ししたいと思います。 パートや契約社員は…

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尾石晴さんの「普通の人が発信すること」の記事を読んで、毎日noteを続けることの意義を考えた。

音声ラジオのVoicyパーソナリティとしても有名な尾石晴さんが、noteマガジンをまた始められたことを最近知り、購読している。 その中でも、「普通の人が発信すること」とい…

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看護師だけど、在宅介護の仕事を増やすことにした理由

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介護のプロほど介護は他人に任せている介護事情について。

いま、働いているデイサービスでは、体調不良のお年寄りが増え、欠席が目立つようになっています。 こんなときに思うことは、デイサービスは基本的に、体調不良の人はお休…

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フルタイムで忙しい私がそれでも読み聞かせボランティアをする理由。

娘の通う小学校で、読み聞かせのボランティアをしている。 4人の子育てを通じて、絵本の読み聞かせ歴も20年になり、 それぞれの子どもたちの学年で学校での読み聞かせを…

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朝の夫婦喧嘩から私の中の怒りの本質に気づいた話。

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井上ミカ
13日前
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介護業界働き手の現状と今後の行く末を予想してみた。

私は看護師だが、いま定期的に2つの派遣会社で介護の仕事を請け負っている。なぜ、看護師なのに介護の仕事をするのか? これには、いくつか理由があるが、おもな理由は使…

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2週間前
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ワンダーランドな介護施設について思うこと。

介護業界の仲間内では、ひそかに「動物園」という隠語が使われることがある。 そう。 高齢者施設で生活している、ワンダーランドな高齢者たちの日々の珍行動を、仕事の仲間…

井上ミカ
2週間前
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オーディブル×小説で私が読んでいる本を紹介。

私は誰かのおすすめ本を読むのが結構好きで、この間、ふらっと本屋さんをのぞいて、『まなの本棚』という芦田愛菜ちゃんの著書を見つけたので、購入した。 読書家で有名な…

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2週間前
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「働いたら負け」って方向性で仕事を選ぶことについて、私なりの基準を明確にしてみた。

一昨日も、昨日も、今日も東京は雨。 あー、移動が面倒。さむい。 こんなときこそ、朝、気合を入れないでも働ける職場だけを選んで仕事をしていてよかったな、と思う。 最…

井上ミカ
2週間前
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別居婚のエッセイを読んで、高齢夫婦の在宅介護のヒントを得た話。

フリーランスで看護師をする傍ら、最近は在宅介護の分野にライフピポットし、たまに在宅で生活する人のヘルパー的な仕事もするようになった。 その中でも、私的に壮絶な生…

井上ミカ
2週間前
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正社員で働く人より、フリーランスでドライに働く私の姿勢が上司から意外にも評価されていた話。

正社員で働く人より、フリーランスでドライに働く私の姿勢が上司から意外にも評価されていた話。

最近、契約社員として月に数回だけ働いている職場の上司と面談をしました。年に一度、仕事の評価をする、というような、ある意味会社として決められた形式的な面談なので、私は当たり障りないことを話してさっさと終わりたいと思いながら臨んだ面談でした。

それが、おもいもよらず、私のことをとても評価しているという話の展開になり、仕事の回数を増やすことは可能かどうか、というような話に発展しました。

そこで、「私

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松浦弥太郎さん本を読んで「普通の人だからこそエッセイストになれる」と思ったわけ

松浦弥太郎さん本を読んで「普通の人だからこそエッセイストになれる」と思ったわけ

末吉宏臣さんの『発信する勇気』を読んでいて、自分にとって発信するってなんだろう?って考えたときに、一番しっくりくるのが、

だと思った。これについては以前も少しnote記事でお話しました。

普通の人こそエッセイストになれると思うわけ
そんな中、私は自分の職業として高齢者の看護を日々の仕事として行っていることと、その仕事をフリーランスの仕事として請け負っている視点から、これからの看護師や介護業界の

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高齢者施設の高齢化問題とは?高齢者施設で起きている現象について解説。

高齢者施設の高齢化問題とは?高齢者施設で起きている現象について解説。

私はフリーランスの看護師として、日々様々な現場で働いています。

高齢者施設での仕事を単発で請け負うこともある中で、施設の開設が10年を超えてきた施設に見られる現象や共通点について、私が感じていることを今日はお話したいと思います。

高齢者施設の「高齢化問題」が表面化してきている民間、公的に限らずいわゆる老人ホームと呼ばれる施設、あるいは細かく分類すればグループホームなども含め、終の棲家で終身の契

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住み慣れた自宅で死にたい、が叶わないわけとは?

住み慣れた自宅で死にたい、が叶わないわけとは?

平成24年度の「高齢者の健康に関する意識調査」によると、
日本人の6割の人が住み慣れた自宅で最期を迎えたい、と希望しているそうだ。
でも、その一方で、他国と比べても圧倒的に多い、約8割の人が最期は病院で亡くなっている現状がある。

理想と現実のギャップ。
この差は何かと言うと、人生の最終段階に入ったときに、
医療とどう折り合いをつけるか、もっと言うと、
医療をどの段階で諦めることができるか、
その

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デイサービスをうまく活用できていない高齢者のケースを見て思うこと。

デイサービスをうまく活用できていない高齢者のケースを見て思うこと。

先日、運動特化型デイサービスで看護師の単発バイトをしました。運動メインのデイサービスなので、食事や入浴時以外は基本的にずっと何かしらの運動をしているのですが、とても気になる利用者さんが一人いました。

それは、おそらくはパーキンソン病の症状が進んで、体が思うように動かなくなった高齢者の方が、(個別機能訓練は別として)1日ほとんど何もせずに座っているだけだったこと。

仕事柄、デイサービスはいろいろ

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看護師のフリーランス化が進むわけ

看護師のフリーランス化が進むわけ

介護業界は今後ますますフリーランス化が進むだろう。
私がいくつかの職場を行き来する中で感じたこの動きについて、
今日はお話ししたいと思います。

パートや契約社員は決まらないが、単発バイトはすぐに埋まるデイサービスの職場私が看護師として働いている職場の一つのデイサービス。
契約社員として働いていた看護師さんが定年間近で辞めて以来、
新しい看護師は決まらない。
何度か見学に訪れる看護師さんはいたが、

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尾石晴さんの「普通の人が発信すること」の記事を読んで、毎日noteを続けることの意義を考えた。

尾石晴さんの「普通の人が発信すること」の記事を読んで、毎日noteを続けることの意義を考えた。

音声ラジオのVoicyパーソナリティとしても有名な尾石晴さんが、noteマガジンをまた始められたことを最近知り、購読している。
その中でも、「普通の人が発信すること」という記事を読んで、いろいろと考えるきっかけになっているので、その記事を読んで得たことや今後の「発信」に関しての心構えなどを共有していきたいと思います。

まず、こちらがそのマガジン記事です。

この記事の中で、私がなるほどと思ったこ

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看護師だけど、在宅介護の仕事を増やすことにした理由

看護師だけど、在宅介護の仕事を増やすことにした理由

私はフリーランスの看護師ですが、先日、在宅介護の仕事を新しく始めた話をしました。

今後も、同じ派遣会社を通して、個人宅での在宅介護は続けていく予定なのですが、もう一つ別の会社でも在宅介護の仕事をやることになりそうなので、今日はその経緯と私は在宅介護へシフトした本当の理由についてお話しようと思います。

今月に入り、初めて在宅介護の仕事を体験しました。多少のやりにくさはあったものの、今後もタイミン

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介護のプロほど介護は他人に任せている介護事情について。

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いま、働いているデイサービスでは、体調不良のお年寄りが増え、欠席が目立つようになっています。
こんなときに思うことは、デイサービスは基本的に、体調不良の人はお休みしてくれるので、気がラクだな、ということ。

いわゆる老人ホームなどの施設で働く時はここが違います。当たり前だけれどコロナ陽性の人がいたとしても、その方のお世話は続きます。
最後は病院で亡くなる方もいるけれど、基本的に老人ホームは看取りま

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フルタイムで忙しい私がそれでも読み聞かせボランティアをする理由。

フルタイムで忙しい私がそれでも読み聞かせボランティアをする理由。

娘の通う小学校で、読み聞かせのボランティアをしている。
4人の子育てを通じて、絵本の読み聞かせ歴も20年になり、
それぞれの子どもたちの学年で学校での読み聞かせをしてきたので、
わりとベテランの域かもしれない。

現在小学校2年生の娘も、私が学校で読み聞かせを行うことを
とても楽しみにしてくれているので、
準備は大変だけれど、できるだけチャンスがあればやっていこうと思っている。

私はフリーランス

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朝の夫婦喧嘩から私の中の怒りの本質に気づいた話。

朝の夫婦喧嘩から私の中の怒りの本質に気づいた話。

今日は朝から、ちょっとだけ夫とケンカをしてしまった。
ジョギングで使った紺色のアディダスのひざ下くらいの丈のテロテロのスポーツウエアが見当たらない、というのだ。
昨日から、何度か言われて探してみたけれど、私も探しきれなかったので、
放っておいたが、また今朝になって「ない、ない」と言っている。

洗濯機に入ってるんじゃない?と私は言ったが、
「一緒に洗濯機に入れた上はあったのに下だけない」と言う。

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介護業界働き手の現状と今後の行く末を予想してみた。

介護業界働き手の現状と今後の行く末を予想してみた。

私は看護師だが、いま定期的に2つの派遣会社で介護の仕事を請け負っている。なぜ、看護師なのに介護の仕事をするのか?
これには、いくつか理由があるが、おもな理由は使い勝手のよさと時給がいいからだ。
こうした考えをもっている看護師は私だけではない。
現場に出会うスタッフに話を聞くと、私のように看護師だけど介護の仕事をしている人にもたびたび出会う。
おそらく、私と同じような理由で彼らも介護の仕事を選んでい

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ワンダーランドな介護施設について思うこと。

ワンダーランドな介護施設について思うこと。

介護業界の仲間内では、ひそかに「動物園」という隠語が使われることがある。
そう。
高齢者施設で生活している、ワンダーランドな高齢者たちの日々の珍行動を、仕事の仲間うちでは「動物園」と表現して話をすることがあるのだ。

久しぶりに施設の夜勤バイトをしてみたら、まさに「ワンダーランド」な施設だったので、今日はワンダーランド施設を通しての気づきをお話しようと思う。

ワンダーランドの住人たち夜勤帯のフロ

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オーディブル×小説で私が読んでいる本を紹介。

オーディブル×小説で私が読んでいる本を紹介。

私は誰かのおすすめ本を読むのが結構好きで、この間、ふらっと本屋さんをのぞいて、『まなの本棚』という芦田愛菜ちゃんの著書を見つけたので、購入した。

読書家で有名な愛菜ちゃんが、小さい頃からどんな本を読んできて今に至るのか、興味があったし、娘の本選びの参考になればということもあったので、芦田愛菜ちゃんのおすすめ本を母娘で読んでみようかな、とふっと思った。

小説とオーディブルは相性よし早速、村上春樹

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「働いたら負け」って方向性で仕事を選ぶことについて、私なりの基準を明確にしてみた。

「働いたら負け」って方向性で仕事を選ぶことについて、私なりの基準を明確にしてみた。

一昨日も、昨日も、今日も東京は雨。
あー、移動が面倒。さむい。
こんなときこそ、朝、気合を入れないでも働ける職場だけを選んで仕事をしていてよかったな、と思う。

最近、『働いたら負けって決めたら金運レベル99になったけどなにか?』という本を読んで、自分なりの気づきを得たので、今日はそのお話です。

雨の日は、家から近い職場を選んで本当に良かったと思う。
家から5分で行ける職場なので、それだけでポイ

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別居婚のエッセイを読んで、高齢夫婦の在宅介護のヒントを得た話。

別居婚のエッセイを読んで、高齢夫婦の在宅介護のヒントを得た話。

フリーランスで看護師をする傍ら、最近は在宅介護の分野にライフピポットし、たまに在宅で生活する人のヘルパー的な仕事もするようになった。
その中でも、私的に壮絶な生活をしているご夫婦の生活支援に行って依頼、もやもや感が抜けなかったが、noteであるエッセイを読んで、私の中で一つの答えが出て、スッキリしたので今日はその話をしようと思う。

そのエッセイがこちら。

とても読みやすく、読みだしたらあれよあ

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