井上ミカ

kindle作家/エッセイスト/フリーランス看護師 ▶人生100年時代の老後の見え方が…

井上ミカ

kindle作家/エッセイスト/フリーランス看護師 ▶人生100年時代の老後の見え方が変わってくるnote ▶フリーランス看護師と日常生活の視点からエッセイを書く人 ▶自然に産んで自然に治して自然に死ぬを提案する人 ▶ネパール家庭料理のダルバートとモモが好物

最近の記事

シマエナガと生春巻き作り。

シマエナガは夏休み中。 シマエナガのお兄さんたちもみな、夏休み中。 つまり、3食提供しなくてはいけない、ということだ。 いやはや大変。 最近、生春巻き作りをマスターした。 鎌倉にいるお友達の家にシマエナガと遊びに行くときに、 手土産に作っていったのがきっかけ。 近所にある業務スーパーで生春巻きの皮1パックに35枚も入っていたし、生春巻きにつけて食べる用のスイートチリも売っていた。 鎌倉に持って行った生春巻きの皮も具材もいろいろ残っていたのを思い出し、昼ごはん用に生春巻

    • 8月は仕事をセーブする、フリーランス看護師の働き方。

      8月も後半になりましたね。 今日は、「私の仕事に関しての考え方~夏休み編~」について、お話したいと思います。 7月8月と、子どもも夏休みのこの時期は、仕事は抑えめにしています。 フリーランスの看護師として、数年前から働くようになり、 看護師の仕事をしつつも、休みを取りやすくなりました。 パート仕事と、単発仕事を組み合わせることで、7月8月など、多めに長めに休みを取りたい時期は、単発仕事を入れずに調整すれば、1週間程度の休みを取ることもできるし、レジャー施設に行きたい日も、

      • いつの間にか看護師としてはセミリタイヤ状態だったことに気づいた。

        私はフリーランス看護師として生計を立てつつ、執筆活動などを行っています。 パートや夜勤の仕事を定期的に入れているのに加え、他には単発のバイトを月に何回か入れてて、毎日あちこち別の現場で働いています。 正社員で病院で働いていた頃と、働いている時間的にはそれほど差はありませんが、気持ちの余裕がまったく違います。 この働き方のおかげで、仕事の日数や時間的にはそこそこ働いているのに、疲労感や仕事へ行くことのストレスが少なく、休みの日に目いっぱい遊んでも、「あー、明日仕事だから早め

        • 看護師にとって「ラク」な仕事とは何なのか、施設やコールセンターの仕事を通して気づいたこと。

          『0円ハウス』などで有名な坂口恭平さんが「家を建てない建築家」と呼ばれたりする。 坂口さんと比較するのはおこがましいが、それでいうと、私は「看護をしない看護師」ということになるだろうか。 いや、もっと言うと「看護をしたくない」看護師。 まあ、その結果、自分の中でやりたくない仕事を削っていき、そこに偶然の要素も加わり、今のような「フリーランス看護師」という働き方になっている。 病院嫌いという、看護師として致命的な私私は看護師だけれど、看護師の仕事がキライだ。 何がキライかと

        シマエナガと生春巻き作り。

        • 8月は仕事をセーブする、フリーランス看護師の働き方。

        • いつの間にか看護師としてはセミリタイヤ状態だったことに気づいた。

        • 看護師にとって「ラク」な仕事とは何なのか、施設やコールセンターの仕事を通して気づいたこと。

        マガジン

        • シマエナガと暮らす
          22本
        • 看護師的フリーランスの働き方
          66本
        • 介護業界のホンネ・裏話
          36本
        • よく読まれた記事
          15本
        • 健康
          8本
        • わたしのkindle出版本リスト
          3本

        記事

          稲垣えみ子、大原扁理共著『シン・ファイヤー』を読んでの感想。

          稲垣えみ子さん、大原扁理さん共著の『シンファイヤー』という本を読みました。 はやりの「FIRE(経済的に自立して早期にリタイアするの訳)」について彼ら二人の独自の切り口で話された本なのですが、そのメインの話ではなく、大原さんが自分の父の介護について話されていた箇所から得た気づきについて、今日はお話したいと思います。 身体が寝たきりになる前に、心が寝たきりになる人『シン・ファイヤー』で大原さんは、自分の父親の介護をしている中で、こんなことを思ったそうだ。 この話に対して、稲

          稲垣えみ子、大原扁理共著『シン・ファイヤー』を読んでの感想。

          老後は家仕事を充実させることが健康を保つ秘訣とあらためて実感した話。

          子どもたちも夏休みに入り、さっそく東北の田舎に里帰りしています。 単純に子どもと過ごすために帰省している面もあるけれど、 親も高齢になってきたため、一応看護師の私としては、 親の状態をたまには客観的に把握しておかなくては、という思いもあり、 夏休みのこの時期、娘と二人で里帰り、 というのをルーティンにしている。 意外にも、持ちこたえている両親普段から、あちこちの高齢者施設で働いている私としては、そこに通う高齢者の人と両親を比べてみると、かなり元気な部類だと思った。 去年帰省

          老後は家仕事を充実させることが健康を保つ秘訣とあらためて実感した話。

          仕事は趣味のように、趣味は仕事として働くフリーランス看護師の働き方。

          私はフリーランスの看護師としてデイサービスや介護施設などで日替わりあちこちの職場で働いている。 忙しいこともあるけれど、病棟で正社員として働いていたときと違って、仕事の責任も重くなく、看護師としての本領を発揮する場面はほとんどないので、自分の力の半分くらいでやっている。 最近の私は、高齢者やそこで働いている人にはどんな人がいるのか、背景を取材することに注力しているので、仕事が忙しいとか、劣悪な環境だとか、そういうことはあまり気にならない。 大変なら大変なりに、取材者として

          仕事は趣味のように、趣味は仕事として働くフリーランス看護師の働き方。

          コンフォートゾーンは出ない私のフリーランス看護師的働き方

          私はフリーランスの看護師として働いている。 とはいえ、パートで週1~2回のデイサービス、別の介護施設で月4回の夜勤業務は契約社員として働きながら、残りの日は単発の仕事をちょこちょこ入れて働く。 こんなやり方で毎日別の職場を行き来している。 大変じゃないですか。 と思われるかもしれない。 たしかに、スケジュールを把握したり、普通の人が一つの業務を覚えればいいところ、いくつもの仕事の作業を覚えるのはムダと思われるかもしれない。 でも、私にとっては、そこでしか働けない、毎日同じ

          コンフォートゾーンは出ない私のフリーランス看護師的働き方

          上場して利益重視のデイサービスは正社員もパートもどっちもムリゲーな話。

          私が看護師パートで週1~2回働いているデイサービス。 最近、上場いたしまして、会社の雰囲気が急に鼻息荒く、容赦なくなってきています。 業績アップを図るため、現場スタッフへの負担ましましになってきている話を前回noteでもしました。 パートで働くドライバーさん一人で送迎させる計画車いす介助が必要な利用者さん含め、一度に利用者さん8人乗せて送迎するハイエースでの送迎を、今までは介護スタッフの添乗付きで送迎していましたが、今後はドライバーさん一人でしてもらうことになりそう。 なり

          上場して利益重視のデイサービスは正社員もパートもどっちもムリゲーな話。

          「365日生産者になる」ために私が始めた1日1メルカリやコンテンツ作りへの意識づけ

          Voicyでなにおれさんの「365日生産者になろう」という7月10日配信のラジオを聞きました。 私自身も、サラリーマン仕事は「複業・副業の一つ」にとどめ、自分仕事を日々増やしていこうとしている最中だけれど、まだまだ「毎日続ける」というところができていないなと感じていたところだったので、とてもタイムリーな内容だったのと、このラジオ放送を聞いて、私が今後の「生産者」としての意識が変わった、気づきについて今日はお話します。 できるときだけでなく、365日やることで意識を変えるま

          「365日生産者になる」ために私が始めた1日1メルカリやコンテンツ作りへの意識づけ

          介護の仕事をしていて私が目にしている「ヤングケアラー」のケースとその問題点について。

          先週のある日、それは大変な1日だった。私の中でも1,2を争う忙しさだった。 それはパート契約しているデイサービスで働いていた日の出来事。 管理者が不在なのに加え、いつものスタッフが二人休みだったからだ。 そのうちの一人Aさんは子どもの体調不良が理由だったが、 もう一人のBさんは母親が倒れたからということだった。 どうして倒れたかと言うと、Bさんの母親自身の母、 つまりBさんの祖母が認知症であり、その介護の末に倒れたのだそうだ。 Bさんは母親の代わりに祖母の介護をしなくては

          介護の仕事をしていて私が目にしている「ヤングケアラー」のケースとその問題点について。

          介護施設が上場して業績アップを重視することで利用者が不利益を被る現実について。

          パートで働いているデイサービスを運営する会社が最近、上場した。 それにともない、さまざまな「改革」が行われているらしく、 人事異動があり、これまでの管理者が降格となって飛ばされ、 その代わりにやり手の新しい若い管理者が着任した。 これからその「やり手」の管理者のもと、わがデイサービス内でも「業績アップ」のためにメスが入るらしい。 業績アップをカッコ書きにしたのには私なりの考えがある。 そもそも、介護施設で「業績アップ」ということをそこまであからさまにしてよいのか?という疑念

          介護施設が上場して業績アップを重視することで利用者が不利益を被る現実について。

          1日1メルカリで過去の自分にケリがついて貯められる体質へと変化してきた話。

          最近、また断捨離に力を入れている。 それは、「きちんとした人になりたい」という思いからだ。 つい最近、子どもの就学支援金の手続きがきちんとできていなかったことがわかった。 学校とかけあって事なきを得たが、自分の事務処理のミスのせいで、 何万円かの助成金がもらえなくなるところだった。 もうこんなミスはしたくない。 物も情報も整理してミスややり忘れがないようにしたい。 そういう思いが強くなり、書類の整理や家の不用品を片付けたりすることを始めた。 助成金が入ってこないかもしれな

          1日1メルカリで過去の自分にケリがついて貯められる体質へと変化してきた話。

          あちこちの介護現場で働きながら目撃した「歪み」が私のコンテンツとしての市場価値になると思った件について。

          私はフリーランスの看護師として日々あちこちの介護現場で働いている。 そのため、自然と様々な現場での出来事を比較することになるので、高齢者や家族の現状、また働き手には何が起きているのかなど、さまざまなケースの歪み(=問題点)を目撃することがある。 このあちこちで遭遇した介護現場の「歪み」を突くこと、歪みについて思考し、気づきを記事にしていくことが、私のオリジナルなコンテンツとなり、市場価値を生むのではないか?と思ったので、今日はその話です。 「ラクして儲けるためには歪みを

          あちこちの介護現場で働きながら目撃した「歪み」が私のコンテンツとしての市場価値になると思った件について。

          介護業界の人手不足により経験不足のスタッフが介護の現場を支えている現状について。

          介護業界では人手が不足しているのに、利用したい高齢者は増え続けているため、高齢者施設の箱ものは増え続けている。 それにともなってフリーランス看護師として私があちこちの施設を行き来する中で最近感じていることは、「施設のスタッフの介護知識の不足」だ。 これについて、今日は2つの異なる施設の事例を紹介したい。 大手企業が運営する高齢者施設で介護ができるスタッフは看護師だけ私は大手企業が経営する高齢者施設で定期的に夜勤の看護師仕事をしているが、この施設が抱える問題は介護ができるス

          介護業界の人手不足により経験不足のスタッフが介護の現場を支えている現状について。

          消費欲は高配当株投資を買うことで満たされる。

          私は2年ほど前からNISAやiDeCoで株式投資をはじめました。 慎重派なので、自分なりに勉強をして、今は全世界株へのインデックス投資をやっています。 これに関しては設定してしまえば基本的にずっと毎月自動的に積み立てられているので、とくに「株投資をやっている」という気分にはなりません。 高配当株投資がたのしい。たまたま本屋さんで手に取ったのがこちら。 高配当株という話も、増配という話も、初めて聞く話で目からうろこでした。 株投資というのは、売買利益で利益を得るものだと思っ

          消費欲は高配当株投資を買うことで満たされる。