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瞳に勇気、背中に未来 ―やがて冒険の世界に巣立つ君へ―

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おとなはかつて子どもだった。 しかし、そのことをおぼえているおとなは少ないものだ。  ――サン=テグジュペリ『星の王子さま』 ◆すべての少年少女は、やがて大人となり、社会の構成…
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記事一覧

音楽家よ! ジャンルは存在しない!

音楽家よ! ジャンルは存在しない!

ジャンルはない

初めまして。私は津本幸司という老人です。昔は音楽家をやっていました。学生の頃、ジャズ専門の大学やクラシック専門の大学を出ました。(バークリー音楽大学と東京藝術大学)そして、私自身、幼少時からプログラマーであり、文学好きの理系文系二刀流です。そして、高校生の頃はコーラス部のでテナーとピアノ伴奏をやっており、アメフト部の連中より足が速かった文化系体育系の二刀流です。今は引退しましたが

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求人業界9年目のわたしが思う楽しい仕事 #とは

求人業界9年目のわたしが思う楽しい仕事 #とは

復帰してしばらくした6月、とある会社の社長さんに取材させていただきました。
色々お話しする中で、出てきたフレーズ。

「まぁ、楽しく仕事できなきゃね」

すごく考えてしまいました。

そもそも仕事は楽しむべきか「仕事は稼ぐための手段でしかない」と考える人もいるはずです。
感情を挟まずに、ただお金を得るための手法として考えるパターンですね。
私の夫は割とこれです。

確かにそれでもいいと思います。で

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音楽家の道「らくだ→ライオン→赤ちゃん」

音楽家の道「らくだ→ライオン→赤ちゃん」

音楽家

音楽家の自分は今どの段階にいるか確認してください。

らくだ

ライオン

赤ちゃん

1.らくだ

個人的にらくだは大好きです。中学生の頃中東に住んでいてたくさんのラクダに荷物を積んでいる昔のシルクロードの景色に想いをはせていました。そして、娘が小さい頃しばしばドバイにらくだに乗りに行きました。日本では平山郁夫先生のらくだの絵が大好きです。

らくだは「生の重荷に耐える義務の精神」状態

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「座右の銘」のつくり方ー面白い仕事をつくる際の礼儀作法

「座右の銘」のつくり方ー面白い仕事をつくる際の礼儀作法

「私の座右の銘」とか「私を変えた1冊の本」という特集をメディアでたまに目にします。そういう時、そんな一言や一冊で人生が変わるほどに精神的に貧しい人生を送っていないーーという気になります、ぼくは。

ただ、これは一言や一冊が大切でないということではなく、それらが色々と織りなしたところにカラフルな人生が浮上する、ということでしょう。

古典として評価の高い本も、どこか何か所かにピンとくるフレーズがあり

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苦言、サジェッションは、期待されている証。

苦言、サジェッションは、期待されている証。

 他者からの苦言やサジェッションを受けて、それを「攻撃」と見做す人もいないではない。よって、日に日に、その苦言やサジェッションがプレッシャーとなり、他者の配慮を理解せずして固まってしまうのである。

 それは、苦言やサジェッションに対する理解不足であるだけの話。苦言やサジェッションの中で、特に苦言を発する人は、嫌われても構わず、苦言を伝えたい人物の可能性を期待しているからこその苦言なのだ。

 そ

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失敗を恐れるから、何もできない。

失敗を恐れるから、何もできない。

 個人的な話で申し訳ないが、15歳の頃ゴルフを始めたのはいいが、毎週1回練習場に一人で行って、200球ほど叩くのが日課となっていた。

 高校二年の頃だったか、父がゴルフ場に連れて行くという。当時はゴルフフィーも高く、高校生の小遣いでは払えないものだったので、父の誘いはとても嬉しかった。

 初めて足を踏み入れるゴルフ場の芝の上。少々緊張気味だったが、練習場で行ってきた自分なりの技術がどれほど通用

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起業は72時間以内に実行せよ

起業は72時間以内に実行せよ

column vol.1215

学生ベンチャーが増えているようです。

〈AERA.dot / 2024年6月2日〉

2001年に経済産業省が「大学発ベンチャー1000社計画」を掲げてから20年以上経ちましたが、その数は順調に推移しています。

同省によると、23年度の大学発ベンチャーの数は4288社にものぼるのです。

もちろん、そのほとんどが教授の皆さんが研究成果を元に立ち上げた企業なので

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就活生が初任給を上げるポイントと、採用企業に考えて欲しい「備え」

就活生が初任給を上げるポイントと、採用企業に考えて欲しい「備え」

前回のnoteでも話題にしましたが、初任給に関する見直しが進んでいます。2019年前後のように一部の高度人材に対して特別な給与を支給するのではなく、良い人材を確保するために全体的にBiz/Dev問わずに見直す流れが産まれています。

産労総合研究所によると下記のような初任給事情となっています。

就職氷河期世代からすると十分高いわけですが、前回も触れたような一部IT企業では年収にして400万円以上

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「学校を出たら、就職し、働いて、社会に貢献すべし」の呪縛

「学校を出たら、就職し、働いて、社会に貢献すべし」の呪縛

たまたまなんとなくNHK朝ドラ「虎に翼」のあらすじページを見ていたんです。(申し訳ないことにドラマ自体は見てないですが)

そこでこんな表現が出ていました。

「女性が家庭に押し込められる社会の空気」を嫌ったテイストがありありと出ている、朝ドラらしい箇所だなと思います。

江草もわりとリベラル寄りなので、ほんとそういう保守的な考えには納得できないタイプです。

(以前、試しにやってみた江草の政治思

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新入社員の採用内定には「オヤカク」は必要と言うのが人事の常識らしい!人生劇場に「ヒシャカク」は必須でも、「オヤカク」は人生選択劇場には必要ない!

新入社員の採用内定には「オヤカク」は必要と言うのが人事の常識らしい!人生劇場に「ヒシャカク」は必須でも、「オヤカク」は人生選択劇場には必要ない!

こんにちは、DJムッチーです。
最近の新卒採用人事では、親の意見で内定辞退する学生が増えているというレポートが発表されました。内定辞退を食い止めるために、人事は「オヤカク(親に確認)」をする必要があるらしいです。
大学が成績表を親に送り付ける時代なので、さもありなんと思うけど就職活動にまで親が出てくるとは、この国の親はどこまで子供につきまとうのでしょうね。先が思いやられますね・・・
僕らの世代の親

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日本の危機!!「管理職になりたくない人が増加」〜その未来を考える〜

日本の危機!!「管理職になりたくない人が増加」〜その未来を考える〜

72.0%なんの数字だと思いますか?

一般職の人が管理職になりたいくないと思っている割合です。
(調査機関:株式会社識学、「管理職に関する調査」、2023年1月)

この数字を見て何を考えますか?

僕は単純にヤバいなって思いました。これは社会的な問題です。

なぜか?

日本における影響が3つあるからです。

管理職になりたくない人が増加!日本における3つの影響1.リーダーシップ不足

管理職

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社会人になる前にやっておくべきことは?経営者として感じる視野を広げることの価値。

社会人になる前にやっておくべきことは?経営者として感じる視野を広げることの価値。

みなさんこんにちは。
久保佑輔です!

3月は卒業式の時期ですね!4月から新社会人の方もいれば、転勤や転職をして、新しい環境でチャレンジする人もいるかもしれません。

僕は2015年3月に大学を卒業したので、今年で社会人9年目になります。
社会人1年目の3月から経営者としての道を志し、いろんな努力をしてきました。

先日、友人の後輩の大学4年生の方から「学生のうちにやっておいたらいいことはあります

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「なんで、ふつうにできないの?」そう浴びせられてきた人たちへ。

「なんで、ふつうにできないの?」そう浴びせられてきた人たちへ。


「なんで、ふつうにできないの?」

という言葉を、何度人生で浴びせられただろう。何度頭のなかで反芻しただろう。母の説教を、クライアントの怒号を、右から左に聞き流しながら、「そんなの、わたしが1番知りたいんだが〜!」と憤っていた。

「ふつう」って何やねん。どうしたらそこに到達できるのよ。散々悩んで、試行錯誤した挙句、とうとうわたしは「ふつう」になれず、会社を辞めて、フリーランスのライターとして働

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子どもに出会う機会がない若者(大人)たち

大学院生を食事に招いたところ、女子学生二人とも赤ちゃんを抱いたことがないという。当時赤ちゃんだった息子を抱いてもらった。おそるおそる。毎日食事に招いて、そのたびに赤ちゃんと触れ合うことになり。あるときふと、「実は子どもが苦手だったんです、どうすればよいのかわからなくて」と。

親類にも小さな子はおらず、子どもと出会う機会はなかったという。で、子どもという存在の得体が知れないので、どうすればよいかわ

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