誰もが、自分にとって都合の良い面しか見ていない。そして、自分にとって都合が悪いことは、都合が良くなるように曲解する。それは自然に行われているので、自分の受け止め方や思考や判断に間違いがある可能性に気付かない。自分の正義が走りそうになった時ほど、そのはやる心を抑えなければならない。
(続き)「吉田調書」とは、福島第一所長の吉田昌郎さんが、政府事故調の聞き取り調査で証言した内容であり、朝日新聞社記者は、非公開のその内容を入手し、勝手に曲解し、「社員の大部分は所長の指示に反し、福島第二に向かった」と報じたが、突然の出来事でなく、大型バスは、前日、予約されていた。