サラダのきもち 岩佐光・一美

夫婦でオーガニックレストラン「サラダのきもち」をやっています。(現在店舗は休業中、販売…

サラダのきもち 岩佐光・一美

夫婦でオーガニックレストラン「サラダのきもち」をやっています。(現在店舗は休業中、販売のみやっています) 料理教室もやっており、noteでの教室開催も、計画中。 夫 光 は、渋沢栄一 の玄孫。「虎に翼」穂高重親 モデル 穂積重遠 の孫。 三重県在住

マガジン

  • 虎に翼 渋沢栄一 不出来な玄孫

    NHK朝ドラ「虎に翼」が始まりました。 「穂高重親」なるクサい名前で登場した法学者 穂積重遠 は、私の祖父に当たります。 重遠は、私が生まれて直に亡くなっており、記憶にはありません。病床のベッドの上で、あやしてくれた と聞いているだけです。 重遠は、渋沢栄一の孫で、私は玄孫です。 しばらくは、朝ドラを観ながら 感じる事、想うことを、書いてみようと思います。      ちなみに、私も、1950年生まれの 五黄の虎です。   岩佐 光

  • 読書メモ

    図書館で選び出し 気の向くままに読み進める本に思う事を、取り留めなく 書き並べてみよう、と思います。  岩佐光

最近の記事

虎に翼22話(一美)

寅子は 事件の流れを きちんと理解していく為に 学友の手も借りて調書内容の 検証を続けた。 できる事は 調書の事実確認 寅子はつぶやく (私にしかできないこと…って なんだろう) 行き詰まっている中 寅子は 叫んだ! 「優三さん みつけました! 私にしかできないこと !!」 その後 直言の部屋に向かう家族一同 ガラリと戸を開けて はる「今から家族裁判やります」 直言「はぁ…?」 寅子「お父さん 『やった』というなら それを証明してください」 寅子「調書の証

    • 虎に翼22話(重遠の孫)

      私にしか出来ない事   調書の筆写?   足取り調査? はるに出来る事 直道に籍を抜かせる? 他意なくはるが30年つけてきた 毎日の日記が、 真実を暴く。 自白すれば、 「皆が解放される... あとは我々 下々が... 家族を更に辛い目に...」 (強いられた)【過誤(あやまち)】を正当化(合理化)するのは 誰?なに? 自白は全て嘘だ、 でも、罪は全て受け入れる。 裁判でもやったと証言する それが真実なら、 我々の進む路は決まった。 私は依頼人の無罪を主張

      • 虎に翼21話(一美)

        穂高教授「私に やらせてくれないか 猪爪直言君の弁護人を。一緒に 直言君を救けようじゃないか」 私:グッときて…涙 4か月を過ぎて 保釈された 直言を 猪爪家の家族全員で 出迎える 「おかえりなさい」 妻 はる(優しい声で) 「あなた おかえりなさい」 私:ここでも…涙 ………… 後日 寅子「先生 父は本当に罪を犯したんでしょうか?」 穂高「どうも 直言君の態度はスッキリしない。 だが、罪を自白している。 私が何を聞いても 『私がやりました』の一点張り。 本人が罪を認め

        • 虎に翼21話(重遠の孫)

          学生の本分 弁護士の本分 家族の本分 花岡vs優三 「お兄さん!」「いえ、ただの書生です」 花岡に、上から目線の寅子 心の、魑魅魍魎につけ込む検事 自閉する直言 スッキリしない、本人が認めている以上無罪を争う事は出来ない。 キミ(家族)にしか出来ない事がある。 信じない 夢見ないで、 希望を捨てない 弁護士のこころ 信じる 家族のこころ         光

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        • 虎に翼 渋沢栄一 不出来な玄孫
          39本
        • 読書メモ
          2本
        • 夫婦研究
          3本

        記事

          虎に翼 番外編2(重遠の孫)

          明治大学女子部は、昭和4年、松本重敏、穂積重遠の提案により開設された。 開校式挨拶で、重遠はこう述べている。 「民法といふ法律は殊に婦人に重大なる関係のある問題で、家庭に密接な影響を及ぼす法律である。その法律を審議するのに男子だけでやってよいものか・・・」 「良い弁護士を造る為、婦人代議士を造るためといふこともあり得るでありませう。併し私はさういう外の目的に余り重きを置かないで、婦人が法律を勉強されるといふその事がこの明治大学女子部の目的である(と考えたい)」 そして、 昭和

          虎に翼 番外編2(重遠の孫)

          虎に翼20話(一美)

          父 直言が贈賄の容疑で拘留。検察が猪爪家に家宅捜索に… 書生 優三「寅ちゃん 悔しがるのは後回しだ。 一つ救いなのは 僕らが法律を学んでいる事だ。強みを最大限に生かして この場を乗り切ること…」 *以前、優三さんが言ってましたね 「法律って 自分でみつけるもの 自分なりの解釈を得ていくもの」 って… ノイズに惑わされる事なく 検証する 大汚職事件 共亜事件 (実際には) =『帝人』の株式売買を巡る贈収賄疑獄事件 不況で喘ぐ国民たちは、 私腹を肥やす ブルジョワ層、政

          虎に翼20話(重遠の孫)

          揺れる寅子 頼もしく、 思いに振り回されない優三 「悔しがるのは後回し」 「今ある強みで」 (過敏性腸症候群はどうして?) しっかり者はる 「涜職(とくしょく)に手を染める」? 触らぬ神に祟り無しの大庭ほか一同 腹を括るはる 寅子は父に習ってスクラップ 「法律を学ぶ我々は、何事にも影響されず物事を判断しなくてはならない。その為にも、我々は学び続けなければならない」(穂高) 猪爪家に乗り込んだ花岡と穂高は? 「水中に月影を掬(きく)するが如し」に至るまで 3

          虎に翼19話(一美)

          本当の自分 花岡が退院する日 轟は 花岡に 「虚勢を張って どうする!」 続けて 轟「男の美徳と思っていた 強さ、優しさ、 男らしさ と思っていたものは、そもそも男とは無縁のものだったのかもしれんが…」 轟「上京してからの花岡は 日に日に 男っぷりが下がっていくばかりだ」 退院した花岡は 大場梅子に謝罪します 花岡「(俺は)こんな人間になる筈じゃなかったのに… 仲間にナメられたくなくて、 わざと女性を"ぞんざいに扱ったり" 帝大生に 引け目を感じたり… (本科で学

          虎に翼19話(重遠の孫)

          思いは口に出すのがいい⁇? 魑魅魍魎(ちみもうりょう)は伝染する たまが口を開く 【赦すこと】は美徳?勘違い? 「思ってもない事を宣(のたま)うな! 虚勢を張ってどうする?」 轟は、【どこで】覚醒した⁉️ 「自分でも信じられないが、あの人達が好きになってしまった。 あの人たちは漢(おとこ)だ!...」 梅子の母性 花岡の心の闇 自己嫌悪、自己否定 「どの自分も嫌いで...」 心の中の魑魅魍魎を、 「どれも貴方ョ」と認めて、 自分と自覚し、 可愛いがってやれば・・・

          虎に翼18話(一美)

          梅子「私ね 良き妻 良き母 になる自信があった」 *うんうん 社会的役割は果たしていた って いうことね で、"個"としての 大場梅子さんは どこに 居るの? どう 生きたの? 梅子「嫁の鑑だ と言われて… その頃から 夫が家に帰らなくなったけど… 私には子どもがいる 子どもたちが立派に育てばいい バチが当たった…」 * そうか そうか 自分の扱いが 長男に現れたのね ずいぶん自分の本心に目を背けてきましたもの…ね 梅子「夫と離婚するために 私は“法“を

          虎に翼17話(一美)

          「ここからは 大場君に講義をお願いしようと思う」と穂高教授。 腰が痛いから と言いつつ 教室を出た途端に スタスタ歩く 穂高に アレ〜〜どしたの? *(穂高は 夫の母方のおじいちゃん穂積重遠がモデルなので…) はて… 穂高には 一体どんな意図が… 判例から 大場先生「結婚前の婦女にとって 容姿というものは何より大事で…」 寅子「はて…容姿が何より大事で というのは賛同しかねます」 寅子の意見に 大場先生「君たちのように 利発で容姿端麗 かつ素晴らしい ご婦人には、該

          虎に翼18話(重遠の孫)

          「何なんだ?この人は?」 擬【態】には多分 自覚が、必ずある 訳では無い。 自覚なき自動反応を操っているのは何? 魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)する中にも、慣習や真心も顔を出す。 「人格」の振幅は大きい。 作った理屈は何処へゆく? 優位に立ちたい男 負けたくない女 理屈のもとから顔を出す「本音」 「特別扱い」の傲慢。 「私ね、自信があった 闘うことから逃げていたら、バチが当たった 長男は、夫そのものだった」 【夫そのもの】の長男を造ったのは何(

          虎に翼17話(重遠の孫)

          擬【態】(ふり). して見せることの裏側 「やめてください。 専門家なんて」 謙遜も【態】(装い) 「普段は大人しい」【態】(様子)の闘犬ポチ=はな ケガの慰謝料の基準も【態】? 「美人」「容姿」という【態】(見た目) 「うちの家内なら300円」と謙遜して見せる大庭の自信と、卑下と、蔑視。 「特別です」の差別。 「噂以上の優秀さ」 相手を持ち上げてみせる自尊心。 「私を使うのよ。潤滑油に」と 庇う ふり で、何を繕う? 「私が奢るわ」の意味する処。 帝大

          虎に翼16話(一美)

          男子学生の轟は 「男と女が 分かり合える筈は ないだろ !! 人類の歴史を見れば ・男が 前に立ち 国を築き ・女は 家庭を守る」 一般社会通念的には そう言われていたのでしょう しかし 男にも本音は あります 父 直言の 寅子への想いの中に その本音は現れています。 直言「父さんも学生の頃(ハイキングに) 行ったなぁ  同級生も そこで結婚相手みつけたりして…」 寅子「私たちのは そんな不順なものではありません」 父「不順でも何でも 父さん 寅が幸せなら 何で

          虎に翼16話(重遠の孫)

          はるの助言をつっぱねる寅子に、 翼ではなく つの が少し。 轟とよねは同類? 観察者 たま 盗み読み? 酔っ払い直言の示す、 不文律の 男女関係の機微? 純粋でも、不純でも 梅子さんは?         光

          虎に翼15話(一美)

          兄嫁 花江は 「私は 皆さんの言う "闘わない女" の側 それが 辛くて… 寅ちゃん達みたいに 優秀で、強い人には 私の辛さ 寂しさが わかりっこないのよ!」 よね 「辛くない人間なんていない!(花江は) わかってないから 甘えて、泣いて、弱音を吐くが ここに居るみんなは 弱音なんて吐かないだろ!」 この やりとりを聞いてた 寅子 「はて……みんな 辛いなら 私は むしろ 弱音 吐くべきだ と思う。 弱音 吐く 自分を… その人を… そのまま受け入れることの できる弁