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新一万円札発行記念アフタヌーンティー

今日(7月21日)は、三重県亀山市の「サラダのきもち料理教室」で、「新一万円札発行記念 持ち寄りアフタヌーンティー」でした。

参加者の声
「今日は渋沢栄一さんが1万円の顔になったお祝いです。
お腹いっぱいになりました。
カツサンド、ローストビーフサンド、温泉たまごにきゅうりのドレッシングはとってもおしゃれです
そして美味しかったです!
冷製コーンスープ、トマトのスープもみんな手作り
クレープは食べきれずにお持ち帰りしました。
ごちそうさまでした」

渋沢栄一は、1867年(慶応3年)徳川昭武に随行してフランスに向かった。
(渋沢秀雄著「渋沢栄一」より)
「船中の食事その他の模様を書いた、栄一の日記がある。文字をやさしく直して抄録してみよう。
『郵船中にて諸賄方(まかないかた)の取扱、きわめて鄭重(ていちょう)なり。およそ毎朝七時ごろ、乗客の洗面のすみしころ、ターブルにて茶を飲ましむ。茶中かならず白砂糖を和し、パン菓子をいだす。(中略)ブール(バターのフランス語)という牛の乳の凝(こ)りたるをパンへぬりて食せしむ。味はなはだ美なり。(中略)食後カッフェー(コーヒーのフランス語)という豆を煎じたる湯をいだす。砂糖牛乳を和してこれを飲む。すこぶる胸中をさわやかにす。』
一行は生れてはじめて洋食を食べ、洋風の生活をした次第である。栄一はそれをケギライせずに、バターは『美味なり』コーヒーは『胸中をさわやかにす』とホメている」(p.49)

栄一の、食への好奇心の幾許(いくばく)かを、私は貰っている様だ。
     栄一の玄孫 岩佐光

追記
温泉卵に添えた きゅうりのドレッシング お勧めです。少々癖はありますが、使い方次第と思います。色見が良かろうと、思いつきで作ってみました。油なしで出汁、醤油(?)を使うと、より和風になると思います。
材料:きゅうり、食用油50g酢20g、塩3g(寒麹、塩麹)くらい
作り方:ミキサーにかける。

温泉卵は68度30分くらい。低温調理器を使うと簡単です。

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