ノスタルジック京都: キムチとお好み焼き
私が中学3年で京都の学校に転校した時、最初に声をかけてくれたのはたけやんという女の子でした。口数が少なく目立たない子で、友だちもあまりいないようでした。たけやんは私にとても親切にしてくれました。教室を移動するときはいつもいっしょに行ってくれましたし、困っていることがないかとたびたび聞いてくれました。私は彼女と仲良くなり一緒に過ごすことが多くなりました。お弁当もいっしょに食べました。彼女のお弁当にはいつも私が見たことのない食べ物が入っていました。「それ何?」と聞くと耳にしたこと