大場さやか

こっそり物を書いています

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    主に石川県金沢市での、演劇・ダンスの観劇記録です。

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    hoshiboshiメンバーの記事をまとめています。星々に住む人々のあれこれ。 https://hoshi-boshi.jimdofree.com

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どうでもいいことを

Xなどのつぶやきに、 「にゃーん」 とか、そういった特に意味のない言葉だけ書いて投稿することができない。なぜかといえば、意味のない言葉を発してもいいのだろうかと思う気持ちがあるから、と言えるが、それは、意味のない言葉を発している私のことを見た人はどう思うだろう、意味のないつぶやきをして変な人だと思うかもしれない、などと考えるからであって、つまるところ自意識過剰なのだ。 他人が、 「にゃーん」 とだけつぶやいていても、私は何も思わない。思ったとしても、この人は今「にゃーん」と

    • ちゃんとしなきゃと思うほど、ちゃんとできない。そもそも「ちゃんと」ってどういうことだ。検索してみたところ、「丁度(ちょうど)」が語源である説がいくつか見られた。ちょうど(いい感じに)しなきゃ、ということか。ちょうどいい感じに合わせることは難しい。よって、簡単にはちゃんとできない。

      • (感想)優しさは流れ続けている

        (以下、筆者Xより転記) 映画『違国日記』鑑賞。原作未読なので多分、と付けるが、原作の大事な要素をきちんとすくい上げて再構築されているのだろうと思った。どういうことになっているのだ、と思う部分もあるのだけど、そこに時間をかけないで、他の場面に使ったこの形でいいのではないかと。 高校生の朝の生活にはキラキラしたところもあり、眩しさもあるのだけど、そう思えるのは、キラキラの元というか、その背後にぼんやりとした優しい大きな灯りのようなものがあるからなのではないだろうか。そこにあ

        • (劇評)本物を定義することは難しいが

          劇団ドリームチョップ「プロゲキ!ドリームチョップLIVE」プロゲキ!6・16『Authentic(オーセンティック)』の劇評です。 2024年6月16日(日)14:00 DOUBLE金沢 2023年4月から始まった、演劇初心者にも観やすい短編演劇を複数上演する『プロゲキ!』も2年目を迎えた。本日の『Authentic』は2年目の2回目の公演である。Authenticは、「本物の、真正の、正統な」といった意味を持つ。このタイトルに、『プロゲキ!』プロデューサー井口時次郎が込め

        どうでもいいことを

        • ちゃんとしなきゃと思うほど、ちゃんとできない。そもそも「ちゃんと」ってどういうことだ。検索してみたところ、「丁度(ちょうど)」が語源である説がいくつか見られた。ちょうど(いい感じに)しなきゃ、ということか。ちょうどいい感じに合わせることは難しい。よって、簡単にはちゃんとできない。

        • (感想)優しさは流れ続けている

        • (劇評)本物を定義することは難しいが

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          今日投稿すれば800日連続!すごすぎ!

          記事の投稿欄にタイトルのような文言があった。 確かに。800日連続はすごいと言っていいだろう。 ……というようなことをちょっと前に書いたようなと思ったら、777日連続投稿達成の日が2024年5月26日だった。23日しかたっていないではないか。きりのよい数字と共に、ぞろ目も好きなので、そんな日には記念に記事を書いているのだが、そうすると次の記念日は888日である。それはいい。88日も間が空く。しかし、888日の次は900日だろう。12日しか空かない。そして999日までは99日

          今日投稿すれば800日連続!すごすぎ!

          (感想)物を作る人々へのエール

          (以下、筆者Xより転記) 映画『数分間のエールを』鑑賞。物を作っている人なら「そうそう」と思ってしまうだろう作品。ミュージックビデオに魅了され、自分でも作るようになった高校生の彼方。街角でギターを弾きながら歌っていた女性の歌に衝撃を受け、その歌のMVを作りたいと思う。偶然にも彼女と再会しMV制作を始める。 制作中、アイデアが膨らんで広がって連鎖して別のアイデアも浮かんで、もう何でもできそうな気すらする「無敵」の状態、クリエイターならば体験しているはず。見ていてわくわくさせ

          (感想)物を作る人々へのエール

          趣味と修行の境界線

          私はときどき、修行をしてしまうことがある。 例えば、家が仏教なので「夏の仏教公開講座」に頑張って通った。秋に開催されていた「劇評講座」は、ちょっと日程や体力的に無理目の年もあったが、ほぼ通った。どちらも決して嫌いなことではない。むしろ興味を持っているので、どちらかというと好き、といえることなのだ。それでも「これは修行だ」と思わないと行けない時があるので、純粋な趣味とはちょっと違っているのだろう。 基本性質として怠惰で愚鈍な割に、私には成長欲求がある。いや、自分が怠惰で愚鈍

          趣味と修行の境界線

          このつぶやき投稿欄を、ただ「つぶやき」として使ってみたい。この欄が140字入力できる上に、文字数をちゃんとカウントしてくれるため、私はこの欄で「140字小説」を書いてしまうのだ。それをやめてみたい。140字小説を書かずに、つぶやきを残したとして、別に何が変わるわけではないのだが。

          このつぶやき投稿欄を、ただ「つぶやき」として使ってみたい。この欄が140字入力できる上に、文字数をちゃんとカウントしてくれるため、私はこの欄で「140字小説」を書いてしまうのだ。それをやめてみたい。140字小説を書かずに、つぶやきを残したとして、別に何が変わるわけではないのだが。

          ぼんやりしているうちに今日が終わっていく。何もしていなかったわけではない。仕事をしたり、食事をしたり、用事をしたりしていた。なのに全体としてぼんやりした印象の今日だ。はっきりした出来事など、頻繁に起きるものでもないのだろう。こうやってぼんやりしているうちに多分、何もかもが終わる。

          ぼんやりしているうちに今日が終わっていく。何もしていなかったわけではない。仕事をしたり、食事をしたり、用事をしたりしていた。なのに全体としてぼんやりした印象の今日だ。はっきりした出来事など、頻繁に起きるものでもないのだろう。こうやってぼんやりしているうちに多分、何もかもが終わる。

          明らかに不健康

          健康診査の予約をしていたのに、検便を提出できなかった。そして、当日の水分量が足りず、尿検査もできなかった。検査が二つ実施できなかった。 と書いただけで、健診を受けるまでもなく不健康ではないか。わかっている。わかっているのだ。だが体調を改善させることほど難しいことはない。こうすればこうなるという体の仕組みは未だ不明瞭な部分が多く、しかも、常識とされていた健康法は、時代と共にがらりと変わっていたりする。 どうすれば効果が出るのかよくわからない、そんな状況下で、「とりあえず4k

          明らかに不健康

          髪を整える「だけ」じゃない

          ヘアサロンに行って、髪を整えてもらってきた。具体的には後髪を揃え、前髪を短く切り、ヘアマニキュアで染め、トリートメントをしてもらった。仕上げにブローをしてもらい、スプレーを吹いてもらって、髪はつやつやである。 自画自賛しているが、それができる髪にしてくれたのはスタイリストさんだ。この方の技術なしには髪は綺麗にならない。ありがたいことである。 技術が高いだけあって、料金も安くはない。あまり働いていない私が気軽に払える金額ではない。髪を整えるだけなのに、私がそこまで贅沢をして

          髪を整える「だけ」じゃない

          外でパソコンを開けない人間

          私はどちらかといえば後者だ。明確にパソコンを開いても問題ないとされている場所、例えばコワーキングスペースなどでならえいやと開いてしまえばいける。しかし、カフェは無理だ。特に混雑時は、飲食を終えたらすぐ出なくてはならないとプレッシャーがかかる。そういう時は本当に飲食以外何もできない。本も読めない。 基本的に混雑した場所が苦手なので長居できないという事情はある。では空いているカフェならどうかというと、これも無理なのだ。ここで無理な理由は、私が自意識過剰だからである。 私はキー

          外でパソコンを開けない人間

          (感想)みえないものをたちあげる

          (以下、筆者Xより転記) チロルマーケットによる、金沢海みらい図書館朗読会『みえるとか見えないとか』観賞(でいいのかな。拝聴?)。死と近づいた人々の物語が5編、朗読された。原作は阿刀田高、唯川恵、浅田次郎、江國香織、萩原浩。聴くだけで想像する朗読だからこそ、このテーマが合っているように思えた。 朗読にもいろいろなスタイルがあるのだろうと思うが、私には演劇的演出がなされた作品が、情景をイメージしやすく思えた。見えないはずのものを感じ取らせてくれる時間だった。 (以下、追記

          (感想)みえないものをたちあげる

          (感想)思いを表現する勇気

          (以下、筆者Xより転記) 姫川あゆり企画『世知辛い』観賞。主人公は通信制高校に通いながら活動する金沢の売れっ子女優。という設定が、脚本・演出の姫川本人を彷彿とさせるため、語られていく主人公の状況が、事実なのかどうかと困惑してしまう。そう観客に体感させようとしたのなら、相当難易度の高い演出を行っている。 主人公マレンの設定に事実が含まれているのか、全くの作り事なのかはわからない。ただ、縁者達から並々ならぬ切実さが感じられた。そこにあった物語は強く主張するものだった。 私の

          (感想)思いを表現する勇気

          (感想)自分の命、人の命

          (以下、筆者Xより転記) Theater I-O『命を弄ぶ男ふたり』(原作:岸田國士)観賞。自らの命を絶とうと線路際を訪れて出会った男二人の会話劇。会場は古いビルの地下。薄暗い空間で、二人の命の行方についての対話を間近に、濃密に感じ取った。 眼鏡をかけた男(岡谷陽光)は、誤解によって愛する恋人の心を病ませ、彼女を失う。繃帯をした男(西村優太朗)は、実験の失敗で顔に傷を負う。許婚は気にしないと言うが男はその気持ちがわからない。自分が大事な存在を失いかける時に、自分の存在も揺

          (感想)自分の命、人の命

          【教えて】検索の方法【ください】

          なんだか2ちゃんねるみたいなタイトルの付け方になったが、といってもそれがなんのことだかよくわからない方のほうが多いのかもしれない。それはいいとして。 教えていただけると助かるのは「自分の記事の中から、特定のハッシュタグがついた記事を検索する方法」だ。 これが「自分の記事の中から、特定の単語が含まれた記事を検索する」ならできる。自分のクリエイターページにある検索窓で検索するときに選べる。 そろそろ短歌の数が増えてきたかなと思って、検索をしてみた。しかし上記の検索方法では、

          【教えて】検索の方法【ください】