記事一覧
水木しげるさん「戦争惨禍 ノートは語る」を読んで。【感想】
10月1日の東京新聞朝刊に、水木しげるさんの遺品が発見されたという記事がありました。「戦争惨禍 ノートは語る」と題する記事で、戦争漫画「総員玉砕せよ!」で、水木さんが構想を書き留めたノートが見つかったというのです。
記事を読むと、水木さんの作品に対する意気込みが伝わってきます。戦争の悲惨さを記録として残さなければならないという強い覚悟を感じます。
水木さんの言葉を引用します。
「人間
油壺マリンパークのお土産
油壺マリンパークは、売店で売られているグッズも、とてもよかったです。水族館の生き物と関係があるグッズが、ありました。
水族館の生き物が大切に飼育されていることが伝わってきました。温かみにあふれた親しみを感じる水族館でした。
昨日で閉館したのが、信じられないです。
オオジロザメの歯は、油壺マリンパークで飼育しているオオジロザメから抜け落ちた本物のサメの歯です。ペンギンの羽も、本物です。
油壺マリンパーク、大好きでした。本当に、ありがとうございました。
本日、油壺マリンパークが閉館しました。
今は、あまりにショックで、言葉が出てきません。泣きそうです。
今まで、本当にありがとうございました。決して忘れません。
(↓今年の7月に撮影した写真の数々です。)
イノベーションを起こすための手法とは何か?『トヨタの問題解決』【感想】
本書には、経験や勘に頼らないで、根本的に問題を解決する方法が書かれています。それが、そのままトヨタのイノベーションの基盤になっているというのです。
その「問題解決の8ステップ」のプロセスが、本書に具体的に書かれています。「問題解決の8つのステップの中で、客観的なデータや数字などにもとづいて論理的に思考や分析をすることによって、勘や経験による思い込みを排除し、効率的に問題を解決することができる
『折れない心の育て方 逆風でも、前へ前へ!』「過去に囚われて、未来を失うな!」を読んで。【感想】
月刊『PHP』2021年10月号の特集は、「折れない心の育て方 逆風でも、前へ前へ!」というものです。その特集の中に、「過去に囚われて、未来を失うな!」という大変力強い題名の記事がありました。
筆者は、加藤諦三早稲田大学名誉教授で、ラジオで長年「テレフォン人生相談」をお続けになられています。なんと、そこにかかってくる電話の悩み相談は、半世紀もの間、本質的に変わっていないというのです。さらに筆
旅について考える。【感想】村上春樹『ラオスにいったい何があるというんですか?』紀行文集
この本は、村上春樹さんにしか体験できないことが、まるで宝物ものように随所に散りばめられた本だと感じました。
村上春樹さんには、世界中のさまざまな所に、村上さんと縁のある場所がある。村上さんが、世界の、いろいろな場所に行くと、そこには、村上さんの来訪を喜んで迎え入れる人たちがいる。
素直に、これは、すごいことだと思いました。
他の人が、これと同じような体験をすることは、なかなかできない