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古都の北をめぐらむ

皆様、いかがおすごしでしたか? 筆者は先日、晩秋の京都北部をちょいと巡ってまいりました\(^♡^)/ 一番の目的は、伊根の舟屋!今まで写真や映像でしか見たことがなく、一度実際に船舶用海上ガレージを目の当たりにしたいと思っていたのです。で、それなら同じ方面の天橋立も…というわけで、そのあたりを旅することに。 天橋立も結構前に行ったっきり、しかもその時は確か、傘松公園のほうから横一文字の“昇龍観”を見たんじゃないかな。どこから眺望するかによって、景観が変わるんですよね。今回は天

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旅ブックスMAGAZINE|11月記事まとめ

11月に公開した記事を紹介します。 11月1日(月) 「全国最中図鑑」14 塩もなか(長野県大鹿村) 南アルプスの雄大な自然に包まれた人口1,100人ほどの小さな村、大鹿村。 映画『大鹿村騒動記』で一躍有名になったこの村には、ここでしか味わえない名物もなかがある。 11月4日(木) 【日本全国写真紀行】16 鳥取県岩美郡岩美町網代 山陰地方の古い漁村の風情が今も残る漁師町 11月8日(月) 『ふるさと再発見の旅』シリーズのご紹介 各地に残る美しい日本の原風景と、その地で

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「ロサンゼルスのバス停 #2」

1935年に完成したグリフィス天文台は、ロサンゼルスでも随一の観光名所だ。アールデコ調の建築は静かに佇み、年間多くの観光客が訪れる。広々と見渡せるLAの街並みにスマホを構えずにいられない。実際にピースなどをして撮った写真がパソコンのどこかに眠っている。 僕とターニャを乗せたバスは建物前にとまり、他の乗客と共にドドッと吐き出した。 「どうする?一緒にまわる?」彼女はリュックを背負い直しながら言った。 そうだな。数分話しただけだが、特別怪しい雰囲気もないし(元来心配性の日本

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東京観光

 「恋人の本性を知りたければ一緒に旅をするのがよい」とよく聞くが、その通りだと思う。  大学二年の一月二日。当時付き合っていた恋人と夜行バスに乗り、東京に向かっていた。関東出身の彼が東京を案内するから、と計画してくれた旅行だった。  早朝の新宿に着き、軽く朝ごはんを食べた。その日は雲ひとつ無い快晴で、スカイツリーに登ろうという話になった。小学六年生の時に修学旅行で東京を訪れて以降、関東に来ていなかった私はスカイツリーを登るのはもちろん、実物を見るのも初めてで「あの高さに生身

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「ロサンゼルスのバス停 #1」

2018年夏のアメリカ滞在の紀行文。 初めて訪れたアメリカで見た景色、出会った人や心に残った出来事について少しずつ書いていきます。 2018年8月初旬 ロサンゼルス滞在も1週間が過ぎ、観光地であるグリフィス天文台でもいこうかと、バス停に座っていた。その場所にものすごく興味があったわけではないが、スタンプラリーのようなものだ。旅先で時には参加したくなる恒例の儀式。 今は1ヶ月間のアメリカ旅行中。できるだけ予算はかけず、現地に暮らしているような生活を疑似体験しようと思いやっ

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鎌倉ほのぼの散歩 二十番「千手院」/十七番「補陀洛寺」/十六番「九品寺」

前回「蓮乗院」からの続きです。2019年残暑の某日。空ちゃんと私は鎌倉材木座方面におります。材木座、というのは、由比ヶ浜に続いている海に面した地域です。かつて鎌倉後期から室町時代に、材木商人の「座」が作られていたことから、この名前になったそうです。さて、現在の地点、光明寺と蓮乗院。そこを出て、これから千手院、補陀洛寺、九品寺、向福寺、来迎寺を目指すところです。  千手院も、光明寺の分院になります。蓮乗院は、光明寺の境内右手にありましたが、千手院は光明寺の山門を出て左手すぐ。

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香港でのこと #1

1. 香港に行きたい!観光ビザで台湾に入境すると、滞在可能期間が3か月と定められてる。台湾で働いていたときは観光ビザで出入りしていたため、滞在3か月目を迎える前に日本帰国をして、1か月ほど東京の業務を終わらせてから、台湾に帰るというのがルーティンになっていた。台湾生活をする中で、出会った香港人シルバージュエリーデザイナーのロンとの交流を通して香港への興味が出てきたころだ。私はどうしても香港に行ってみたかったが、当時香港出張をする業務もなし、経費で行けることはできなかった。そこ

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言葉の宝箱 0028【忘れるというのも大事なことなんです】

『辺境・近境』村上春樹(新潮文庫2000/6/1) 久しぶりにリュックを肩にかけた。 「うん、これだよ、この感じなんだ」 めざすはモンゴル草原、北米横断、砂埃舞うメキシコの町。 NY郊外の超豪華コッテージに圧倒され、 無人島のからす島では虫の大群の大襲撃。 旅の最後は震災に見舞われた故郷神戸。 写真のエイゾー君と讃岐のディープなうどん紀行には 安西水丸画伯も飛び入り。 8篇の紀行文集『イースト・ハンプトン:作家たちの静かな聖地』 『無人島・からす島の秘密』『メキシコ大旅

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【あおもり紀行】 02.弘前公園で出会った高校生からの贈り物

弘前公園か・・・実は弘前公園が紅葉の名所だと知らなかった私。 友人から弘前公園が紅葉の名所だと聞いて、「えっ、そうなのか」と。 「弘前城菊と紅葉まつり」を開催しているのを知ってはいたけれども、菊人形のイメージが強くて紅葉の名所だとは思っていなかった。 紅葉といえば八甲田。 そんな山のイメージが強くて、庭園という人工的な紅葉スポットを無意識のうちに避けていたようだ。 (記事を書きながら) 庭園だったら、猿賀の盛美園もいい紅葉スポットかもしれないな・・・ グーグルで画像検索

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宮沢賢治と花巻の夜

日本文学を専攻していた大学生の頃、宮沢賢治の生誕100年という節目を迎えた。私の学部ではこれに合わせ、賢治にちなんだ講義がいくつか組まれた。学問の世界にも流行ってあるのだなあ、今年はさながら「賢治祭り」だなと妙なところに感心しながら、私も賢治関連の講義をとった。 学年末には「グスコーブドリの伝記」という作品を題材に小論文を書いた。飢饉で両親を亡くした主人公が、成長して火山を調査する技師となり、最後はみずからを犠牲にして噴火を止め、村を救う、という物語だ。 この作品には、草

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