退屈の壊し方

退屈な世界を無理やり楽しむためのWEBマガジン。編集者、ライター、脚本家のユニットで運…

退屈の壊し方

退屈な世界を無理やり楽しむためのWEBマガジン。編集者、ライター、脚本家のユニットで運営。 オトナが真剣に遊びについて考え、持ち前の行動力と経済力(?)で実行していきます。 毎月第一、第三金曜日(+不定期)に公開。 編集した書籍は累計170万部超えなのに、フォロワー数が伸びない。

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【全文無料】プロのライターと編集者が、一銭にもならないnoteを続けるワケ

こんにちは。 ライターの北山です。 皆さまからすれば、いつの間にか蠕動していた、風呂場のカビ菌のような当アカウントですが、もちろん始まりにはきっかけとなった出来事があります。 フォロワーも1000人が見えてきた(感謝!)ことですので、ここで一度はじまりのお話をしてみようと思います。 なぜいまそんな話をするのかというと、メンバーたちが「アカウントに物語があった方がよくない?」と言ってきたからです。 我がメンバーながら、良いことを言います。私たちの正体を明かしたうえで、「何か

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    • 俺の家の墓がこんなにファンキーなはずがない!【ファミリーヒストリー入門】

      ~前回までのあらすじ~ いい歳(27歳)して両親と会話をしない四ツ谷氏は、家族の絆を取り戻すため、否、永遠と思われる思春期を終わらせるため、知られざる先祖を探す旅に出るのであった。ついにルーツの地・隠岐島に上陸した我々は、現地調査を開始する。次は先祖の面影をもとめて、四ツ谷家の墓があるはずの墓地にむかうが……。 案内人:北山 四ツ谷:四ツ谷家の墓があるはずの共同墓地に着いたけど、これは……すごいね……。 北山:めちゃくちゃ広いし、無限に墓がある。 四ツ谷:父親の記憶では

      • 誰でも簡単? View数がうなぎ登りになるホームページの作り方を教えてもらおう!

        1年以上続けているnoteアカウントの運営がまったく収益化しないなか、3人は新たな作戦に挑むのであった。 キーパーソンとなる「白濱」なる面白Tシャツの男は、いったい何者なのか……。 noteで稼ぐのは限界 四ツ谷:もうしつこいほど言ってるけど、なかなかnoteが収益化しないね。 北山:1年半ほど運営しているが、収益の合計はなんと……。 高端:600円です! 四ツ谷:買ってもらえただけで素晴らしいけどね。記事を書くために、いくら使ったと思ってるんだ。 北山:もともと

        • 夏だ!陰湿・色白・低血圧な男たちが選ぶ!クセがすごいサマーソング3選!

          また夏が来てしまった。 このあいだ来たばかりなのに。 アラサーなれど、夏はワクワクするものだ。 夏には、お気に入りの音楽がよく似合う。 ひねくれ者の我々なりの、湿度高めなおすすめサマーソングを紹介しよう。 コメントでみなさんのおすすめも教えてください。 高端(29歳・製造業)が選ぶ夏の3曲非常夏日(ジャッキー・チュン/フェイ・ウォン) ウォン・カーウァイ監督の映画『恋する惑星』は何度も見返すほど好きだ。挿入歌の『夢中人』もさっぱりと心地よくて、曲単体でもふと聴きた

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        • 歴史研究者とゆっくり学ぶファミリーヒストリー入門
          10本
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          近畿地方にある禁足地「まだきの沢」に関する断片的な情報について

          さて、はじまりました。 「退屈の壊し方」 この番組では、平凡な日々に退屈するアラサー3人組が、いかに日常を壊そうか、楽しんでやろうかを真剣に議論していきます。 今回のテーマは「noteの失敗」と「禁足地」。 いったい、どういうことでしょうか……。 noteでの成功は絶望的? 北山:noteの運用も、なかなか収益化しないね。そもそも、記事を書くよりもっと高尚な創作がある気がしてきた。 高端:このアカウントもいつかは消えてなくなるからな。 四ツ谷:文章は長く残る。かな

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          たどり着いた先祖の地には、とんでもない◯◯があった!【ファミリーヒストリー入門】

          ~前回までのあらすじ~ いい歳(27歳)して両親と会話をしない四ツ谷氏は、家族の絆を取り戻すため、否、永遠と思われる思春期を終わらせるため、知られざる先祖を探す旅に出るのであった。ついにルーツの地・隠岐島に上陸した我々は、現地調査を開始する。先祖の足跡をもとめて、除籍謄本に記載されている本籍地にむかうが……。 案内人:北山 四ツ谷:本籍地の住所はこの辺なんだけど。豪邸はどこ? 北山:新しめの民家はあるけど。四ツ谷さんの家かな? ちょっと直撃してみてよ。俺が行くと怪しいから

          たどり着いた先祖の地には、とんでもない◯◯があった!【ファミリーヒストリー入門】

          孤独のめかぶ

          ふう、ようやく隠岐島に着いた。 と、商談までだいぶ時間もあるし、ちょっとここらで焼肉ランチでもするか。 メニューをチラリ。 ん?! めかぶ? めかぶって、あのめかぶだよな。 なんで焼肉屋にコイツが? 隠岐産、軽くあぶってお召し上がりください。 ………。 ふむ、おもしろそうだ。試してみよう。 おっ来た来た。大きいぞ。こんなの見たことない。 リボンのような太さで、軽やかにヒラヒラと優雅に波打って、うーん何かを髣髴とさせる。 そうだ、こういう水着って、あるよなぁ。シンデレ

          孤独のめかぶ

          この夏おススメ! 23区内唯一の自然島「妙見島」を100倍楽しむコツ!🏝️

          四ツ谷:いよいよ夏だね。バカンスの季節だ! お前らもしみったれた顔ばっかしてないで、さっぱり爽やかになろうや! 良い島があるらしいから、そこに行ってみようぜ。 高端:隠岐に行ったばかりなのに。四ツ谷は島が好きだね。先祖の血か。 四ツ谷:島なんて何回行ってもいいんだよ。じゃあ、土曜日に浦安駅集合で。 北山:浦安……? 高端:おい、こんなところに島があるのか? 四ツ谷:いいから黙って着いてこい。後悔はさせねえよ。こっちだ。この橋を渡ったら、23区内唯一の自然島「妙見島」

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          島を追われた忌まわしき一族の末裔が、150年ぶりに隠岐島に上陸!【ファミリーヒストリー入門】

          ~前回までのあらすじ~ いい歳(27歳)して両親と会話をしない四ツ谷氏は、家族の絆を取り戻すため、否、永遠と思われる思春期を終わらせるため、知られざる先祖を探す旅に出るのであった。ついにルーツの地・隠岐島に上陸した我々は、現地調査を開始することになったが……。 案内人:北山 北山:さあ、いよいよ接岸するぞ。 四ツ谷:ゴクリ……。 高端:お、港にたくさん人がいるぞ。みんな四ツ谷をなぶり殺しにしようと集まったんだな。 北山:みなさん、四ツ谷家の末裔が150年ぶりに帰ってき

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          俺の先祖はクーデターで島を追われた!?【ファミリーヒストリー入門】

          ~前回までのあらすじ~ いい歳(27歳)して両親と会話をしない四ツ谷氏は、家族の絆を取り戻すため、否、永遠と思われる思春期を終わらせるため、知られざる先祖を探す旅に出るのであった。遠隔地からの調査に限界を感じ始めた我々は、ついにルーツの地・隠岐島へ出航を決めた。 案内人:北山 四ツ谷:島影がちょっとずつ近づいてきたような気がする。あと10分くらいかな。 北山:いやー、それにしても遠いな……。当時に隠岐を離れるのは命がけだったんじゃないかな。これだけ大きな船でもこのハードル

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          ついに先祖の地・隠岐島に向けて出港!【ファミリーヒストリー入門】

          ~前回までのあらすじ~ いい歳(27歳)して両親と会話をしない四ツ谷氏は、家族の絆を取り戻すため、否、永遠と思われる思春期を終わらせるため、知られざる先祖を探す旅に出るのであった。遠隔地からの調査に限界を感じ始めた我々は、ついにルーツの地・隠岐島へ出航を決めた。 案内人:北山 北山:もう行こう! 隠岐に! 調査は足からだ! 四ツ谷:まあ、GWもあるしねえ。 北山:ということで、隠岐ゆきのフェリーに乗っています。東京からは本当に遠い。まずは米子空港に行って、境港を経由して

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          なんと、台湾でまだ見ぬ先祖の足跡を発見!【ファミリーヒストリー入門】

          ~前回までのあらすじ~ いい歳(27歳)して家族と会話をしない四ツ谷氏は、家族の絆を取り戻すため、否、永遠と思われる思春期を終わらせるため、知られざる先祖を探す旅に出るのであった。 前回の記事で、四ツ谷家の先祖たちが戸籍作成時に隠岐島にはおらず、一家をあげて台湾にいたことが明らかとなったが……。 案内人:北山 北山:四ツ谷、君の先祖はいったい台湾で何をしていたんだーー? 四ツ谷:いや、本当に分からないんだ……。 北山:ふむ。では、きちんと足場を固めるところから始めよう。

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          先祖が愛する故郷を離れざるを得なかったワケとは??【ファミリーヒストリー入門】

          ~前回までのあらすじ~ いい歳(27歳)して家族と会話をしない四ツ谷氏は、家族の絆を取り戻すため、否、永遠と思われる思春期を終わらせるため、知られざる先祖を探す旅に出るのであった。前回、四ツ谷家の除籍に「無家」という記載を見つけた。果たして、「無家」の意味することとは……? 案内人:北山 四ツ谷:「無家」ってことは、家がなかったってこと? 俺の先祖、浮浪者だったの? 北山:……。 四ツ谷:おい、気になるだろ。 北山:いや、違うよ(笑) 「無家」というのは、戸籍に登録さ

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          30歳独身男性、「孤独の妖怪さんぽ」 ft.心の中の井之頭五郎

          境港は妖怪で溢れている。なにを隠そう、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげる御大の出生地なのだから。今年30歳を迎える私も、妖怪を見ると浮かれてしまう。なにを隠そう、私も少年だった時代があるのだからーー。 これは、気まぐれに訪れた境港の地で、大の大人がはしゃいでいるだけの記録。 ふう、ようやく境港に着いた。と、商談までだいぶ時間もあるし、ちょっとここらの妖怪を冷やかすとするか。 おや、早速なかなかアクロバティックなヤツが現れた。 いそがし うーん…コイツは、見るからに忙し

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          先祖は根無し草のホームレス⁉︎ 家系図を辿って発覚した衝撃の真実【ファミリーヒストリー入門】

          ~前回までのあらすじ~ いい歳(27歳)して家族と会話をしない四ツ谷氏は、家族の絆を取り戻すため、否、永遠と思われる思春期を終わらせるため、知られざる先祖を探す旅に出るのであった。 案内人:北山 四ツ谷:「前回までのあらすじ」が気に食わないけど、まあいいか。 この前は除籍謄本を取り寄せて簡単な家系図を作ったわけだけど、次はなにをする必要があるんだ? 北山:このシリーズにおいて、君は俺には逆らえないぜ……。 次にやることは、言ってしまえば「勉強」だね。 四ツ谷:随分と簡単

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          ※全文無料 両親とすら喋れないアラサー男が、家族のルーツを調べてみた

          北山:俺の「ファミリーヒストリー入門」の記事に感銘を受けて、ルーツ調査に挑戦する人を紹介するよ。 四ツ谷:どうも。 北山:お前か。家族とか興味ないと思ってたよ。弟とさえ数年口をきいてなかったんでしょ? 四ツ谷:そうなんだよ。うちの家族って、本当に親戚関係に関心がないみたいで。祖父の葬式にも、ぜんぜん親戚が来なかったんだ。問題児だったんじゃないかってくらい。叔父がいたってことも、叔父が死んで初めて知った。本当に謎のベールに包まれている。 北山:なかなかだな。昔は「血縁」

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