見出し画像

富山ひとり旅①京都から富山の東滑川への道のり〜北陸3県2Dayパス〜

そろそろ旅行をするタイミングだな、と思っておりました。夏ですし。7月にいろいろありすぎて弱っているし。ちょうど別の予定で3日間なにも入れずに空けていた日程があって、青春18きっぷも使える時期だしどこに行こうかな〜と。考えた結果、北陸3県2Dayパスを使って富山をウロウロすることにしました。


※前置きが長いよって人は「敦賀駅」から読んでも良いよ

前から行ってみたかった富山の「魚津水族館」に行くのが第一目標。存続しているなかでは国内最古の水族館で、水族館横のショップ「真珠コーナー」は平成レトロなファンシー土産が豊富で人気急上昇中なのです。

目的地。前置きが長すぎて水族館の記録は次の記事に

当初の計画では、魚津に行って、夜は新潟まで移動して、2日目は仙台に向かって移動して七夕飾りを見て、3日目に東京へ……という無謀なものでした。いーや、無謀ではない! でもお金がなかった! まぁとりあえず京都から富山は始発で行って滞在時間4時間くらいにしたら日帰りは可能なので、一旦行ってみる気分になることに。気分が大事。寝坊のため始発から1本遅れ、まさかの京都市内の電車で逆方向に乗って2本遅れ、それでもとりあえず電車に乗ってみました。いざ、北へ。

この時点で到着予定時間は14時半。一応日帰りで帰るかもしれないから京都から敦賀までは青春18きっぷを使用(往復なら元がとれるので)、そこから先は「あいの風・IR・ハピライン連携 北陸3県2Dayパス」というものを使用します。前から「富山ってJRじゃないじゃん!」と悲しがっていたのですが、こんな素晴らしいものが今出ているのですよ。
あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道、ハピラインふくいの各社区間が2日間乗り放題で2,800円。2025年3月31日までの期間で、平日は使えないんだけど今回のような夏休み期間は使えます(夏の特定期間は9月1日まで)! シルバーウィークや冬休み、春休みも使えるよ。
敦賀駅から富山駅が通常なら片道4,000円なので、これ、めっちゃお得!!! あと、いま調べていて知ったんだけど、いろんな施設で割引があったり、特典があったりする!! 本当にいま知った! 魚津水族館なんて、絵はがきブックくれるらしい!! もらいそびれている!! 特典対象施設めっちゃ多い、というか、主要な観光スポットは入っていそうなのでチェックしてみてください。

おっと、全然旅が始まらなくてすみません。だって、めっちゃお得なんやもん。北陸近隣の方はこれ使って絶対旅行すべき。近隣じゃなくても、青春18きっぷと組み合わせたり、北陸新幹線でビャッと行ってグルッとまわったりしてほしい!!

敦賀駅

時刻表が読めるようになりました

はい、というわけで、まずは京都駅から敦賀駅に到着。

恐竜博士って何体おるん

敦賀駅って、18きっぷ旅で寝過ごして来ちゃったときくらいしか降りたことないかも。あのとき、マップアプリを見て間違いなく福井だということを確認したなあ。でも多分、新幹線の延伸もあって駅の雰囲気はかなり変わっているみたい。乗り換え時間が30分くらいあったので、新幹線の改札の方まで見に行ってみることに。

綺麗だ〜!!

絶対このタイミングでなにか食べてやろうと計画していたので、コンビニで小さい寿司おにぎりを買いました。いや、おにぎり自体のサイズは別に小さくない。

あと、最近ハマっているお菓子「ビーバー」の復刻味「のどぐろビーバー」も購入。ビーバーにハマっているというか、「瀬戸内レモンビーバー」にハマっている。そういえば、北陸製菓だ。北陸製菓といえば、私が大学生のころにバクバク食べていたハードビスケット。
恐竜のイラストが描かれた麦茶も買いました。

復路で撮影したので、これは夜の様子

待合室が綺麗で広くてありがたかった。

小さい寿司おにぎりパック「てりやき焼きさば・炙ります」、めっちゃ好みだった。このあと富山でいろいろ食べるんだけど、総合して振り返っても「あれ、美味しかったな」って思います。株式会社塩荘という敦賀駅の駅弁業者が作っているので、良いものを500円くらいで食べられて大満足。

ここからはハピラインふくいの区間になります。
2dayパスはデジタル乗車券で、サイトやアプリ上で購入して、駅で画面を見せて乗り降りするみたいです。私は「tabiwa by WESTER」で購入しました。(取材で知ってからWESTERちょこちょこ使っている私。今回の購入もたしかポイントが使えたはず)
初めて使うので、窓口で見てもらいながら利用スタート。

ハピラインふくいのホームがわからず、あきらかに迷っている顔をしていたら、近くにいた人が教えてくれました。優しい。

ハピラインってなんでハピラインっていうんだろう……ハッピー、もしかして「福」から来ている? って思ったら間違っていなかった。「ハピネス」という言葉が、福井県民には親しまれているらしくていろんな名前に使われている模様。私も本名をハッピーフォレストと言われることがあるので、わかるっちゃわかる。

福井駅・金沢駅・富山駅

50分くらいで福井駅に到着。

本日2体目の恐竜博士を目視して、金沢駅方面へ。ここから先、大聖寺駅からIRいしかわ鉄道の区間になります。1時間半もかからず金沢駅に到着。距離感のことを考えても、やっぱりこの乗り放題きっぷは使いやすくてお得だと思う。

かわいい

金沢駅でも30分くらい乗り換えまでの時間があったので、一回改札の外に出てみて食べ物を探してみることに。ローカルチェーンの「8番らーめん」、全国展開の「ゴーゴーカレー」、お寿司の店舗も3つくらいあって目移り&普通にお昼どきでいっぱいで結局どこにも入らず。

飲食店がかたまっています


売店に売っていた「能登牛コロッケ」を購入。
なぜハート? 三角パックにコンパクトに収まるという利点はあるかも。

おにぎり用なのかな

金沢駅から富山駅までは小一時間ほど。
乗り換えはないけど倶利伽羅駅からが、あいの風とやま鉄道の区間。そう、倶利伽羅峠の倶利伽羅です。「そう」とか言ってるけど、このあと3回目に通ったときに初めて気づきました。

こちらも可愛い

富山駅で乗り換えて、魚津水族館の最寄りの東滑川駅に向かいます。


東滑川駅

魚津水族館の最寄駅は「東滑川駅」。しかし、その手前に滑川駅があり、その向こうに魚津駅がある。一回、滑川駅で降りそうになって危なかったです。失敗したら終わりです。だって最寄駅の東滑川駅からですら、1.8キロ離れていて、歩いて25分くらいかかる。
(ちなみに西魚津駅というのもあるけど、これは富山地鉄という電車の駅で、2Dayパスは使えない。西魚津駅からなら徒歩15分らしい)

事前に調べていたものの、本当にこの先に水族館があるのか不安になる駅周辺の風景。田舎の友達の家の最寄駅という名の、車で5分のところにある駅みたいな駅。

周辺は見事に田んぼ。初めて来たのに初めてじゃないみたいな場所、だけど、山のない景色は盆地出身・盆地在住の私にとって十分遠くに来た感があってよろしい。しかし、もっと涼しくあってほしかった。北陸なのに、こんなに遠くに来たのに、こんなに暑いなんて聞いていない。キレそう。

おとなしく25分歩く。
遠くに観覧車が見えて、嬉しかったけど、違和感がありすぎて笑ってしまった。

クソ暑いとはいえ、家の玄関に屋根があるのを見ると雪国なんだな〜と思う。
びっくりしたのは、神社も囲いがしてあったこと!これは初めて見た!

橋を渡って、向こうが魚津市。左手には海が見えていて嬉しい。
ちなみに、魚津は江戸時代以前から蜃気楼で有名な場所らしい。

くちゃくちゃになりながら(実際に風も強くて、逆に折れないことをウリにしていた日傘がずっとひっくり返っていた)、魚津水族館に到着!! とうとう来たよ……!!

魚津水族館
水族館の前。魚津総合公園という場所に水族館はあります
レストハウスの1階が「真珠コーナー」

次に続きます。


いただいたサポートでギターを買います!