江口 敬

写真家|スタジオ息吹 代表|アートとしての写真|仕事としての写真|日々を残す写真|写真…

江口 敬

写真家|スタジオ息吹 代表|アートとしての写真|仕事としての写真|日々を残す写真|写真を考える|2023年、51歳でプロ宣言した、やや奇特な男でもあります|日本写真協会(PSJ)会員|福島県福島市在住

最近の記事

春を撮る Forever

季節は巡る。 巡るから、永遠なのだとも言える。 命が永遠にそっと寄り添う。 力尽きて、サヨナラを言う。

    • CCDとCMOSの話 その2

      今日は写真の機材関係の話題です。 1年以上前に投稿し、いまもずっと読んでいただけている、当noteのロングセラー記事があります(「セラー」と書いちゃいましたが、無料記事です)。 デジタルカメラの初期、撮像センサーには「CCD」と呼ばれる仕組みが使われていて、その後、スムーズなライブビューや消費電力の低減を目的に、「CMOS」と呼ばれるセンサーに置き換わっていきました。 CMOSで写した写真はスッキリ爽やかな色合い。 対するCCDはコッテリ濃厚。 嗚呼、CCDのあの味わいが

      • 春を撮り続けている

        福島盆地の春は、本当に本当に美しい。 毎年撮り続けても、撮り飽きるということがない。 名所に足を運ばずとも、そこかしこに美しい春がある。 でも、それはきっと、福島だけではないのかも。 ありがとう、春よ。

        • 春を撮るのが止まらない

          春が、速い。 桜を筆頭に、開花したと思ったら、一気にトップスピードまで駆け上がってきた。 たぶん、もう、追い抜かれている。 Romanticは止まらないんだね…。

        春を撮る Forever

        マガジン

        • 「喫 写 ・」は額装写真作品のオンラインショップです。
          5本
        • 1995年自転車の旅
          5本
        • 風花画廊オンラインショップ通信
          10本
        • 半径5メートル写真館
          7本
        • 桂離宮
          4本
        • 下田と南伊豆を旅する
          7本

        記事

          春を撮る おかわり

          春は夢幻・・・無限。

          春を撮る おかわり

          向き合う

          福島県西会津町に「西会津国際芸術村」という施設がある。 閉校になった古い木造校舎を活用したミュージアムであり、アートを核とした地域活性化の拠点でもあり、さまざまな人々が集まってきて、協力し、刺激し合い、これからの社会や人生への問いかけを行っている。 少し前に、久しぶりでこの芸術村を訪問した。 ぼくは以前に二度ほど、写真の展示会を開かせてもらったことがあり、再訪するたびに、何だか仲のよい親戚のお宅にふらりとお邪魔したような気分になる。 このときは、知人の画家さんが展示会を開

          向き合う

          道 monochrome

          誰もいない道を歩いている。 枯れ葉がかさかさと鳴っている。 振り返る。 誰もいない。 歩き始める。

          道 monochrome

          「喫 写 ・」の新作です!

          高品質な額装写真プリントを肩肘張らずにお届けするECサイト「喫 写 ・」。 新たに3作品を掲載しました。どうぞよろしくお願いします。 【BASE店】 【匿名配送が可能なBOOTH店】 きっしゃてん店主 写真家 江口敬 拝

          「喫 写 ・」の新作です!

          春を撮る

          今年も春がやって来ました。 明るい野辺でシャッターを切る歓びは、何ものにも代えがたく。 亡くなる前の年、父がしきりに桜を見たがったのを思い出します。

          春を撮る

          ふと、詠む。

          ふと、詠む。

          会津・金川寺の八百比丘尼伝説と聖徳太子像

          少し前に「note写仏部」部員になりました。 「ゆる〜くやってます」というのは、近年の日本人の社交生活上、欠かせない枕詞みたいなもので、実際はあまりユルくないことが少なくないのですが、こちらもご多分に漏れず、部員の皆さん、日夜ハードに写仏していらっしゃいます?? 部長は、以前「鳥文斎栄之展」の記事でご紹介したHimashunさん。 わたしは写真班員を仰せつかりまして、部員の方々が写仏するための写真を、気が向いたら撮ってくるのがお役目です。 「皆さん、気長にお待ちください~」

          会津・金川寺の八百比丘尼伝説と聖徳太子像

          1995年自転車の旅|05|岬

           6:30起床。一時間前に目覚めたものの、眠気に負けて二度寝してしまった。撤収作業完了後、近くの港に移動して朝食。汽水域の河口から、ほのかに潮の香りが漂ってくる。  出発前に自転車をメンテナンスしつつ、今日はどういうルートで走るか考える。 「今日は」というより、これから進む大まかなルートを決めなければいけない。浜名湖までは確定。その先の選択肢は二つあって、名古屋方面に向かうか、あるいは渥美半島を抜けて、鳥羽へと渡り、紀伊半島を南下するか。  自分の気持ちの面でも、走りやすさ

          1995年自転車の旅|05|岬

          風花画廊オンラインショップ通信【7】

          お知らせ(宣伝)です! 福島市の「風花画廊」では、3月15日(金)から24日(日)まで、「-エロス- 白磁 田崎宏 絵画 渡邉里絵香」展を開催中です。 11時~19時、会期中無休です。 皆さまのお越しをお待ち申し上げております。 併せて、風花画廊オンラインショップでは、お二人の作品2点ずつを期間限定で取扱中です。 取扱期間は、展示会の会期と同じ、3月24日(日)19時までとなります。 →終了しました。 ※江口は当ショップの掲載写真撮影及びサイト管理を担当しています(いわ

          風花画廊オンラインショップ通信【7】

          三月の雪

          東北に晴れ間あれかしあの日の忌

          三月の雪

          オールドデジカメは流行っているのか?

          「オールドデジカメ(オールドコンデジ)が密かに流行している」という話をちらほら、ネット上で見かける。本当のところはよくわからない。 だいぶ前から、若い人たちを中心にフィルム写真が流行っていて、でも、フィルムそのものや現像料金の高騰、カメラ・レンズを含めた入手の困難さが相まって、古いデジカメにブームが流れているとも聞く。海外発の現象だとも。 フィルムカメラは、デジタルカメラとはそもそも別世界の存在だから、そちらに関心が向くのはわかるとして、言い方は悪いが「単に性能が低いだけ」の

          オールドデジカメは流行っているのか?