#小説
【ショートショート】自首キャンペーン (2,873文字)
ベッドの上でYouTubeを見ていたら、スキップできないCMが流れて、総理大臣が神妙な面持ちで語りかけてきた。
「自首キャンペーンのお知らせです。本日、刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律が施行され、全国の警察署に自主専用窓口が開設されます。本日中に自分の罪を正直に告白した人は漏れなくすべてが許されますので、どしどし自首をしてください。あらゆる罪が対象です。なお、この機会に自首をせず、後日、
国民監視システムについて特許から分析したものが興味深かったので紹介
この画像は、ユヴァル・ノア・ハラリ教授が、既に人類の生体信号はAIによって解析できる時代なので、何らかの手段で監視システムにそれが組み込まれますよ。監視システムの本質は、政治家、支配者に逆らうものを社会的に抹殺するためのものなので、万人がターゲットになります。だから、みんなで法規制しましょうとダボス会議で訴えているものです。
では、記事の紹介に入ります。
資料
>全国の県レベルの警察
【サブカル】🛰サイバーパンクの歴史を深堀り。NHK-Eテレ『世界サブカルチャー史』。6月28日放送開始
NHK『世界サブカルチャー史 欲望の系譜』はシーズン4ではジャンル別に深堀り。第5弾「サイバーパンク編」が6月28日(金)から地上波放送スタート。3週連続でEテレで放送されます。
アメリカで生まれたSFのサブジャンル、サイバーパンク。テクノロジーが生む光と影。その力学とは?想像力の戦いの行方は?
初回はサイバーパンクはいかにして生まれたのか?その前史をつぶさに見ることで、現代へとつながる問題
『君は、ほんとうは、いい子なんだよ。』
【窓ぎわのトットちゃん】
タレントの黒柳徹子さんが、自身の幼少時代を書かれた本である「窓ぎわのトットちゃん」をアニメ映画化したものです。世界的な大ベストセラーとなった本ですよね。私も子供の頃に読んだのですが、内容をフワッとしかで覚えていなかったので、新鮮な気持ちで鑑賞できました!
黒柳さんは、バイオリニストの父親から、「トット助」と呼ばれていたことから、自身も周りも「トットちゃん」と彼女のこと
小説『ワンダリングノート・ファンタジー』(1)いつもの公園で
〜『note #創作大賞2024 CREATIVE AWARD』応募作品〜
Chapter 1
「ふう⋯⋯今日のテストは散々だったな」
学校の帰り道、トムはひどく落ち込んだ様子で、いつになく足取りも重かった。疲れ切った彼の肩は垂れ、頬は痩けていた。
「大丈夫よ、たかがテストじゃない? また次に頑張ればいいのよ!」
隣を歩くレナが励ます。彼女の声は明るく、彼の沈んだ気持ちを少しでも晴ら