記事一覧
すいません、変更します。
今日から、新たな(たらばがに)として記事を作っていきます。前のアカウント(たらばがに)は変更等でややこしくなり、ログインができなくなったので、新たに作り直しました。スキをして頂いた方やフォローして頂いた方、突然の変更ですいません。
note初心者であり、ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。
※下のリンクは私の古いアカウントです※ 過去に5つ投稿していますので、読んで頂けると幸いです。
サローヤン 強盗(ヒューマン・コメディより) を読んで
みなさん、こんにちは。サローヤンの「ヒューマン・コメディ」の章にある「強盗」を読んだ感想を書いていきます。
あらすじです
舞台は第二次世界大戦のアメリカです。
日本が真珠湾攻撃をしてから太平洋戦争が始まり、南半球の島々でアメリカと日本が戦い、ヨーロッパではイギリスやアメリカとドイツ、イタリアが戦っていました。アメリカ本土は戦場になることはありませんでしたが、戦争に行った家族の訃報のニュースが
ドストエフスキー「反逆(カラマーゾフの兄弟 第5篇 プロとコントラ から)を読んで
みなさん、こんにちは。ドストエフスキー「反逆(カラマーゾフの兄弟 第5篇 プロとコントラ から)を読んだ感想を書いていきます。
あらすじです
イワン(次男)とアリョーシャ(三男)がレストランにて論争をしていました。
テーマは
この世に「神様」がいるかいないについて
です。
アリョーシャは
「今、自分たちが生きているのは、神様がいるおかげ」
だと主張します。
世の中、上手くいかない
オスカーワイルド 忠実な友 を読んで
みなさん、こんにちは。オスカーワイルドの「幸福な王子/柘榴の家」に収録されている「忠実な友」を読んだ感想を書いていきます。
あらすじです
ハンスという、純粋で真面目な男が主人公です。ちびであまりイケメンとはいえない顔立ちでしたが、小さな家で1人暮らしをし、庭仕事(農業)に精を出していました。彼の庭は美しい花が多く咲き、たわわに実った果実が多く植えられています。
そんな彼には、忠実な友がいまし
北条民雄 「いのちの初夜」 を読んで
みなさん、こんにちは。北条民雄の「北条民雄集」から「いのちの初夜」を読んだ感想を書いていきます。
あらすじです ※ネタバレを含みます
23歳の尾田高雄が病気で入院するため、病院へ向かうところから始まります。病院は東京から人里離れた場所にあり、周囲には何もありません。まるで雑木林にでも迷い込んだように暗く、静かなところです。彼はなぜ、そのような世間から隔離された病院へ行くのか。
その理由は、彼
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲) お貞の話 を読んで
みなさん、こんにちは。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の「怪談」に収録されている「お貞の話」を読んだ感想を書いていきます。
あらすじです
越後の国の新潟の町にいる、19歳の長尾長生が主人公です。彼は医者の息子であり、家業を継ぐため勉強していました。あるとき、父の友人の娘であるお貞を紹介され、結婚を前提に交際を始めます。しかし、お貞にはある問題がありました。
それは
重篤な肺病を患っており、
今昔物語集 天竺の金持ちが牛に教えられる話 を読んで
みなさん、こんにちは。今昔物語集に収録されている「天竺の金持ちが牛に教えられる話」を読んだ感想を書いていきます。
あらすじです
天竺の金持ちとインドの最高位のお坊さんが千両の黄金(今で換算すると約1億3000万)を賭けて闘牛の勝負をすることになりました。勝負の日。互いに自慢の牛を出すと、金持ちは自分の牛に向かってこう言いました。
「あかん、これはあかん。顔や角も、なにもかもが弱々しく見える」
ロダーリ ガリバルディ橋の釣り人 を読んで
みなさん、こんにちは。ロダーリの「猫ととともに去りぬ」に収録されている「ガリバルディ橋の釣り人」を読んだ感想を書いていきます。
あらすじです
アルベルトーネと呼ばれているアルベルトが主人公です。彼は釣り人でガリバルディの橋をはじめ、多くの川へ釣りをしています。餌は魚に応じて分別できる知識を持っていますが、ある問題がありました。
それは
アルベルトは魚たちに好かれていないのです。
周りは魚
今昔物語集「利仁将軍が五位の侍に芋粥をご馳走する話」を読んで
みなさん、こんにちは。今昔物語集の「利仁将軍が五位の侍に芋粥をご馳走する話」を読んだ感想を書いていきます。
あらすじです
利仁将軍という地位が高い将軍がいました。あるとき、主家の関白の屋敷で正月の大宴会に参加していたときです。大宴会には、多くのご馳走がありました。地位が高い人は多くのご馳走を先に食べることができますが、低い人はその残り物を食べるといった、風習がありました。その中に一人の侍も残り