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輝く季節を旅する -フォークナーの小説『八月の光』の美しさ

♡今日のひと言♡アーネスト・ヘミングウェイ

3か月前

『ライ麦畑でつかまえて』(The Catcher in the Rye)J.D.サリンジャー ~ここは、「勝ち負け」を決めるための場所なんかじゃない!                                      

3か月前

♡今日のひと言♡ジョン・アーヴィング

5か月前

しなやかな私の言葉 -ホイットマンの詩の魅力

決して手が届くことのない「美」~ウラジミール・ナボコフ 『夢に生きる人』(改訂)

5か月前

【刊行記念】『ビロードの耳あて イーディス・ウォートン綺譚集』収録作品解説

『アメリカへようこそ』 マシュー・ベイカー

♡今日のひと言♡カート・ヴォネガット

6か月前

131.文学は時代の鏡と言われるが、ヘミングウェイはそういう意味では、アメリカ人の心をよく映した鏡だと思う。大自然、海、山、森、サバンナ、冒険、旅行、ハンティング、釣り、酒場、戦場、仲間……。切り取られたどのシーンを見ても、アメリカ人がいる。普通の人々だ。特別な人は誰もいない。

2週間前

♡今日のひと言♡ヘンリー・ヴァン・ダイク

6か月前

【読了記録】 『青い眼がほしい』(トニ・モリスン) 感想

2週間前

かつて、アメリカ人だった私を。

手の施しようがないくらい不幸な物語なのに、読後感が爽やかってのは一体なぜなんだって話。

オススメされた本を読もう①:"Where the Crawdads Sing" by Delia Owens

129.Ernest Hemingway『The Butterfly and the Tank』アーネスト・ヘミングウェイ『蝶々と戦車』1938年。内戦。酒場の喧騒。マドリッド。そこだけ見事に切り取られて、投げられる。タイトルは蝶々と戦車。混じり気のない文学だ。短編集P2から。

3週間前

アナログ派の愉しみ/本◎マーク・トウェイン著『トム・ソーヤーの冒険』

2時間前

“The Swimmer” John Cheever

ジョン・アーヴィング『ガープの世界』 その6(完結)

1か月前

130.Ernest Hemingway『Death in the Afternoon』アーネスト・ヘミングウェイ『午後の死』1932年。これは小説ではなくて、随想か、闘牛の解説だ。現代社会は剝き出しの暴力、生と死を避けるが、それを露わにする闘牛を真正面から捉えている。血が騒ぐ?

2週間前

128.Ernest Hemingway『Cat in the Rain』アーネスト・ヘミングウェイ『雨の中の猫』1925年。雨の日、短い日常会話で、猫という言葉の中に、彼女の寂しい気持ちの全てが込められている。Cat in the Rain.大好きな言葉だ。短編集P1から。

3週間前

伝えること、自分を知ること  book review

127.Ernest Hemingway『The Old Man and the Sea』アーネスト・ヘミングウェイ『老人と海』1952年出版。1954年ノーベル文学賞。とうとうノーベル賞まで撃ち抜いた作品。敗れざる者、それは老人で、海という現実だけがそれを雄々しく示している。

3週間前

ジョン・アーヴィング『ガープの世界』 その2(全六回)

2か月前

【巻末解説】『〔新訳〕 ジョニーは戦場へ行った』【解説:都甲幸治】

124.Ernest Hemingway『A Farewell to Arms』アーネスト・ヘミングウェイ『武器よさらば』1929年出版。第一次世界大戦のイタリア戦線が舞台だ。アメリカ人士官とイギリス人看護婦の恋物語だ。短い散文に引き込まれる。草木や花の名前の多さに驚かされた。

3週間前

125.Ernest Hemingway『For Whom the Bell Talls』アーネスト・ヘミングウェイ『誰がために鐘は鳴る』1940年出版。表現力というものは、何処まで行っても、限界はないと思う。映画的と批評するのは簡単だけど、あの終わらせ方は、余韻があっていい。

3週間前

ジョン・アーヴィング 『ガープの世界』  その1(全六回)    

3か月前

126.Ernest Hemingway『Across the River and into the Trees』アーネスト・ヘミングウェイ『川を渡って木立の中へ』1950年。終末期にある軍人の回想だが、現在時制で語られ、少年という言葉が記憶と時空をリンクさせている。印象的だ。

3週間前

ジョン・アーヴィング『ガープの世界』 その4(全6回)

2か月前

♡本日のひと言♡ラルフ・エマーソン

6か月前

ジョン・アーヴィング『ガープの世界』 その5(全6回)

2か月前

ジョン・アーヴィング『ガープの世界』 その3(全6回) 

2か月前

地獄を生きるためのシスターフッド: "The Color Purple" by Alice Walker

ポール・オースターのこと

1911年の『秘密の花園』、原作が実はすごかった💦

¥200

♡今日のひと言♡ナサニエル・ホーソーン

8か月前

原作にグッドバイ / 「ロング・グッドバイ」

♡今日のひと言♡エミリー・ディキンソン(改訂)

8か月前

『アメリカの思想と文学』分断を乗り越える「声」を聴く 白岩英樹

1か月前

【連載】大阿久佳乃が翻訳するアメリカ現代詩 #2 (フランク・オハラ『ランチ・ポエムズ』)

これからぼくは幽霊の書いた本を読んでゆく。(ポール・オースターが死んだ。)

3か月前

『ムーン・パレス』ボールオースター  「芸術の真の目的は美しい事物を作り出すことではない、そう彼は悟った。芸術とは理解するための手立てなのだ。世界に入り込み、そのなかに自分の場を見出す道なのだ。」人生のピースが少しずつはまっていくような小説でした。

3か月前

わたしでいること  book review

わたしたちの詩 #36

4か月前

調子に乗ってました / 「風と共に去りぬ」

アナログ派の愉しみ/本◎ポー著『メエルシュトレエムに呑まれて』

3か月前

オンライン講座でシンガーの短篇「再会」を読みました

3か月前

2024年9月書評王(書評筆者:鈴木幸子) 『スイマーズ』 ジュリー・オオツカ著 小竹由美子訳  

『あのころ、天皇は神だった』ジュリー・オオツカ(小竹由美子訳)【読書感想文】#38

4か月前