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知恵をひろい、歌をおくる。波のページに耳をすませる。本の向こう側にひろがる、あこがれの…

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知恵をひろい、歌をおくる。波のページに耳をすませる。本の向こう側にひろがる、あこがれの風景へ。サウダージ・ブックスは「旅」と「詩」と「野の教え」をテーマにする出版社です。文学やアートの本を刊行しています。新刊は宮脇慎太郎『流れゆくもの-屋久島、ゴア』

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  • 特集 宮脇慎太郎

    瀬戸内国際芸術祭公式カメラマン、香川在住の写真家・宮脇慎太郎の旅行記やエッセイなどをまとめています。ローカルの風景、人、光。

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    随筆集 小さな声の島【国内送料無料キャンペーン実施中!】

    随筆集 小さな声の島 著者 アサノタカオ 発行 サウダージ・ブックス 定価 1800円+税 136ページ 46判変形 ペーパーバック 装丁 納谷衣美 初版発行日 2024年4月7日 紹介文 戦争、疫病、異常気象。ふと顔をあげれば、日々の暮らしにさす死の影がますます濃くなる暗い時代がそこにある。花にも歌にも詩にも、この暗さを明るさに変える強さはない。……個としてははかなく弱くても、種のいのちがあまねくつづいていく、そのつよさを信じたい。あまねくつづいていくものに根ざす詩のことば に、美しさに、心とからだをやわらかく広げて待機していたい。 ——アサノタカオ 本書より 旅と読書は、「本当に大切なこと」を、さびしさに震える君に教える。 サウダージ・ブックスの編集人である著者が雑誌、リトルプレス、ウェブマガジンに寄稿したエッセイを集成し、未発表の台湾紀行も収録。家族の歴史について、移動と定住について、小さな声を守る詩のことばについて、本のかたわらで考える随筆集。 ​ 目次 プロローグ——旅と詩、五冊の本 1 家族のはじまり 台湾への旅、沈黙への旅 2 旅することと住まうこと ひそやかな約束 アナーキー・イン・ザ・小豆島 ここではない、どこかの港へ 血の繫がりや地域の繫がりは大事ですか? 3 小さな声の島 聴こえてくる声を待ちながら——永井宏 『幼年画』のことなど——原民喜 蔵書返却の旅——塔和子 山尾三省をめぐるふたつのエッセイ 「牛」と「らば」と「烏」、生きのびるうつくしいものたち エピローグ——幕なしのダンス 後記 ​ 著者紹介 アサノタカオ 編集者。1975年生まれ。2000年から3年間ブラジルに滞在し、日系移民の言語生活に関する人類学的調査に従事。その後、東京と香川の出版社を経て独立。現在はサウダージ・ブックスの編集人をつとめるほか、文学・人文社会・アートなどの領域で仕事をしている。著書に『読むことの風』(サウダージ・ブックス)など。明星大学、二松学舎大学非常勤講師。
    1,980円
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    Reading on the Road #1 大阿久佳乃『じたばたするもの』とヤリタミサコ『ギンズバーグが教えてくれたこと』の2冊セット+購入者特典のZine【国内送料無料キャンペーン実施中!】

    海外文学/ビート/対抗文化/ヒッピーの精神を「今ここ」の視点で伝える、ボーダレスな物語をお届けします。 アメリカ文学をテーマにしたエッセイ集+詩文集、大阿久佳乃『じたばたするもの』(サウダージ・ブックス)+ヤリタミサコ『ギンズバーグが教えてくれたこと 詩で政治を考える』(トランジスター・プレス)。 旅心を誘う2冊をセットにして、オンラインショップ限定のお得な特別価格で販売。さらに購入者特典として、下記のZineをもれなく同封します。 Reading on the Road(購入者特典のZine) 著者 アサノタカオ、佐藤由美子 発行 サウダージ・ブックス 16ページ A6判 中綴じ 装丁 納谷衣美 初版発行日 2023年11月25日 目次 路上のアメリカス/帰郷との亡命のはざま アサノタカオ(サウダージ・ブックス) 見えない共和国 佐藤由美子(トランジスター・プレス) ・ 『じたばたするもの』は、文筆家の著者が、アメリカ文学や海外文学を読みながら《生活すること・生きること・感じること》について綴った全18編のエッセイ集。『ギンズバーグが教えてくれたこと 詩で政治を考える』は、詩人の著者による、アレン・ギンズバーグの詩の翻訳5篇と解説をまとめた一冊。 それぞれの本の詳細については、各タイトルの商品ページをご覧ください。 大阿久佳乃『じたばたするもの』 https://saudadebooks.thebase.in/items/71651397 ヤリタミサコ『ギンズバーグが教えてくれたこと 詩で政治を考える』 https://saudadebooks.thebase.in/items/57160532
    2,600円
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    Reading on the Road #2 宮脇慎太郎『流れゆくもの』とミシマショウジ『パンの心臓』の2冊セット+購入者特典のZine【国内送料無料キャンペーン実施中!】

    海外文学/ビート/対抗文化/ヒッピーの精神を「今ここ」の視点で伝える、ボーダレスな物語をお届けします。 カウンターカルチャーをテーマにする旅行記+詩集、宮脇慎太郎『流れゆくもの 屋久島、ゴア』(サウダージ・ブックス)+ミシマショウジ『パンの心臓 Corazón del pan』(トランジスター・プレス)。 旅心を誘う2冊をセットにして、オンラインショップ限定のお得な特別価格で販売。さらに購入者特典として、下記のZineをもれなく同封します。 Reading on the Road(購入者特典のZine) 著者 アサノタカオ、佐藤由美子 発行 サウダージ・ブックス 16ページ A6判 中綴じ 装丁 納谷衣美 初版発行日 2023年11月25日 目次 路上のアメリカス/帰郷との亡命のはざま アサノタカオ(サウダージ・ブックス) 見えない共和国 佐藤由美子(トランジスター・プレス) ・ 『流れゆくもの 屋久島、ゴア』は、写真家の著者がパンデミック以前の屋久島、そしてインド・ゴアへの旅を記録したトラヴェローグ(紀行)。『パンの心臓 Corazón del pan』は、自家製酵母パン屋 ameen's oven で製造を担当する詩人の第一詩集、15篇の作品を収録。どちらの本も川邉雄による装丁です。 それぞれの本の詳細については、各タイトルの商品ページをご覧ください。 宮脇慎太郎『流れゆくもの 屋久島、ゴア』 https://saudadebooks.thebase.in/items/66701413 ミシマショウジ『パンの心臓 Corazón del pan』 https://saudadebooks.thebase.in/items/48631347
    2,600円
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    随筆集 小さな声の島【国内送料無料キャンペーン実施中!】

    随筆集 小さな声の島 著者 アサノタカオ 発行 サウダージ・ブックス 定価 1800円+税 136ページ 46判変形 ペーパーバック 装丁 納谷衣美 初版発行日 2024年4月7日 紹介文 戦争、疫病、異常気象。ふと顔をあげれば、日々の暮らしにさす死の影がますます濃くなる暗い時代がそこにある。花にも歌にも詩にも、この暗さを明るさに変える強さはない。……個としてははかなく弱くても、種のいのちがあまねくつづいていく、そのつよさを信じたい。あまねくつづいていくものに根ざす詩のことば に、美しさに、心とからだをやわらかく広げて待機していたい。 ——アサノタカオ 本書より 旅と読書は、「本当に大切なこと」を、さびしさに震える君に教える。 サウダージ・ブックスの編集人である著者が雑誌、リトルプレス、ウェブマガジンに寄稿したエッセイを集成し、未発表の台湾紀行も収録。家族の歴史について、移動と定住について、小さな声を守る詩のことばについて、本のかたわらで考える随筆集。 ​ 目次 プロローグ——旅と詩、五冊の本 1 家族のはじまり 台湾への旅、沈黙への旅 2 旅することと住まうこと ひそやかな約束 アナーキー・イン・ザ・小豆島 ここではない、どこかの港へ 血の繫がりや地域の繫がりは大事ですか? 3 小さな声の島 聴こえてくる声を待ちながら——永井宏 『幼年画』のことなど——原民喜 蔵書返却の旅——塔和子 山尾三省をめぐるふたつのエッセイ 「牛」と「らば」と「烏」、生きのびるうつくしいものたち エピローグ——幕なしのダンス 後記 ​ 著者紹介 アサノタカオ 編集者。1975年生まれ。2000年から3年間ブラジルに滞在し、日系移民の言語生活に関する人類学的調査に従事。その後、東京と香川の出版社を経て独立。現在はサウダージ・ブックスの編集人をつとめるほか、文学・人文社会・アートなどの領域で仕事をしている。著書に『読むことの風』(サウダージ・ブックス)など。明星大学、二松学舎大学非常勤講師。
    1,980円
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    Reading on the Road #1 大阿久佳乃『じたばたするもの』とヤリタミサコ『ギンズバーグが教えてくれたこと』の2冊セット+購入者特典のZine【国内送料無料キャンペーン実施中!】

    海外文学/ビート/対抗文化/ヒッピーの精神を「今ここ」の視点で伝える、ボーダレスな物語をお届けします。 アメリカ文学をテーマにしたエッセイ集+詩文集、大阿久佳乃『じたばたするもの』(サウダージ・ブックス)+ヤリタミサコ『ギンズバーグが教えてくれたこと 詩で政治を考える』(トランジスター・プレス)。 旅心を誘う2冊をセットにして、オンラインショップ限定のお得な特別価格で販売。さらに購入者特典として、下記のZineをもれなく同封します。 Reading on the Road(購入者特典のZine) 著者 アサノタカオ、佐藤由美子 発行 サウダージ・ブックス 16ページ A6判 中綴じ 装丁 納谷衣美 初版発行日 2023年11月25日 目次 路上のアメリカス/帰郷との亡命のはざま アサノタカオ(サウダージ・ブックス) 見えない共和国 佐藤由美子(トランジスター・プレス) ・ 『じたばたするもの』は、文筆家の著者が、アメリカ文学や海外文学を読みながら《生活すること・生きること・感じること》について綴った全18編のエッセイ集。『ギンズバーグが教えてくれたこと 詩で政治を考える』は、詩人の著者による、アレン・ギンズバーグの詩の翻訳5篇と解説をまとめた一冊。 それぞれの本の詳細については、各タイトルの商品ページをご覧ください。 大阿久佳乃『じたばたするもの』 https://saudadebooks.thebase.in/items/71651397 ヤリタミサコ『ギンズバーグが教えてくれたこと 詩で政治を考える』 https://saudadebooks.thebase.in/items/57160532
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    Reading on the Road #2 宮脇慎太郎『流れゆくもの』とミシマショウジ『パンの心臓』の2冊セット+購入者特典のZine【国内送料無料キャンペーン実施中!】

    海外文学/ビート/対抗文化/ヒッピーの精神を「今ここ」の視点で伝える、ボーダレスな物語をお届けします。 カウンターカルチャーをテーマにする旅行記+詩集、宮脇慎太郎『流れゆくもの 屋久島、ゴア』(サウダージ・ブックス)+ミシマショウジ『パンの心臓 Corazón del pan』(トランジスター・プレス)。 旅心を誘う2冊をセットにして、オンラインショップ限定のお得な特別価格で販売。さらに購入者特典として、下記のZineをもれなく同封します。 Reading on the Road(購入者特典のZine) 著者 アサノタカオ、佐藤由美子 発行 サウダージ・ブックス 16ページ A6判 中綴じ 装丁 納谷衣美 初版発行日 2023年11月25日 目次 路上のアメリカス/帰郷との亡命のはざま アサノタカオ(サウダージ・ブックス) 見えない共和国 佐藤由美子(トランジスター・プレス) ・ 『流れゆくもの 屋久島、ゴア』は、写真家の著者がパンデミック以前の屋久島、そしてインド・ゴアへの旅を記録したトラヴェローグ(紀行)。『パンの心臓 Corazón del pan』は、自家製酵母パン屋 ameen's oven で製造を担当する詩人の第一詩集、15篇の作品を収録。どちらの本も川邉雄による装丁です。 それぞれの本の詳細については、各タイトルの商品ページをご覧ください。 宮脇慎太郎『流れゆくもの 屋久島、ゴア』 https://saudadebooks.thebase.in/items/66701413 ミシマショウジ『パンの心臓 Corazón del pan』 https://saudadebooks.thebase.in/items/48631347
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はじめまして、サウダージ・ブックスです

知恵をひろい、歌をおくる。波のページに耳をすませる。 本の向こう側にひろがる、あこがれの風景へ。 サウダージ・ブックスは「旅」と「詩」と「野の教え」をテーマにする出版社です。2007年に神奈川県の海辺の町・葉山で活動をはじめました。いつも変わらず大切にしているのは、「小さな声を守ること」です。 わたしたちが作った小さな本を、小さな場所で、人の手から手へと受け渡していきたい。そして、ひとりひとりの行方を照らす小さな灯となるようなメッセージを届けたい。そんな想いを抱きながら、

    • 【お知らせ】4/21(日)13:30〜三重のHIBIUTA AND COMPANY にて、『小さな声の島』刊行トークイベント(出演:アサノタカオ、大阿久佳乃)を開催します

      2024年4月21日(日)13:30〜15:30、三重・津の HIBIUTA AND COMPANY/日々詩書肆室で、『小さな声の島』(アサノタカオ)刊行トークイベントを開催します。 著者でサウダージ・ブックス編集人のアサノタカオと、文筆家の大阿久佳乃さんが「旅と読書」というテーマで対談します。ぜひご参加ください。

      • 【ためし読み】アサノタカオ随筆集『小さな声の島』

        台湾への旅、沈黙への旅  二〇〇八年、妻の実家のある大阪から、旅ははじまった。  木造家屋の居間に忍びこむ冬の気配にからだを震わせながら、マッチを擦って一年ではじめて石油ストーブに火をいれた。青い炎の光にじっと見入りながら指先を温め、夜遅くまで、家族三人分の荷物を一個のスーツケースに詰めこもうと悪戦苦闘していた。風邪ぎみの妻と娘は、すでに二階で休んでいる。リュックサックを背負って、身一つでブラジルの南回帰線上を旅して汗を流していたかつてとちがい、日本で結婚してからの、幼い

        • 【新刊案内】アサノタカオ随筆集『小さな声の島』

          サウダージ・ブックスより、アサノタカオ随筆集『小さな声の島』を2024年4月上旬に発売します。 【書店様へ】サウダージ・ブックスおよびトランジスター・プレスの本は、直接取引を中心に販売と流通をおこなっています。取引条件をこちらで公開しています。「一冊!リトルプレス」からもご注文いただけます。 随筆集 小さな声の島 著者 アサノタカオ 発行 サウダージ・ブックス ​ 定価 1800円+税 136ページ 46判変形 ペーパーバック 装丁 納谷衣美 初版発行日 2024年4月

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        はじめまして、サウダージ・ブックスです

        • 【お知らせ】4/21(日)13:30〜三重のHIBIUTA AND COMPANY にて、『小さな声の島』刊行トークイベント(出演:アサノタカオ、大阿久佳乃)を開催します

        • 【ためし読み】アサノタカオ随筆集『小さな声の島』

        • 【新刊案内】アサノタカオ随筆集『小さな声の島』

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        • 特集 宮脇慎太郎
          6本

        記事

          【お知らせ】宮脇慎太郎写真集『霧の子供たち』を徳島県の三好市教育委員会に寄贈しました

          サウダージ・ブックスより、宮脇慎太郎写真集『霧の子供たち』を徳島県の三好市教育委員会に寄贈しました。 本書は、三好市の祖谷(いや)の風景とそこに生きる人々を記録した作品集です。三好市立の図書館2館、図書室4室、小・中学校19校で所蔵されています。地域社会の教育や文化振興にご活用いただければ幸いです。

          【お知らせ】宮脇慎太郎写真集『霧の子供たち』を徳島県の三好市教育委員会に寄贈しました

          年末年始休業のお知らせ

          2023年末の営業は12月28日(木)まで、新年の営業は1月10日(水)から開始いたします。12月29日から1月9日までの期間は休業しますが、オンラインショップの商品発送は通常通りおこないます。 静かでよい年末年始をお過ごしください。よろしくお願い申し上げます。

          年末年始休業のお知らせ

          【お知らせ】渋谷敦志写真集『今日という日を摘み取れ』《国境なき医師団寄付キャンペーン》の報告

          サウダージ・ブックスは、2023年11月25日から12月25日までの期間の渋谷敦志写真集『今日という日を摘み取れ』の売上金(57680円、19冊分)を、国境なき医師団「緊急チーム募金」に全額寄付しました。12月26日に国境なき医師団日本様より、寄付受付確認メールを受領しています。 同団体によるパレスチナおよび近隣諸国での緊急援助に必要な活動資金が、「緊急チーム」募金から充当されます。ぜひご支援をお願いいたします。 今回の寄付キャンペーンで写真集をご購入いただいたみなさま、

          【お知らせ】渋谷敦志写真集『今日という日を摘み取れ』《国境なき医師団寄付キャンペーン》の報告

          【お知らせ】渋谷敦志写真集『今日という日を摘み取れ』の売上金を、パレスチナで緊急対応中の「国境なき医師団」に寄付します(2023年11月25日〜12月25日)

          2023年10月以降、イスラエル-パレスチナ間の衝突が激化し、パレスチナ・ガザ地区の人道状況が著しく悪化していることが報道されています。 この情勢を受け、サウダージ・ブックスは2023年11月25日から12月25日まで、写真集『今日という日を摘み取れ』の売上金をすべて、国境なき医師団「緊急チーム募金」に寄付します。同団体によるパレスチナおよび近隣諸国での緊急援助に必要な活動資金が、「緊急チーム」募金から充当されます。 小社より刊行した写真集『今日という日を摘み取れ』には、

          【お知らせ】渋谷敦志写真集『今日という日を摘み取れ』の売上金を、パレスチナで緊急対応中の「国境なき医師団」に寄付します(2023年11月25日〜12月25日)

          【お知らせ】旅心を誘う2冊セット「Reading on the Road」シリーズを発売します(特典のZine付き)

          サウダージ・ブックスは、オンラインショップ限定の2冊セット「Reading on the Road」シリーズを2023年11月25日から発売します。 「Reading on the Road」では、海外文学/ビート/対抗文化/ヒッピーの精神を「今ここ」の視点で伝える、ボーダレスな物語をお届けします。 サウダージ・ブックスの本とトランジスター・プレスの本。旅心を誘う2冊をセットにして、オンラインショップ限定のお得な特別価格で販売。 さらに購入者特典として、下記のZineを

          【お知らせ】旅心を誘う2冊セット「Reading on the Road」シリーズを発売します(特典のZine付き)

          【新刊案内】(ま)&アサノタカオ『「知らない」からはじまる』新装版

          サウダージ・ブックスより、(ま)&アサノタカオ『「知らない」からはじまる——10代の娘に聞く韓国文学のこと』新装版を2023年7月上旬より発売します。 好評につき版元品切れになった本書を、表紙のデザインのみシンプルなものに変更した「新装版」として再刊します。 【書店様へ】サウダージ・ブックスおよびトランジスター・プレスの本は、直接取引を中心に販売と流通をおこなっています。取引条件をこちらで公開しています。「一冊!リトルプレス」からもご注文いただけます。 「知らない」から

          【新刊案内】(ま)&アサノタカオ『「知らない」からはじまる』新装版

          エッセイ集『じたばたするもの』の「はじめに」(大阿久佳乃)

          中学の後半くらいから本を読みはじめた、と思う。いわゆる文学作品を読むようになったのがその時点で、それまでぼんやりとしか感じなかった言葉の重さや、その不思議、美しさが意識されるようになった。はじめは日本のものが多かったと思う。日本の近現代詩を読んで、エッセイと戯曲も少し読んで、あまり小説は読んでいなかった。 シェイクスピアやギリシャ悲劇が覚えているかぎり最初の、大きな海外文学体験だ。不登校のとき、市立図書館で全集を読んだ。中学から高校の前半の海外文学は戯曲が中心で、のちにフラ

          エッセイ集『じたばたするもの』の「はじめに」(大阿久佳乃)

          【新刊案内】大阿久佳乃『じたばたするもの』

          サウダージ・ブックスより、文筆家・大阿久佳乃さんの文学エッセイ集『じたばたするもの』を2023年3月24日(金)より発売します。 【書店様へ】サウダージ・ブックスおよびトランジスター・プレスの本は、直接取引を中心に販売と流通をおこなっています。お取り引きをご希望の書店やショップの方は Contact よりご連絡ください。折り返し取引条件などについて返信いたします。また「一冊!リトルプレス」からもご注文いただけますのでご利用ください。 じたばたするもの 著者 大阿久佳乃

          【新刊案内】大阿久佳乃『じたばたするもの』

          【お知らせ】トランジスター・プレスの出版事業を継承します

          トランジスター・プレスは「今ここ」の視点に立ち、ボーダーレスな物語を発信する出版社です。 私たちサウダージ・ブックスは2023年1月より、故・佐藤由美子さんが設立したトランジスター・プレスの事業を譲り受けることになりました。尊敬する出版人である佐藤さんの精神を継承し、関係者のみなさまのご支援とご協力のもと、今後もトランジスター・プレスの本の発行と販売をおこなっていきます。 トランジスター・プレス創業にあたっての佐藤さんの挨拶文と、出版目録を公開します。 代表 浅野佳代

          【お知らせ】トランジスター・プレスの出版事業を継承します

          【お知らせ】サウダージ・ブックスの本を買える直接取引店

          サウダージ・ブックスの本は、こちらの直接取引店でご購入・ご注文いただけます。店頭在庫には限りがありますので、事前にご希望の本の在庫の有無を確認のうえご購入ください。 (全国143店舗。2024.4.12 更新) 【北海道】 またたび文庫 【青森】 まわりみち文庫 【秋田】 BAILEY BOOKS 【岩手】 BOOKNERD 【宮城】 ペンギン文庫 【新潟】 ニカラ 【栃木】 書肆ひるね 【群馬】 フクロコウジ 旅と本と人 【茨城】 PEOPLE BOOKS

          【お知らせ】サウダージ・ブックスの本を買える直接取引店

          トランジスター・プレスをはじめました(佐藤由美子)

          アメリカン・ブックジャム(ABJ)No.5 まで副編集長として活動していた佐藤由美子です。大変ごぶさたしています。 ABJ を離れた後、『12 water stories magazine』という文芸誌を創刊し、子どもの洋書を大人に紹介するブックレビュー集『キッズ(だけにじゃもったいない)ブックス』を4人の仲間で出版するなどの活動をしていました。 『キッズ(だけにじゃもったいない)ブックス』の表紙の絵を描いていただいアレン・セイ氏は、私たち4人に「ギャング・オブ・フォー」

          トランジスター・プレスをはじめました(佐藤由美子)

          Road to Yakushima #5(宮脇慎太郎)

          episode 5 この原稿を九州、五島列島に向かう客船の中で書いている この原稿を九州、五島列島に向かう客船の中で書いている。半年前の屋久島への旅の意味は、時間が経つにつれ自分の内側で大きくなっていた。 2019年3月の終わり、数日後に新元号が発表される年度末、深夜便にもかかわらず博多港発のフェリー太古はほぼ満員だった。数年ぶりに訪れた博多の町は、世界中から多くの観光客が集まるアジアの巨大な交差点と化していた。道行く人々は一見日本人のように思えるが、話し言葉を聞くとほ

          Road to Yakushima #5(宮脇慎太郎)