人気の記事一覧

人間嫌い

1か月前

カミュの陽射しに微睡む #35

2か月前

うちの積読たちと私

2か月前

タイムマシン

コンラッド「闇の奥」(1899年)

『百年の孤独』と本のインフレと文字サイズと

3週間前

今さらだけれど、光文社古典新訳文庫は宝の山かもしれない

ヴォルテール、斉藤悦則訳『カンディード』

小説が苦手な私でもラディゲは読める理由

2か月前

「方丈記」 鴨長明

3か月前

◆「ヴェニスの商人」アントニオはなぜ憂鬱か。シャイロックと同一の商原理を生きているのにそれに気づかず、気づかないようにしているからだ。だから友情に仮託しバサーニオへの信用供給源になれそうだと突然生き生きしだす。だからお前とは違うと自他に言い聞かせるためシャイロックを罵倒し続ける。

バルザック「ゴリオ爺さん」(1835年)

◆シェイクスピア「ヴェニスの商人」 金貸し業でありながらbona fidesに生きず、合意ではなく約束概念に基づく契約をたてに相手の肉塊1ポンドという現物を掴みあくまで離さず、他者を思うが儘にしようとする人間の破滅を描く。商原理を踏み外し、結果、商事外の大事なものまで失う。

カルロ・コッローディ「ピノッキオの冒険」(1883年)

光文社古典新訳文庫/『罪と罰』の面白さ

7か月前

◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――その1

落語調のゴーゴリ

7か月前

「自分の隣人を実践的に、そして怠りなく愛するように心がけてください」

9か月前

◆読書日記.《ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』》――その2

カフカ『変身/掟の前で』