nogawa「夜と霧」を語る
感想
ただ強制収容所での体験談を語っているのではなく彼の哲学がとても詰まっている。cコードが0011で心理学でもあるため読み手が期待する事柄によって心理学とも哲学とも解釈できると思う。
第二段階第十章「内面への逃避」 第十一章「もはやなにも残されていなくても」ではフランクルとフランクルの妻について語られる場面がある。その場面でフランクルは生きているのか死んでいるのかもわからない妻を内面に描き対話する。そしてその瞬間彼は愛の本質に触れた。愛する者の存在、自分と共にいること、肉