やどかり

蓮田隆秀1961.6.16生まれ。noteを始めた日2021.3.8~。映画と読書とツイッターのまとめnoteにしようと思います。とりあえず俳句をアップしたいな。

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蓮田隆秀1961.6.16生まれ。noteを始めた日2021.3.8~。映画と読書とツイッターのまとめnoteにしようと思います。とりあえず俳句をアップしたいな。

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    夏目漱石を読む

    日本紙幣にもなった夏目漱石です。懐かしい。昔はいっぱい持っていたけど今は一枚もありません。でも本はいっぱいあります。 『私の個人主義』『吾輩は猫である』『草枕』『野分・二百十日』『坑夫』『三四郎』 『それから』『門』『彼岸過迄』『行人』『こころ』『道草』『硝子戸の中で』『明暗』参考書籍 『漱石の思い出』夏目鏡子/松岡譲『夏目漱石スペシャル 2019年3月 (100分de名著)』『夏目漱石と西田幾多郎』小林敏明『子規と漱石 友情が育んだ写実の近代』小森陽一『俳人漱石』坪内稔

      • 精霊は神にもなるし悪霊にもなる

        『イニシェリン島の精霊』(2022/イギリス/アメリカ/アイルランド)監督・脚本マーティン・マクドナー 出演コリン・ファレル/ブレンダン・グリーソン/ケリー・コンドン/バリー・コーガン 監督がアイルランド出身だからアイルランドの島国の頑固さを寓話にしているのだが、ちょっと注意しないとアイルランドという土地柄がそういう頑固な人ばかりなのだろうか?と思われるかもしれない。これはどこの国でもあることなので、アイルランドの島国特有ということではないと思う。寓話であって「イニシェリン

        • オウム以降の暴力性の問題

          『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』村上春樹X河合隼雄(新潮文庫) 対談はオウム事件の後で春樹がアメリカ生活から日本に戻ってきた頃で(1995年11月)は村上春樹はそれまで個人主義的だったが日本に対して興味が湧いてきた頃だという。作品だと『ねじまき鳥』を書き終わって、『アンダーグランド』などのノンフィクションを書いていた時期。その後に『1Q84』が書かれることになる。 オウム事件によって国家に対する暴力と社会に対する暴力が表面化する頃で、前半は「癒やしの物語」についてであり

          • シン・短歌レッスン13

            コブシかな。俳句をやっていて良かったことと言えば植物に興味がわく。 西行短歌 西行は月の歌を数多く残しているが、「新古今集」で5首連続で西行の月の歌が並ぶのは西行の存在感を示している。その中でも上歌は、「われ見ば曇れ」の命令形の荒々しさ、出家僧としての厳しさが伺われると塚本邦雄一押しの西行の月歌。それなのに「望月の頃」とか歌ってしまう西行もいたんだよな。 人麿の名歌「さざなみの志賀の辛崎辛(さき)くあれで大宮人の船待ちかねつ」の本歌取りして、厳しさを歌っている。これも勝

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            寒きびしウルトラマンの三分間

            ほんと毎日が寒いな。寒いと空は綺麗だ。特に夜は月が輝いている。月齢にしたくなるぐらいに。今日は半月だそうだ。月カレンダー欲しくなってきた。 昨日は行動が遅く三時ぐらいに起きて映画館へ。ポイント鑑賞で二本映画を観た。『フラッグ・デイ 父を想う日』と『百年の夢 デジタル・リマスター版』。『百年の夢』はスロヴァキアの限界集落という感じの極貧の老人たちを写したドキュメンタリーで見た目は恐ろしい婆さんなんだけど声が若々しく恋の歌が子守唄のようでいい気持ちで寝てしまった。 読書はいろ

            ダメおやじに出来た娘の映画

            『フラッグ・デイ 父を想う日』(2021年/アメリカ)監督:ショーン・ペン 出演:ディラン・ペン、ショーン・ペン、ジョシュ・ブローリン、ホッパー・ジャック・ペン ショー・ペンが監督・主演で娘ディラン・ペンと共演したアメリカ映画。家族映画なのだがショー・ペンのどうしようもない父親だがチャーミングに描かれていると思うのは、その嘘まみれの生活は自分自身の虚栄「フラッグ・デイ」は父親が「建国記念日」が誕生日でアメリカ人の夢と挫折を象徴している。そのどうしようもない父親を見て育った娘

            冬木立電線に鳥止まる夕

            これはすずめじゃなくてムクドリだったな。たぶん。なんかこの電線は鳥が集まってくるのだが、鳥が好きな電波でも流しているのか?周りに大きな木がないこともあるんだろうけど不思議な電線だ。 正月からフェミニズムづいているがそのきっかけが「高橋源一郎の飛ぶ教室」だった。鈴木涼美もそこが出発点。 高橋源一郎の読みは作家としての方法論としての読みで結構深いと思う。この小説が祖母ー母ー娘の家族小説と読むというのはなるほどと思う。何よりも母の描き方に母の時代にはあったもの、例えば文学的理念

            とりかえられない身体性問題とジェンダー

            『とりかへばや物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 』鈴木裕子(角川ソフィア文庫) 河合隼雄『とりかへばや、男と女』を読んでいて、原作はどうなのか?と読みたくなったのだ。かなり面白かったというかこの時代から日本はあまり変わっていないのか?それとも日本文化の本質がそこにあるのか?ちょっとこれは古典と言えでも今のフェミニズムの問題でもあると思った。 姉弟の幼い時の性格が入れ替わればいいと思った男親(父親)が入れ替えて育てた結果、姉は若君として弟は女官として育てられた。男

            フェミニズムと文化のあいだのエロ本とは?

            『グッドバイ、バッドマガジンズ』(2022年/日本)【監督】横山翔一 【キャスト】杏花,ヤマダユウスケ,架乃ゆら,西洋亮,山岸拓生,菊池豪,岩井七世,西尾友樹,タカハシシンノスケ,長野こうへい,善積元,山口大地,木村知貴,大迫茂生,ジューン・ラブジョイ,あらい汎,中島愛子,草野康太,尾倉ケント,松井董平,秋乃ゆに,桑山こたろう,真矢みつき,きみと歩実,上田操,春日井静奈,カトウシンスケ,グレート義太夫 エロ本雑誌がコンビニから消えてゆく社会性を扱った映画かと思ったら、出版不

            ポール牧指パッチンで冬景色

            日記がこの時間。昨日の日記なんだが。記憶が薄れる。今朝はポール牧が出てくる夢を見たのだがポール牧のギャグが思い出せなくてイラつく。指を鳴らして、何を言うんだっけ?穴埋め問題みたいなのだが。指だけ鳴らして無言。 空もいい加減に撮っているな。寒くてスマホ操作も容易ではない。こんなに寒さに弱かったのか、寒さに弱くなったんだよな。少年の頃は半ズボンでも平気だった。 読書。金子兜太×池田澄子『兜太百句を読む。』図書館の返却期限が来ていた。他に二冊も。延長したのだが、先に読まなくては

            老荘も糞尿譚も兜太あり

            金子兜太×池田澄子『兜太百句を読む。』 (百句他解シリーズ) 最初に好きになった俳人が金子兜太だった。最初に俳句に興味を持たせてくれた、いとうせいこうとの共著『他流試合――俳句入門真剣勝負!』は、伊藤園「おーい、お茶俳句大賞」の審査委員の二人が俳句の理念について語り合う本で面白かった。 けれども、金子兜太の俳句理念は頭で理解したつもりでも金子兜太の俳句を読んではいなかった。ただ前衛俳句というところで好きだったのかもしれない。金子兜太の俳句の本を何冊か読んだが今ひとつ掴み損

            シン・短歌レッスン12

            川柳レッスン 今日は白熊杯の締切日一日前だった。一日余裕を持って川柳作りだ(全然余裕もないのだけど)。一番川柳が合っている気もするのだが、作りなれてないのでまだよく川柳がわかっていなかった。過去記事から川柳について学んだものを。最初に読んだ川柳本で良かった。 短歌と川柳の感性の違いみたいなもの。むしろ俳句より短歌の方が川柳に近いかもと思った記事。「短歌レッスン99」から「模範十首」は川柳と短歌の読み比べ。 そして、今回チョイスしたのが小沢昭一『川柳うきよ大学』(新潮新書

            勝手に、やどかり賞

            俳句部門 予選通過 376.お葬式のCM増えて寒の雨 今の社会を捉えていると思います。 338.重ね履き タイツ足し算 どこまでも 「タイツ足し算」の音韻の良さがいい。口づさみたくなる。 300.和解して日向ぼっこのへそピアス へそ出しで寝ているのかなあ、そんな冬日にほっこりした暖かさ。現代的なのもいい。 114.深深しんしんと雪雪せつせつと唯六花 音韻がいいので予選通過です。雪国の情景が静かに伝わってきました。 106.ハンドクリームハンドクリームや猫あ

            大寒波つぶやくうちに熱くなり

            昨日も引き籠もりだったのは観たかった映画を上映する映画館が機械トラブルで休館になってしまったのだ。大寒波の影響かな?それで家でごろごろ蒲団を身体に巻いて蓑虫状態だった。 読書は、『新潮 2022年 1月号』。 今朝風呂に入りながら絶望名言のラジオを聞いていたのだが(「落語の絶望名言」ニ回目だった)昨日読んだ阿部和重『Neon Angels On The Road To Ruin』に関連することを言っていたので追記。 落語は落差というのものが笑いを生むというのは、昨日読ん

            新しそうでいて過去の遺産で食いつないでいる文学

            『新潮 2022年 1月号』 中森明夫『TRY48』(連載) 第2章・寺山修司、『デスノート』 のLの葬式を開く 前号に引き続き、中森明夫『TRY48』を読みたくて借りたのだが、連載第2回は筆力が落ちているように感じる。寺山修司が『あしたのジョー』で力石徹の葬儀をプロデュースしたように『デスノート』のLの葬儀をプロデュースする。そのまんまの展開。 精神の考古学/中沢新一(連載) 中沢新一が『チベットのモーツァルト』で鮮烈なデビューしたときに、批評をした吉本隆明が「精

            大寒波プーチン憎しやせ我慢

            大寒波がやってきているというのに河津桜が一輪咲いていた。昨日は引き籠もって白熊杯の川柳を考えていたのだが、結局今日に持ち越し。前回の十六夜杯以来だからすっかり川柳がどんなものか忘れていた。図書館で急遽借りてきた小沢昭一『川柳うきよ大学』を読んで研究。 ほとんど一夜漬けみたいな感じだけど、なんとか今日になって完成! 読書もそのぐらいかな。後短歌雑誌と文芸誌を少し読んで寝てしまった。 今日の日記は、このぐらい。川柳に全精神かけたから。ほんとかいな。毎日俳句だった。昨日は冬将軍