やどかり

蓮田隆秀1961.6.16生まれ。noteを始めた日2021.3.8~。映画と読書とツ…

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蓮田隆秀1961.6.16生まれ。noteを始めた日2021.3.8~。映画と読書とツイッターのまとめnoteにしようと思います。すでに三年経っていますけど未だに初心者です。誤字脱字当然のようにあります。ネタバレもじゃんじゃんしてます。それでもいいと言う人だけお読み下さい。

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    毎日、日記をアップします。

  • 五行詩は短詩だけど俳句や短歌に比べて規則もないのでもっとも作りやすい詩かもしれない。目指せ五行詩の芭蕉? 五行詩だけでなく他の多行詩も加えました。

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自己紹介 日記 読書 映画 音楽 俳句 「俳句note」は終了して引き続き「シン・俳句レッスン」へ。 短歌 「短歌レッスン」は終了して引き続き「シン・短歌レッスン」へ。 詩 創作 「架空のジャズ喫茶」は創作全般、一部詩があり。

    • 妖怪よりもひとゴミばかりのハロウィン

      ハロウィン。実際にやった記憶はなく、英語の教科書とか出るような英語圏の文化だと思っていた。実際はケルトの祭りがアメリカで商業的に広がったものらしい。日本でもハロウィン祭りとか言うとスーパーでレジの人がいやいやながら頭に何かを付けていたりする。あとハロウィンパレードとか、実際に行われたのが1983年からだとある。いまでは当たり前の仮装行列になっているが。デモは白い目で見るのに、ハロウィンパレードとか注目されるのは東京ディズニーランドとかで一般には4%の人が参加するに過ぎないと言

      • 潮騒であなたの声が聞こえない 冬に裸で、焚き火 なに?

        • シン・現代詩レッスン60

          鮎川信夫『跳躍へのレッスン』 中西進編『詩を読む歓び』から鮎川信夫『跳躍へのレッスン』。鮎川信夫は「荒地」派の詩人だが、この詩はそれほど感じ入るものではなかった。 多分終戦後の焼け野原をイメージするのだが、そのイメージがないと平凡に感じてしまう。肩をよせあいというのだから恋人同士なのだろう。迷路ってラブホテル街じゃないんだよな。薄明は白昼のイメージか。ぼくらは崖に立っているってますます不倫カップルの詩のようだ。 恋人と言えないのが駄目なところかもしれない。独り言の世界か

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          天皇家のクーデターとその後の乱世

          『双調平家物語〈2〉飛鳥の巻(承前)』橋本治 本朝篇(今昔物語のように、震旦(中国)、本朝(日本)と行者必衰の思想は仏教的な説話なのか?)になって「大化の改新」(最近では中大兄皇子・中臣鎌足らのクーデターとして「乙巳の変」)。 蘇我蝦夷は父馬子の女性を使っての勢力拡大(鼠が穴で掻き回すとか性的に喩える)に疑問を持っていたのだ、母が物部氏の娘で馬子によって一族が滅亡させられた、が女性天皇が誕生すると父の政策を理解する(唐がモデルか?)。 そして自身も直系の子孫に相続させる

          天皇家のクーデターとその後の乱世

          2024年9月映画ベスト

          今月は低調だと思う。10本あるかな。最近noteにも映画評書いてないし。 今月はこんな感じで観賞しました。 ベスト映画 『ナミビアの砂漠』 賛否両論の女性の生きにくさをテーマにした映画。現代的で面倒くさい女で片付けられてしまうようなヒロインを河合優実(あんのこと)が好演。女性監督ならではの丁寧なディテールで描かれている。ラストの「ナミビアの砂漠」とか。印象的だ。 『ぼくのお日さま』 地方都市(離島の村だった)の温かさと冷たさを描いた秀作。吃音のある主人公がアイスス

          2024年9月映画ベスト

          2024年9月の読書

          九月は体調不良だったり(夏バテ)一日置きぐらいに元気だったり引きこもりだったり。読書の秋と言われるが。夢見る『源氏物語』から諸行無常の『平家物語』へ。2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:25冊 読んだページ数:6684ページ ナイス数:794ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ ベスト本 『現代詩手帖2023年9月号』 富岡多恵子特集が良かった。 ウェイリー版『源氏物語』がコロニアル文学であることを知るには良かった(『オリエンタリズム』のほうがわかりやすいか

          2024年9月の読書

          ドロバチに眠らされて九月尽

          ドロバチの巣だった。巣を作ると親は芋虫などを巣の中に入れ、卵を産んで放任するらしい。「みなしごハッチ」じゃないか?もっとファーブルのように観察出来れば驚くことも発見できるのかもしれない。蜂は芋虫を腐らせないように神経を麻痺させるんだよな。 そんなことを思っていたらいつの間にか十月だった。九月尽の句が読めなかった。今日読むか? 昨日は引きこもってしまった。詩のレッスン・プロに徹していたのでいいとするか?短歌関連で新たに本を二冊読み始めるが一冊は俳人の本だと後で気がつく。短歌

          ドロバチに眠らされて九月尽

          犬蓼にマーキングする散歩する犬を連れたインスタおやじ

          犬蓼にマーキングする散歩する犬を連れたインスタおやじ

          秋風は街角のない街を君と ぐるぐる廻り過ぎ、もう冬だ

          秋風は街角のない街を君と ぐるぐる廻り過ぎ、もう冬だ

          シン・短歌レッスン157

          今日は作品批評(というか感想文レベルだが)。 NHK短歌 今週は特集で『光る君へ』とのコラボ。もうこういう商業的なことが耐えられない。『源氏物語』にポストコロニアルの視点がないと単に天皇制支持になってしまう。天皇制といわないまでも「男尊女卑」の文化の継承に過ぎないのだから。そのアナウンサー役が俵万智のような気がする。 『光る君へ』では不義の子を産んだまひろに対して道長が事実を知るのが『源氏物語』を読むことによってなのだが、それを物語にしたので現実はただ過ぎ去っていくのみ

          シン・短歌レッスン157

          富岡多恵子の詩

          『現代詩手帖2023年9月号』 現代詩について本を図書館で物色していたがこれと言った本がないのでを『現代詩手帖』を読んでみようと思った。生憎、今年の『現代詩手帖』は借りられていたので去年の『現代詩手帖』から読んでみよと思った。特集で富岡多恵子だったのが良かった。詩人としての富岡多恵子よりも作家としての富岡多恵子に興味があった。最初に読んだのが『表現の風景』で驚愕したのは身体障害者用のダッチワイフ(今はラブドールという)のレポートしていた記事。それから『釈迢空ノート』『男流文

          富岡多恵子の詩

          シン・現代詩レッスン60

          富岡多恵子『返禮』 『現代詩手帳 2023年9月号』が富岡多恵子特集だった。アンソロジーを編集したのは伊藤比呂美でこの詩はいいと思った。富岡多恵子が観念語を使う詩人ではなく日常語で比喩も少ないという。詩そのものが比喩というのか問いなのである。 タイトルの漢字意外に難しい言葉はない。タイトルも旧字で書かれているから難しく感じるのであり、新字体では「返礼」だ。ざっと読んで「あい」のことを言っているのだろうと理解出来る。だがこの「あい」が難解だ。ただその決意書みたいな詩である。

          シン・現代詩レッスン60

          夢もブルーに染まって枯芒

          すでに紅葉している木があった。種類は不明。トウカエデかな?と思ったら時期が違った。最近の街路樹はよくわからん。 昨日は結局引きこもってしまった。NHK俳句と短歌があってそれを見た。あと朝に『BLUE GIANT』を見たのも外に出るタイミングを失った。そのわりにはぐったり寝ていたのだが。 現代詩の本は、『討議 詩の現在』城戸 朱理/野村 喜和夫と『現代詩手帖 2023年9月号』 『討議 詩の現在』「起源・反起源―吉岡実、堀川正美(ゲスト・佐々木幹郎)」詩を意識した起源とし

          夢もブルーに染まって枯芒

          シン・俳句レッスン152

          夏バテ 夏バテは季語ではないという人もいる。「夏負け」も「暑気あたり」あたりがそうであるとするのだが「夏バテ」は夏が過ぎて涼しくなってから疲れがでてくるので、「夏負け」とは多少意味がズレてくるのではないか。人によっては「夏バテ」を秋の季語とするのもある。 季重なりだけどあえて入れたという新興俳句的に一字空白を入れた。 現代俳句 比喩で詠む。頭では理解するがなかなか難しい。見立てになってしまう。そのへんのとこ意識的に今日はやっていこう。先の夏バテの句も頑固爺ではなく、

          シン・俳句レッスン152

          シン・現代詩レッスン59

          吉野弘『I was born』 現代詩のアンソロジーを探して、中西進『詩をよむ歓び』を図書館から借りてきた。詩と共に中西進の解説。この詩では、母性の尊さを問うが、それは『万葉集』の研究者らしい詩の読み方なのかもしれない。母性について、考えてみたいのは、今の時代子供を産むことが合理的なことなんだろうか?と思うからだ。非合理なことでも本能として備わっているのかもしれない。その不合理なことを詩は讃歌としてみせる。それは蜉蝣のようだった。 散文詩か。エッセイのように読ませるが言葉

          シン・現代詩レッスン59