染井吉野ナンシー

色彩の魔術師。都内にある零細出版社の営業部員。坂道ヲタ。 https://www.ro…

染井吉野ナンシー

色彩の魔術師。都内にある零細出版社の営業部員。坂道ヲタ。 https://www.rockfield.net/wp/

最近の記事

今日の配本(24/03/19)

カフカふかふか とっておきの名場面集下薗りさ、木田綾子 編 魅力的なキャラがいっぱい登場し、出だしも面白い。描かれる世界は謎だらけ。そんなカフカ作品のふかふかエッセンスがこの一冊に。 https://www.rockfield.net/wp/?p=5926

    • 将来的には……

      情報番組を見ていると、「ゴジラ」がアカデミー賞を受賞したことが報じられています。なんでもアジア映画としては初の受賞だそうです。 ところで、そのゴジラが受賞したアカデミーの「視覚効果賞」って、ようはCGグラフィックを実写部分に合成しているわけですよね。テレビでもグリーンバックで演技する俳優たちと、そこに合成するCGをパソコンで作っているスタッフの映像が紹介されていました。神木隆之介や浜辺美波はともかく、大勢の群衆が映っているシーンでも実際の俳優が演じているのは20人か30人く

      • 悲願と言うけれど

        北陸新幹線の敦賀延伸。ニュースでも大きく取り上げられていますし、地元では悲願達成として大騒ぎになっているようです。   確かに、長い目で見たときに観光客が多少増えたりするのでしょうが、地元が失うものって、それ以上のような気がします。こんな風に書くと、なんでもあって便利な東京に住んでいる者の意見だと言われると思いますが、実際のところ、新幹線が通った地方都市はどれだけ豊かになったのでしょう。 京都や大阪、名古屋といった、そもそもが大きな都市ならば別ですが、それ以外の都市はど

        • こちらも地味に増殖中

          数年前に、わが家に架蔵しているちくま新書が100冊を超えたと書きました。その後何冊増えたか数えていませんが、置く場所に困っていることは相変わらず。 そんな筑摩書房ですが、同じ新書サイズで「ちくまプリマー新書」というレーベルもあります。こちらは「最初の新書」という謳い文句からもわかるとおり、より入門的な、たぶん読者対象の年齢もちくま新書よりは若い方を想定しているのだと思います。 とはいえ、大人にも興味深いタイトルが数多く刊行されていまして、あたしも何冊か架蔵しております。そ

        今日の配本(24/03/19)

          それほど乱暴に扱っているつもりはないのですが……

          写真は、あたしが愛用している4色ボールペンです。2本あります。軸の部分の色が異なりますが同じ商品で、三菱のジェットストリームです。 一時は百均で売っているものを使ったりもしていましたが、やはりどうも使いづらいのでこの商品を使うようになりました。書き味は悪くないのですが、ひとつ困ったところがあります。 写真を見ていただければ気づかれたかと思いますが、ボールペンをポケットなどに挟むためのクリップ部分が欠けてしまっています、それも2本とも。2本とも同じように欠けてしまっています

          それほど乱暴に扱っているつもりはないのですが……

          今日の配本(24/03/14)

          新版 英語原典で読む経済学史根井雅弘 著 根井ゼミへようこそ! アダム・スミスからケインズまで、英語原典に直に触れながら経済学の歴史を学ぶ、経済学史講義! https://www.rockfield.net/wp/?p=5924

          今日の配本(24/03/14)

          禁断の食べ合わせ?

          今の時期、果物の旬は何でしょう? やはりいちごですかね? というわけで、母が近所のスーパーでいちごを買ってきたので、夕食後のデザートに賞味しました。 「いちご」ということで思い出したのが、先日買ってきた「ほろよい」です。なにしろ「苺さくらんぼ」フレーバーでしたから。早速、冷蔵庫からほろよいを持って来て、あにくい練乳を切らしていたので、ホイップクリームを用意して、食後の即席いちごパーティーです。 いちごにホイップクリームをたっぷりとかけて、美味しくいただきながら、ほろよい

          禁断の食べ合わせ?

          これも期間限定ですよね?

          JR東日本の駅には独自のコンビニ、NEWDAYSというのがあります。独自の商品もあり、他のコンビニにはないものが手に入ります。特におにぎりは個人的にはNEWDAYSの商品に好きなものが多いです。 そして店頭で見かけるようになったのがこの二点です。「ゆふいんの森」と「かしわめし」です。「ゆふいんの森」はタケノコ入りの山菜ご飯のおにぎりで、なかなか上品な味わいでした。「かしわめし」もちゃんと鳥肉の味を感じられる一品でした。 あたしはこの数年ずっとお腹の調子が悪くて、お昼は食べ

          これも期間限定ですよね?

          矛盾した行動なのでしょうか?

          こういう組み合わせは矛盾しているのか否か、あたしにはちょっと判断がつきかねるのですが…… 何かと言いますと、まずは最初の画像。最近、テレビのCMで宣伝しているのを何回か見かけている商品、森永のトリプルヨーグルトです。近所のスーパーで売っていたので買ってみました。 ボディーに書いてあるように、血圧、血糖値、中性脂肪に効果があるようです。あたしはもう十年近く血圧の薬を服用していますし、このところお腹まわりのお肉も醜くなってきていますので、騙されたと思って買ってみたわけです。ち

          矛盾した行動なのでしょうか?

          光ると言いつつ暗いですね

          大河ドラマ「光る君へ」の評判はどうなのでしょう? あたしは視聴率は気にせず、自分の好みでテレビドラマを見るタイプですが、今年の大河ドラマは数十年ぶりに見ております。 昨年来、藤原氏や紫式部、源氏物語や平安時代に関する書籍が陸続と出版されています。研究書やごっつい単行本には手を出していませんが、新書については何冊か読んでいます。基本的にこの時代、好きなのでしょうね。 で、大河ドラマです。ネットなどの書き込みを見ていると、藤原ばかりで誰が誰だかわからない、という意見が散見され

          光ると言いつつ暗いですね

          探しているのは、ビジネスバッグではなく、営業バッグ!

          昨年の6月にカバンについて書きました。どちらかというと不満をたらたらと書いてしまったようなダイアリーでした。その後、7月にはカバンを買い直そうとも書きました。実は、そのカバン(リュック)ですが、壊れました。 頭の部分、持ち手が付いていますが、そのあたりのファスナーのところがほつれてしまったのです。荷物の重さに耐えきれなかったのでしょうか。とにかく縫ってあったところなのか、布自体なのかわかりませんが、ちょっと穴が空いていたのを見つけたと思ったら、あっという間に広がってしまい、

          探しているのは、ビジネスバッグではなく、営業バッグ!

          続々と新製品?

          近所のコンビニに立ち寄ったら、こんなポテトチップスが売られていたので、ついつい買ってしまいました(汗)。 まずは「しあわせ濃厚バター」です。これまでも「しあわせバター」という味のポテトチップスは売られていて、何度も買って食べております。名前どおり、食べるとしあわせな気持ちになれる、そんな味のポテチです。 それがさらに濃厚になっているのでしょうから、これは期待大です。幸せもさらに極上のものが感じられるのではないかと密かに期待しております。 続きましてはこちら、「北海道バタ

          続々と新製品?

          六角形のボトルでした!

          被災地支援に北陸のお酒を購入するのは一休み、今回は、またしても国分寺のクイーンズ伊勢丹で新潟の酒を買いました。それがこちらです。 麒麟山です。 ほとんどのボトルは1500円前後、安いのだと1000円をちょっと超える程度、高いのでも2000円弱という中にあって、この麒麟山は函入りで、なんと3000円もしました。 これは美味しいのだろうなと信じて買ってみましたが、箱から出してみて驚きました。水色のボトルはこれまでも見たことはあります。一升瓶などでは茶色いボトルが多いですが、

          六角形のボトルでした!

          次はどちらへ?

          「次はどちらへお出かけですか?」なんて書いてしまうと、西山荘で次の諸国漫遊について思案している水戸のご老公のようですが、旅ということについては同じです。母を連れて、こんどはどこへいくか、です。 母はそれほどあちこち旅したことがある人ではなく、もちろん旅行もそれほど好きというわけでもないので、行ったことのある都道府県を挙げた方が早いくらいですが、ここへ来て、「あそこへ行きたい」「ここにも行ってみたい」といろいろ言い出しています。やはり自分の老い先を考えると、「動けるうちに」と

          併売どころかセット販売でしょ?

          新潮社のクレスト・ブックスから『あなたの迷宮のなかへ カフカへの失われた愛の手紙』という新刊が刊行されました。今年はカフカの没後100年にあたりますので、それを意識しての出版でしょう。本書の内容を公式サイトから拾ってみますと とあります。ここに書いてある「カフカから彼女への手紙は後に出版された」とあるのが、あたしの勤務先から刊行されている『ミレナへの手紙』です。こちらは という内容になります。つまり『ミレナへの手紙』はカフカ自身が書いたものを編集したものであるのに対し、『

          併売どころかセット販売でしょ?

          2024年2月のご案内

          2024年2月に送信した注文書をご案内いたします。       まずはいつもの通り、「今月のおすすめ本」です。そしてノーベル文学賞受賞作家グルナの『楽園』が順当に売上を伸ばしています。SNSで盛り上がり、いきなり注文が殺到した『歌詞のサウンドテクスチャー』、そして同じくSNSで話題の『穴持たずども』もそれぞれ重版が決まりました。   続いては文庫クセジュ。新刊の『ビザンツ帝国の歴史』が早々と重版が決まり、朝日新聞読書欄の記事がきっかけで注文が伸びた『ポピュリズムに

          2024年2月のご案内