染井吉野ナンシー

色彩の魔術師。都内にある零細出版社の営業部員。坂道ヲタ。 https://www.ro…

染井吉野ナンシー

色彩の魔術師。都内にある零細出版社の営業部員。坂道ヲタ。 https://www.rockfield.net/wp/

最近の記事

2024年9月のご案内

2024年9月に送信した注文書をご案内いたします。       今月も最初は「今月のおすすめ本」です。続いては、刊行前から注文殺到の『アメリカを変えた夏1927年』です。そしてご案内が直前になってしまいましたが、ニューヨークの同時多発テロを扱った『倒壊する巨塔』です。またドラマ版「ゴールデンカムイ」の放送一か月前になりましたので『ニューエクスプレスプラス アイヌ語』と『第七師団と戦争の時代』をご案内しました。       中盤はあまりご案内するものがなかったの

    • これが最後のドームかしら?

      今月半ばには店頭に並ぶと思いますが、今年も語学手帳が出来てきました。仏独西中の四か国語に加え、2025年版はタイ語がラインナップに加わりました。そして、事前の予約数を見ると、思いのほかタイ語の反応がよいのです。 タイ語と言えば、この数年、BLドラマの影響で学習者が伸びているようです。あたしの勤務先の語学書もお陰様でよく売れています。かつて韓流ドラマがブームになって韓国語学習者が伸びたように、ドラマの影響というのは大きなものです。 それはさておき、先日、乃木坂46を卒業した

      • あれれ、このちゃん、どっこー?

        『月刊エンタメ』の11月号を買ってみました。 表紙は誰なのでしょう? 最近は坂道グループくらいしか追っていないので、48グループは知らないメンバーだらけです。 それなのにどうして買ったのかと言いますと、先日宮崎で行なわれた「ひなたフェス」の特集が組まれているからです。一冊まるごとであれば言うことないのですが、さすがにそれは高望みが過ぎるというものでしょう。 ちなみに、あたしが買ったのは通常表紙なんだと思いますが、日向坂46の正源司陽子と藤嶌果歩の二人が表紙を飾っている別

        • ただの翻訳ではないみたい?

          国書刊行会から『北京古建築』という上下本が刊行されています。   A4判ですから、まあまあの大きさで、各巻本体15000円という高価格です。オールカラー、上下で478頁という立派な一冊、否、二冊です。 欲しいなあと思うものの、国書刊行会のウェブサイトを見ますと、「王南著『北京古建築』(中国建築工業出版社、2015年)の日本語版である」とありますので、写真や図版がメインであれば、原書の方を買った方が安いかなと思いました。そこで東方書店のウェブサイトで原書を検索してみますと

          今日の配本(24/09/30)

          続ドイツ史1866-1918(下) 民主主義を前にした権力国家トーマス・ニッパーダイ 著/大内宏一 訳 前巻の『ドイツ史1866―1918 労働世界と市民精神 (上・下)』が、ドイツ帝国の社会・経済史と宗教を含む文化史とに充てられているのに対して、本書は政治史を扱い、政治に関わる様々な分野の「状態史」=「構造史」と「出来事史」=「事件史」を詳述する。1890年以降の構造的諸問題から、ヴィルヘルム時代、第一次世界大戦までを扱う「下巻」では、国家と憲法体制、政党、対外政策、帝国

          今日の配本(24/09/30)

          好きな人には刺さるでしょう

          セブンイレブンから新作の三角サンドイッチ「三角シャルロットサンド チョコクリーム」が発売されていたので、おやつに買ってみました。シャルロットサンドは、以前にクリーム味のものが発売されていたのを覚えています。それのチョコレート版ということですね。 お子様には、こちらの方が受けるのではないかと思いますが、どうでしょう。わが母はチョココロネとかが好きな人なので、このチョコのシャルロットサンドも美味しいと言ってパクついていました。 あたしとしては、もう少ししっとり感があってもよい

          好きな人には刺さるでしょう

          お店によってずいぶん違うものですね

          昨日のダイアリーでご紹介した、浜松のバウムクーヘン「きみのまま」ですが、昨日は箱の写真だけでしたので、実物の様子と味に関するレポートを少々。 ウェブサイトには と書いてあります。商品名のとおり、卵を存分に使ったバウムクーヘンのようです。 箱から取り出してみるとご覧のような感じ。まあ、よくあるバウムクーヘンです。取り立てて特徴的だとか、変わっているところは、見た目にはないようです。 カットして食べてみたのですが、確かに卵が比較的強く感じられます。しっとりという感じでもな

          お店によってずいぶん違うものですね

          秋の静岡&長野フェア

          このダイアリーではしょっちゅう登場する、JR国分寺駅ビルにあるクイーンズ伊勢丹。現在、そこでは「秋の長野&静岡フェア」が開催中です。こんどの日曜までのようです。 このフェアに注目したのは、もちろん妹家族が住んでいる静岡が絡んでいるからです。なので、このダイアリーのタイトルも「長野&静岡」ではなく、「静岡&長野」にしてしまいました(汗)。 両県のいろいろな特産、名産が売られていましたが、やはり静岡のものを選んでしまいます。まずチョイスしたのは「手造りプリン」です。富士山麓あ

          秋の静岡&長野フェア

          Take My Breath Away

          先程のダイアリーでルシア・ベルリンに触れましたが、ベルリンと聞くとあたしは「Take My Breath Away」を思い出してしまう、と言いますか、頭の中にこの曲が流れ始めます。 とはいえ、映画「トップガン」は見たことがありません。あの頃って、とにかく洋楽が流行っていて、テレビ番組でも洋楽専門のものがありましたし、楽曲もラジオから頻繁に流れてきていたものです。ドラマや映画の主題歌になっているということだけは知っていても、ドラマも映画も見たことがない、ただその曲だけは耳に馴

          年貢の納め時になりました

          わが家に、DoCoMoからこんなDMが届きました。あたし宛ではあるのですが、母が使っている「らくらくホン」に関するDMでした。 母のらくらくホンは既に10年以上は使っていると思いますが、このところバッテリーの持ちが非常に悪くなってきました。半日くらいで、特にハードな使い方をしているわけではないのに、限りなく0%に近い数値になってしまいます。 もういい歳だから死ぬまで使い倒す、と言っていた母ですが、このところの自然災害をニュースで見るにつけ、避難した先でスマホの充電が切れた

          年貢の納め時になりました

          今日の配本(24/09/26)

          傷ついた世界の歩き方 イラン縦断記フランソワ=アンリ・デゼラブル 著/森晶羽 訳 テヘランからエスファハーン、ペルセポリスを経てザーヘダーン、サッゲズに至る縦断記は、傷ついた世界を生きる者のため「世界の傷口」に命がけでペンを差し入れる新しい紀行文学。アカデミー・フランセーズ賞受賞の作家の日本デビュー作。 ぶち壊し屋(上) トランプがいたホワイトハウス2017-2021ピーター・ベイカー、スーザン・グラッサー 著/伊藤真 訳 本書は、歴代大統領を取材し続けてきたホワイトハ

          今日の配本(24/09/26)

          今日のラッキーアイテムは……

          朝の情報番組の星占い、あたしのかに座はまあまあの順位でして、ラッキーアイテムは「サンドイッチ」でした。 と、その前に日本テレビ系で放送されている、乃木坂46五期生の番組「超乃木坂スター誕生」のブルーレイ第二弾が発売になりました。早速手に入れました。第一弾ともども、昔のLPレコードのような大きさの函に入っています。 メンバーの写真は五十音順ですので、配置は変わっていません。ずいぶんと感じが変わったなあというメンバーはいませんね。それほど変わっていないというのは、それだけ五期

          今日のラッキーアイテムは……

          新発売だそうです

          秋になると、秋味を意識した新製品が発売されます。スイーツはもちろんですが、ビールやチューハイでもそういう商品が発売されています。 公式アナウンスでは本日発売ということで、帰りがけのコンビニの売り場を見たら置いてありました。それがこちら、キリンの「華よい」です。三種類、置いてありました。葡萄と白桃と檸檬です。 「はなよい」と聞くと、あたしなどは「花宵」という感じを思い出してしまいます。宮木あや子さんの小説『花宵道中』のことです。しかし、これは「華よい」ですから、まるで違いま

          新発売だそうです

          同じ国の話です

          《エクス・リブリス》の新刊『傷ついた世界の歩き方』を読みました。フランス人の著者がイランの国内をあちこちめぐった旅行記です。イランを訪問したのは2022年のことのようです。本当につい最近のイラン旅行記になります。 この時期というのは、日本でも報道されましたが、マフサ・アミニさんが死亡した事件の直後です。最初のうちは著者の記述にそこまでの緊張感は感じられますが、後半はやはり緊迫したイラン情勢がうかがわれます。 イランという国に詳しいわけではありませんが、少し前に平凡社新書『

          同じ国の話です

          それにしても「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものですね

          少し前に近所で曼珠沙華が咲いたとご報告しました。その時に報告した曼珠沙華は白い花でした。しかし、一般に曼珠沙華と言えば赤い花をイメージする人も多いのではないでしょうか。 そう思っていところ、白い曼珠沙華が咲いていた、近所の路傍の花壇に赤い曼珠沙華差咲いているのを見つけました。まだ蕾のままの株が数本ありましたので、あと数日したら群生とは言えないまでも、ちょっとは咲き乱れた感が出て来るのではないかと期待しております。 そんな一枚目の写真に対し、二枚目の写真はわが家の玄関先です

          それにしても「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものですね

          THE 100 BEST BOOKS OF THE 21ST CENTURY

          既に日本でも話題にしている方が大勢いますが、ニューヨークタイムズのサイトに「THE 100 BEST BOOKS OF THE 21ST CENTURY」が掲載されています。サイトには と書いてあります。503名の方による投票で選ばれた100冊です。このリストの100冊の中に、あたしの勤務先から邦訳が出ている書籍が何点か含まれていますので、ご紹介します。 以上の9点、100冊のうちの9冊ですからほぼ一割です。わが編集部もなかなかの目利きが揃っているといことでしょうか。

          THE 100 BEST BOOKS OF THE 21ST CENTURY