熊谷悠一 Yuichi Kumagai

渋谷のラジオ「熊谷悠一アワー」毎週日曜17:00〜17:55で音楽の紹介をしています。…

熊谷悠一 Yuichi Kumagai

渋谷のラジオ「熊谷悠一アワー」毎週日曜17:00〜17:55で音楽の紹介をしています。「Peter Barakan's Live Magic!」などでDJ。毎日更新を自らに課しているので、好き勝手に書き散らしています。 連絡先:u1bearあっとicloudどとこむ

マガジン

  • 渋谷のラジオ「熊谷悠一アワー」プレイリストまとめ

    コミュニティFM渋谷のラジオで放送中の音楽番組「熊谷悠一アワー」でかけた曲目をまとめました。2020年10月からは日曜17:00~17:55で毎週お送りしています。渋谷のラジオは、公式サイトから、またはスマホやタブレットの無料アプリから全国で聴けます。

  • 本と漫画の記録

    読書の記録を気軽なメモ程度に残していきます。

  • 映画感想 2024

    2024年に観た映画の感想を書きます。配信での旧作も含むので、必ずしも新作とは限りません。

  • プレイリスト遊戯

    趣味や好きで作ったプレイリストをまとめました

  • 【アーカイヴ】映画の感想 ~2022

    観た映画の感想を、鑑賞メモ程度に自由に書きます。作品の紹介部分は省くことも多いですし、内容の詳細には踏み込みすぎないようにします。評論でも批評でもなく、あくまで一般の一映画好きの意見ですので、こういう見方をする人もいるんだな、ぐらいの参考にしてもらえれば幸いです。

最近の記事

11/3/’24「熊谷悠一アワー」(渋谷のラジオ) No.343 プレイリスト

「ザ・ピアノエラ2024」特集 ゲスト:堀内求さん(ザ・ピアノエラ・アソシエーション) 【Tracklist】 Büşra Kayıkçı "Fernweh"『Places』(2023) 江﨑文武 "常夜燈"『はじまりの夜』(2023) 原 摩利彦 “Circle of Life”『Landscape in Portrait』(2017) Balmorhea “The Bright Door”『Pendant World』(2023) Hanakiv “Goodb

    • 活動報告:2024/11/02

      今日も気ままに活動報告。このnote、閲覧数は相変わらず少ない。それどころか最近の記事は特に面白くもしていないので減少傾向にすらあるが、意外なところで読まれていたりもしてヒヤヒヤする。でも誰も読んでいない前提で気楽に書きたいのだ。誰も見ていないかのごとく踊りなさい。感じたことをなるべくそのまま冷凍保存しておく。ミニマムアカウントだから自由に御託も並べられるし、そういう吐き出す場所が人には必要なのだよ。逆に言えばツイッターなんかは人口が多過ぎる、拡散性が高すぎる。一時期に比べる

      • 自分ひとりの部屋 / A Room of One's Own

        仕事関係で数日家を空けていたので、やっと帰れてホッとする。こんな部屋でも、慣れればそれなりに落ち着くものだ。何より「自分ひとりの部屋」というのが私のような神経質な人間にはありがたい、というか絶対的に必要不可欠だ。 ようやく普段の環境で音楽が聴ける。10月に入ってから別のいくつかに追われていたので、新作も何が出ていたかを探るところから。探せば探しただけ見つかるというのが楽しく、これはこれでやめられないし、やめるつもりもない。その作業をする時空間をいかに自分に確保させるかが問題だ

        • 吉田秋生『海街dairy』

          吉田秋生『海街dairy』(2007~2018) 恩田陸 編『少女たちの覚醒』に収められた第一話を読んで以来、ずっと読破したいと思っていた『海街dairy』。 去年の夏に第1巻だけ手に取り、この度ようやく読了できた。 ほぼ実際のままであろう鎌倉を舞台に、両親を亡くした中学生の「すず」が異母姉たちと暮らす新たな日常と青春を描く。 人情の機微を繊細に掬い取り、抜き差しならない人間の業を深刻になりすぎず、ときに笑いに包んで表現する。落ち着いた語り口と定評ある画力に引き込まれた

        11/3/’24「熊谷悠一アワー」(渋谷のラジオ) No.343 プレイリスト

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        • 本と漫画の記録
          35本
        • 映画感想 2024
          21本
        • プレイリスト遊戯
          5本
        • 【アーカイヴ】映画の感想 ~2022
          52本
        • DJ熊谷悠一的年間ベストアルバム 2013~2023
          11本

        記事

          日記:2024/10/30

          先週の水曜に収録していた音源をようやっと編集完了。ちょっとずつ確実に進めた。とは言えそんなに大袈裟な作業でもなく、元々の素材が時間を測りながら吹き込んだものだし、基本的には余った部分だったりを削るだけ。もちろん根を詰めればどこまででも磨き上げられるのだが、ラジオだしある程度はざっくばらんな喋りや作りでも構わないと思う。ゲストさんが来られる場合は対話形式になるので余計にそうだ。 そんなこんなで、あとはSNS用の原稿やらの準備など細かい仕事は残っているが明日以降でも構わない。何

          長く書けそうだけど墓穴を掘りそうだから一言にしておこう。溜まっていた本と漫画をさらっと読む。揺れ動く感情を味わっている自分を客観的に眺めていた気が。ラジオはあまり聞けず。隙間を縫っての次週分編集作業は6割ぐらいまで来た。これを終わらせないことにはゆっくり音楽を聴くこともできない。

          長く書けそうだけど墓穴を掘りそうだから一言にしておこう。溜まっていた本と漫画をさらっと読む。揺れ動く感情を味わっている自分を客観的に眺めていた気が。ラジオはあまり聞けず。隙間を縫っての次週分編集作業は6割ぐらいまで来た。これを終わらせないことにはゆっくり音楽を聴くこともできない。

          日記:2024/10/28 〜世界に対する最大の復讐〜

          衆院選の結果は結果で、速報より分析に興味がある。なので各番組による選挙特番はパパッと流し見。党首たちの細切れにされた反射的な言葉もあまり身を入れて聞けず。じっくりと落ち着いて考える時間がある今日以降どんな見解が出てくるかに触れて、自分なりに考えたい。その意味で報道は難しそうだ。求められているのは中身だろうが、その都度注目が集まりがちな事柄に注意も資源も取られてしまう。瞬間値的な発想に収束されていく傾向はSNSも手伝ってますます加速する。 食品を中心に止まるところを知らない値

          日記:2024/10/28 〜世界に対する最大の復讐〜

          10/27/’24「熊谷悠一アワー」(渋谷のラジオ) No.342 プレイリスト

          【Tracklist】 Little Feat "Rad Gumbo"『Representing The Mambo』(1990) I’m With Her “Crossing Muddy Waters” single (2015) Robert Ellis “Perfect Strangers”『Robert Ellis』(2016) Nora Brown and Stephanie Coleman “Copper Kettle”『Lady of the Lake』

          10/27/’24「熊谷悠一アワー」(渋谷のラジオ) No.342 プレイリスト

          日記:2024/10/26〜投票、本のイヴェント、絵画展〜

          お昼過ぎに期日前投票を済ませてきた。会場は催し物と重なっているからか?待機列ができているぐらい人で溢れていた。土曜日の昼間だからかな、投票率がどのくらいになるのか。いつも気になるのはそこ。我々の日々の生活に直結しているのが政治、それは認めざるを得ない。貴重な一票を投じれば、そこからは自分ごとになる。ぜひ全員参加でお願いしたい。結果はともかく、その後の分析と読み解きが結構面白かったりする。良心ある各ラジオとYouTube番組に期待。 「神保町ブックフェスティバル」に初めて行っ

          日記:2024/10/26〜投票、本のイヴェント、絵画展〜

          映画『ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?』

          『ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?』(2023、アメリカ、112分) 原題:WHAT THE HELL HAPPENED TO BLOOD, SWEAT & TEARS? 先月ピーター・バラカンさんの音楽映画祭に出かけた際、予告編が流れていたドキュメンタリー。ブラッド・スウェット&ティアーズ、正直ほとんど聴いてこなかったバンドだけど、何やら国家ぐるみで大変なことに巻き込まれたらしく、その不穏な空気に語弊はあるが俄然興味をそそられた。 1960年代終盤、

          映画『ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?』

          魂同士での共鳴

          「魂のレヴェルで繋がった」という言い方を自分なんかもついしてしまうけれど、少なくともこちらとしては、そのような深いところで共鳴するような感覚になった人間関係がいくつかあった。それは性差も年齢差も超えていたし、逆にかなり近い背景を持っている者同士という場合もあった。振り返れば、それらのほとんどは繋がりが切れてしまったが、魂が響き合っていたときの楽しい記憶は忘れないものだ。そういう追憶をいくつ作れるかが人生なのかもしれない。死ぬときに浮かんでくるような思い出を。不思議なもので、そ

          ギリギリまで制作して収録、ゲストさんと打ち合わせて次々回分も併せて収録。自分の段取りが相変わらず悪くて、ちょっと編集が大変かも…。観ると約束していた映画『ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?』を終映直前で何とか鑑賞。また感想を書こう。来週こそは新譜を聴けるかなー。

          ギリギリまで制作して収録、ゲストさんと打ち合わせて次々回分も併せて収録。自分の段取りが相変わらず悪くて、ちょっと編集が大変かも…。観ると約束していた映画『ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?』を終映直前で何とか鑑賞。また感想を書こう。来週こそは新譜を聴けるかなー。

          自分の番組は毎週恒例の「あと1曲」で探し続けて見つけらない状態だったが、候補曲の合計時間を測ったら少し基準を越えているぐらいだった。もう選曲は終わっていた。半分くらいはリクエストで埋まるようになってきた。明日は2本分の収録。中抜けの合間にゲストさん回の予習を軽くでもしておかねば。

          自分の番組は毎週恒例の「あと1曲」で探し続けて見つけらない状態だったが、候補曲の合計時間を測ったら少し基準を越えているぐらいだった。もう選曲は終わっていた。半分くらいはリクエストで埋まるようになってきた。明日は2本分の収録。中抜けの合間にゲストさん回の予習を軽くでもしておかねば。

          「夢は終わった」

          「Live Magic!」最終話の現場にいて思うこと感じることは様々あった。正確には一日経ってようやく感情が追いついてきたところはある。当日は必死とまでいかなくても、そこまでの余裕はなかった。だから自分の言葉でまとめなくてはなぁ。何も起きなければ時間はたっぷりあるけど書くこともなく、こういう自分にとって大事なことが進行中のときは落ち着いて書く時間も空間も確保できない。 反省点も多々あるし、自分の至らない点も多すぎた。でも確かに「Live Magic!」は10年行われたわけだ

          「夢は終わった」

          10/20/’24「熊谷悠一アワー」(渋谷のラジオ) No.341 プレイリスト

          【Tracklist】 The kinks "Autumn Almanac"『Something Else by The Kinks (2004 Bonus Tracks Edition)』(1967) Raymond Lefèvre & Son Grand Orchestre "Les Feuilles Mortes" (1976)『Les Plus Belles Mélodies Françaises』 Jaco Pastorius “3 Views Of A Se

          10/20/’24「熊谷悠一アワー」(渋谷のラジオ) No.341 プレイリスト

          と、いうことで普段は何者でもない自分が一年で唯一脚光らしきものを浴びる日も終わり。もうそういう機会もないかな。明日で最後。音楽は死に絶えるわけもないけど提供の仕方がまた変わってくる時期なのでしょうね。フェスという形式も一つの曲がり角に来ているのかも。業界のことはよう分からんけど。

          と、いうことで普段は何者でもない自分が一年で唯一脚光らしきものを浴びる日も終わり。もうそういう機会もないかな。明日で最後。音楽は死に絶えるわけもないけど提供の仕方がまた変わってくる時期なのでしょうね。フェスという形式も一つの曲がり角に来ているのかも。業界のことはよう分からんけど。