魂同士での共鳴

「魂のレヴェルで繋がった」という言い方を自分なんかもついしてしまうけれど、少なくともこちらとしては、そのような深いところで共鳴するような感覚になった人間関係がいくつかあった。それは性差も年齢差も超えていたし、逆にかなり近い背景を持っている者同士という場合もあった。振り返れば、それらのほとんどは繋がりが切れてしまったが、魂が響き合っていたときの楽しい記憶は忘れないものだ。そういう追憶をいくつ作れるかが人生なのかもしれない。死ぬときに浮かんでくるような思い出を。不思議なもので、そうなる人とはふとしたときに出会うし、ほぼ全て仕事以外での交流がきっかけだった。自分が一番好きなことをやっているときが最も自然体で心を開いている瞬間だろうし、その部分こそを気に入ってくれる人が、やはり特別な存在になり得るのだろう。

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