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覚えておきたい記事

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記事を読ませて頂いて、「これは心取り乱した時に持ち直す鍵になるかも!」と思ってもすぐ忘れてしまう僕。気が滅入ってしまった時にまとめたマガジンを再び読ませて頂き、持ち直すヒントにさ… もっと読む
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ASDと「共感」について:その②

ASDと「共感」について:その②

前回の記事で「ASD(自閉症スペクトラム)は相手が置かれた状況(=事実)が自分にとって納得できて初めて相手の気持ちを受け入れられるのに対し、定型発達者は状況に関係なく相手の気持ちを想像し寄り添うことができる」という話をしましたが、これを読んで
「定型発達者は状況に関係なく相手に共感することができるんだよね?じゃあどうして定型の人はASDに共感してくれないの?」
と疑問に感じるASD当事者も少なくな

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ブログ更新のお知らせ-「才能」

ブログ更新のお知らせ-「才能」

ブログ更新しましたのでお知らせです。

発達障害人の「才能」は自分が一番わかっていないかもしれない!?

吉濱ツトムさんの動画を見て感銘を受けて、自分の才能探りをやってみました。皆さんも自分の才能を改めて見極めてみませんか? そのヒントになる記事にできていたら嬉しいです。

バズってもそれはあなたのモノではない。

バズってもそれはあなたのモノではない。

先日、ワイドナショーに加藤一二三先生が出演され、藤井聡太さんへ賛辞のコメントをしていた。

溢れ出る言葉の渦は、行列のできたテーマパークの入場ゲートのように崩壊し、ネイティブのはずの僕でさえ日本語を聞き取るのに相当のヒアリング力を必要とした。

ひふみんは話題のAIにも触れ、その事に言及したツイートがあまりにも理路整然として的確な文章であったため、僕は思わずこのようにツイートした。

すると、その

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共感性が高いと、他人の機嫌に影響受けやすくて困る。

共感性が高いと、他人の機嫌に影響受けやすくて困る。

他人が満たされない気分でいるのを解決してあげるのは私の役目ではなくて、自分自身のバランスを取ることが私の役目なんだって。 

多くの人が周りを気にしすぎて自分を嫌な気分にさせてる。

でもそんなの自分へのいじめとも言えることなんじゃないかって思い至って、自分いじめてたらそれを反映して世界も厳しく感じるうんだろうし、まず自分をいじめないでいたらもっと世界が優しく感じるんじゃないかって仮説を立ててみて

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【発達障害】診断名は“免罪符”なのか?

発達障害という診断名が免罪符の役割を果たし、それが甘えだという意見が散見されます。今回は日精診ジャーナルに記載されている筆者の意見も参考に、僕の経験も交えながら意見を述べたいと思います。

不注意優勢型ADHDであること:その②

不注意優勢型ADHDであること:その②

前回の記事の続きで、引き続き不注意優勢型ADHDについて当事者の視点から考察してみたいと思います。今回は見分けのつきにくく、かつ併発しやすい受動型ASDとの関係を中心に見ていきます。

受動型ASDとの見分けがつきにくく、また併発しやすい不注意優勢型ADHDは受動型ASDと見分けがつきにくいのではないかと思っています。思考の多動が脳内にとどまり言動に現れないのは、感情の言語化にハードルを感じること

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チャンスを逃す人の特徴がわかる質問

チャンスを逃す人の特徴がわかる質問

突然ですが皆さんに2つの質問をします。

・あなたは大好きなアーティストのライブのチケットをなんとかゲット出来ました。
しかしライブ当日風邪を引いてしまいました。こんな時あなたはどうしますか?

A→風邪を我慢してでも絶対行く
B→諦めて家でじっとしておく

・あなたは行列の出来る有名ラーメン屋さんで行列に並んでいます。20分くらい並び続けても全然前に進んでくれません。1時間後には予定が入っていま

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ブログ更新のお知らせ-「発達障害支援への違和感」

ブログ更新のお知らせ-「発達障害支援への違和感」

ブログ更新しましたのでお知らせです。

発達障害を「治す」に始まる発達障害支援への違和感の数々を指摘する

やっと言語化できたので「発達障害を治す」に感じるニュアンスを言葉にしました。自閉スペクトラム症への誤解もついでに指摘してあります。よろしかったら読んでくださいね~。

自己啓発の功罪

自己啓発の功罪

自己啓発をするべきか否か。

個人的にはもちろんした方がいいと思う。

だが、いたずらに自己啓発に傾倒するのもいかがなものかと思うところがあったのでまとめてみたいと思う。

まずは自己啓発の定義をWikipediaから引用してみよう。なるほど、自分を人間としてより高みを目指すということだ。

自己啓発(じこけいはつ)とは、自己を人間としてより高い段階へ上昇させようとする行為である。「より高い能力」

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知識は重要ではない|自分を知ること

知識は重要ではない|自分を知ること

知っていること書こうと思っても、よくよく考えてみたらあんまりない。
そもそも「知っている」と、思い込んでいることすら、実際のところ本当に知っているかどうか、怪しい。その最たるものが「自分」ではないか。

ついこの間、ある脳科学者の本を読んでいて、問題の記述に突き当たり、しばらく悩んだ。そこには「短所は実は長所でもある」と書いてあったのだ。

...で、ひとしきり思考してみたが、ついぞ短所も長所も分

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怒りの裏側

怒りの裏側

発達障害と定型発達の割合が1:1のへんてこ幸せ家族の母ちゃんやっておりますボンボンです。

これまでの経験上、発達障害の夫と息子が二次障害に発展してしまう経緯には、環境調整が上手く行っていなかったり、体調が優れなかったりするといった、本人の問題に、周りとの人間関係の摩擦が掛け合わされた時に起こっています。

だからこそ、体調管理は大切だし、環境調整には周りにも協力を依頼したほうがいい。けれど、どん

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あぁ。もう大丈夫なんだな。

あぁ。もう大丈夫なんだな。

最近、我が子の成長が目覚ましい。

長男5年生、次男3年生。ものすごい勢いで成長している。

発達障害児の次男を育てるのに必死になっていた時期があったけれど、必死になってやってきて良かったな。そう思えた。

いくつものパターンを探すことに成功したからかもしれない。

あぁ。この子はもう大丈夫なんだな。そう思えた。

最近ちょっと体調を崩していた。これまでだったら、母ちゃんが風邪を引くなんて事は、一

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拝啓、藤井樹様。お元気ですか? 私は元気です。

拝啓、藤井樹様。お元気ですか? 私は元気です。

昨夜、眠いのに眠れないので岩井俊二監督の映画「Love Letter」を見た。この季節になると見たくなる。それと来月に映画「ラストレター」が公開されるから。

ストーリーは死んだ恋人に手紙を送ったところ、返事が来たというもの。それだけ聞くとホラー映画のように思えるけど、そうじゃない。

この映画を何十回も見ているけど、新しい発見があった。人が死ぬということはどういうことかを時々考えるんだけど、たぶ

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