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怒りの裏側

発達障害と定型発達の割合が1:1のへんてこ幸せ家族の母ちゃんやっておりますボンボンです。

これまでの経験上、発達障害の夫と息子が二次障害に発展してしまう経緯には、環境調整が上手く行っていなかったり、体調が優れなかったりするといった、本人の問題に、周りとの人間関係の摩擦が掛け合わされた時に起こっています。

だからこそ、体調管理は大切だし、環境調整には周りにも協力を依頼したほうがいい。けれど、どんなにそれらに気を配っても、人間関係の摩擦は避けられない。

新学期を前に、この長い長い春休みを利用して息子にもう一度確認して、何度も伝えたいことは山ほどあるけれど、中でもこの怒りの裏側の話は大切だと思っている。

夫も息子も、二次障害に発展した時の人間関係には、相手の『うらやましい』という感情がどこかにあったと思われる。相手だって気が付いていないだろう。それにお互いが気が付いていないから、摩擦はさらにさらに大きくなる。

夫も息子も、とてもマイペースだ。そして息子の場合はまだ幼いゆえに自分の感情をコントロールできない。感情をむき出しにして怒ったり駄々をこねたりすることも多い。

世の母親達が、日々の子育てで思っていること。それは、『泣きたいのはこっちだよ』だろう。それでも、定型発達の子どもたちは、外面が存在するので、母ちゃんの前では駄々っ子でも、先生の前ではそれらを出すことは少ない。友達との交流でも徐々に減っていく。

外面など無いのが、我が家のチーム発達障害。私はそこが大好きで、だからこそ結婚したし幸せな家族なのだと確信しているけれど、世の中はそう甘くない。

怒りの裏側に『うらやましい』がなぜ存在するのか。定型発達の外面は、やりたくてやっているわけではないから。これに尽きると思う。要するに我慢して外面を良くしている。外面を良くするために我慢と努力と根性で感情を抑えていたり、やりたくないことをやっていたり、文句を言わないでいる。という抑圧された部分を無意識に持っている。無意識だから、さらに難しい。本人ですら気が付いて無いのだから、相手である夫や息子が気が付くのは至難の業だ。

だから、マイペースにしている彼らを『むかつく』とか『腹が立つ』と思う人が出てきてしまう。『本当は私だってマイペースでいたいけど、我慢している』と言う思いが積み重なって積み重なった時に、怒りは爆発する。

叱責されたり、激しく怒られたり、意地悪をされたり、妬まれたり、疎まれたり…不当な扱いを受けてしまう。不当な扱いを受けてしまう事を、そのままにしておけば、二次障害の入り口はとても大きく開いて待ち構えているような状態になりかねない。

できること=好きなこと とは限らない

発達障害の夫と息子から見れば、外面はできることに入る。けれど、定型発達が外面を好んでやっているわけでは無い。

定型発達から見れば、発達障害の夫と息子のマイペースは、できることに入る。けれど、夫も息子もマイペースにしかできない。と思って悩んでいる。

どちらも、無い物ねだりの気持ちをもったり、相手をうらやましいと思ったりすると、それは怒りに変わってしまう。大抵の場合は、『ああはなりたくない』と自分を正当化して守っているから余計に気が付かない。素直に相手を『うらやましい』と思える人なら、怒りは生まれにくい。

隣の芝生は蒼いものなのだから。だから工夫を凝らして生き抜いていく。

不当な扱いを受けないために、自分にできることはちゃんとある。やってもらうことやお願いできることもある。大丈夫。工夫次第だと私は思う。

定型発達の事を知ること。それは、自己防衛のためにも大切なこと。そして、協力できるパートナーを得ることにも繋がる。

発達障害の事を知ること。反対も同じことが言える。

発達障害↔定型発達お互いの良いところを認めあい、お互いの苦手な所を補いあう。そんな関係に一人でも多くの人がなれますように。偏りが無くなるとストレスは減る。一人一人が今できることから始めよう。

私の事を知って欲しいと思うのなら、相手を知ろうとすることから始めればいい。ただそれだけ。

どうしていけばよいのかを↑このマガジンに詰め込みました。大丈夫。難しいことじゃないです。小学生の息子にも、大人の夫にも繰り返し伝えいることです。

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