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働くのをつらくさせてたのは自分だったのに、気付かずに世界を責めてたんだよなぁ。

皆さんは転職歴はどのくらいですか?

私は自分史に書いたように、認知の歪みが強くて上手く仕事が覚えられずにつらくなって、人間関係も上手く構築出来なかったのも加わって、働くのが嫌になって辞めることを繰り返したのでかなり転職回数が多いです。

特に失敗してはいけないという完璧主義の要素が、継続して働くことを一番邪魔していたと思うのです。

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今日は事務所の中で一番入社から歴が浅い若手のスタッフですが、自分の仕事にキリがついたので先輩達に断って一番に退社してきました。

今の会社もいいところはあんまり先輩後輩という縛りがないところで、やることしっかりやっていれば尊重してもらえます。

逆に私より強いADHDで失敗が多いのにそれを人のせいにしちゃうすぐ上の先輩は、上司の判断で大事な仕事を私に取られてしまっています。
とはいえ私もキャパシティは小さいので、新しいことが始まるとすぐテンパってミスしやすいので油断せずに、一つ一つのことを丁寧にやろうと心がけています。

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今の会社の入社初期、失敗を多くしました。
新しい患者さんの各々によって体の状況は違うので微妙に変える施術の内容やこだわりに対応すること、患者本人だけではなく家族との関係性も良いように築くこと、更にその間のルートを覚えることなど私に課せられることはたくさんで、入社二ヶ月は仕事が終わるとヘロヘロでした。

失敗もたくさんしてその度に落ち込んだりもしたけれど、昔と違うのは、完璧ではない自分を受け入れられていること。

そして受け入れているから昔ほど気が重くなく気楽な感じに、失敗込みで新しいことに挑戦できて、そして失敗したら同じ事を出来るだけ繰り返さないように対策を考えられるのは、仕事辞めてばかりいた頃と比べると大きな違いだと思います。

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私が昔仕事をすぐ辞めていたのは、仕事に慣れない時期にする失敗は当たり前のことと分からずに、失敗してはいけないという完璧主義のマイルールが仇となって失敗する自分が嫌になり、失敗しないために仕事を辞めてしまうという選択を繰り返して何度も転職していたからでした。

そこから認知療法に取り組んで、失敗してはいけないことはない(=失敗もして良い)と学び、必要な失敗を自分から取りにいくぐらいの余裕が持てるようになったことで、少しずつですが仕事をする自分に自信が持てるようになり、働くことが楽になっていきました。

働くことが楽になってくると視野も広くなっていくようで、広い視野で見ると失敗も防ぐことができ、良い循環が加速しました。

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今では働くことが好きで(母親からは真面目に働きすぎと心配される)、自粛期間中は大好きなマッサージのお仕事をやれずにだいぶしょぼくれていたものです。

職場で一番に退社して、地元の駅についてまだほんのり明るい空を見上げながら愛機🛵で夏の夜風を切って走ると、思考がぜーんぶ風の彼方に飛び去って、良い意味で何もかもどうでも良いような軽い感覚になって、はー幸せだと一日の締めくくりを感じるのです。

 

最近の一番の幸せは、夕焼け見上げながら風を感じること。

生きづらさ応援の活動をしています。