マガジンのカバー画像

ブランディングと価値創造

191
現代の錬金術師になるために
運営しているクリエイター

#ビジネス

ブランドの成功を決める「Point of X」とは? #D2Cのイロハ vol.05

ブランドの成功を決める「Point of X」とは? #D2Cのイロハ vol.05

自己紹介こんにちは、森です。FABRIC TOKYOというアパレルD2CブランドでCEOを務めており、日々Twitter(@yuichiroM)や音声メディアstand.fmではD2Cブランドの情報やスタートアップの起業や経営について発信しています。よろしければフォローをお願いします!
noteでは主に質問箱でいただいた質問に答えていきます。
質問やレター募集していますのでお気軽に投稿してください

もっとみる
失敗の本質を定期的に読み返したい

失敗の本質を定期的に読み返したい

今日は「失敗の本質」をテーマに書いていきます。

失敗の本質は自分の愛読書のタイトルです。

第二次世界大戦における日本軍の戦い方を米国のそれと比較しながら、日本軍が負けた本質がどこにあったのかを経営学的見地から分析している本です。

本当に名著。

仕事がうまくいっていない時は、失敗の本質を読み返しながら、根本的な原因を探ります。年末年始やゴールデンウィークなど長期休暇中は、自分が描いた戦略を振

もっとみる
ロイヤル顧客育成の真実

ロイヤル顧客育成の真実

Googleで「ロイヤル顧客」と検索すると、サジェストで3番目に「育成」というキーワードが出てきます。でも本当にロイヤル顧客って「育成」されるものなのでしょうか?実はロイヤル顧客が生まれるには「2つのルート」があると考えています。

ロイヤル顧客の定義こんにちはRepro株式会社CMOの中澤です。(自己紹介はコチラ)

あとWeb担当者フォーラムで「デジマはつらいよ」の原作を書いてます。

さて、

もっとみる
個の時代に消費されない「ドア型人材」という生き方

個の時代に消費されない「ドア型人材」という生き方

こんにちは、岡山史興です。

企業や地域のブランディング、事業開発を生業とする(株)am.の代表取締役で、「次の70年に何をのこす?」をテーマにしたメディア『70seeds』編集長を務めています。

このnote『恐竜は死ぬ』では、右肩上がりを前提としない「小さな営みの時代」を生きるための経営や生きかた・働きかたの話をまとめています。

先日、私はTwitterでこんなつぶやきを投稿しました。

もっとみる
いま、コーヒーで資金調達をするわけ。

いま、コーヒーで資金調達をするわけ。

今日プレスリリースを出しました。

オフィスに毎日淹れたてのコーヒーを届けて、従業員は1杯100円もしくは無料でコーヒーを飲めるサービス「WORC」を運営する新会社「株式会社WORC」を設立し、ANRIさんに投資家として参画してもらいました。

ここにきて新しいコーヒー会社を始めた理由、そしてコーヒーというテーマで資金調達を実施した思いを書いてみます。

コーヒーでスケールさせるということ。僕は5

もっとみる
「発信力を高めよう」って言ってる人の発信することがしょーもなくて絶望する

「発信力を高めよう」って言ってる人の発信することがしょーもなくて絶望する

昨日の記事 から微妙に続く。

「発信力をつけるために私が行った、たった◎つのこと」みたいなブログをやってる人、いるじゃないですか。

ああいう人、きっと、はじめは、先人の「発信力をつけるために私が行った、たった◎つのこと」みたいなブログを読んで、で、発信力をつけて、で、自分も「発信力をつけるために私が行った、たった◎つのこと」みたいなブログをやって、

「発信いいですよ~発信しましょう~」とうた

もっとみる
note深津さんに聞くMinimalのUX➀

note深津さんに聞くMinimalのUX➀

はじめまして、「Minimal -Bean to Bar Chocolate- (ミニマル)」というクラフトチョコレートブランドを経営している山下貴嗣です。noteの連載で、リアルなブランド経営の厳しさや楽しさ、そして学びをお届けしたいと思います。

私が経営しているMinimalはBean to Barと呼ばれるカカオ豆の仕入れからチョコレートになるまでの全工程を自社工房で製造する新しいスタイル

もっとみる
【Tシャツ起業のすゝめ】私が毎日Tシャツを着る理由※追記あり

【Tシャツ起業のすゝめ】私が毎日Tシャツを着る理由※追記あり

「365日、自社のTシャツを着続ける女社長がいる」

そんな噂を聞いたことはありませんか?



初めまして、あきりなです。農業×ITのスタートアップをやっています。

日々の学びをアウトプットする場としてnoteをはじめてみました。長い文章を書くのはmixi日記以来でとってもドキドキしています。ぜひ暖かい目で見てもらえたら嬉しいです。

さて、初noteのテーマは「何で起業したの?」と同じくら

もっとみる
ユーザベースのマーケティングトレース-SPEEDAの驚異的な成長の背景を探る!-

ユーザベースのマーケティングトレース-SPEEDAの驚異的な成長の背景を探る!-

今回のマーケティングトレースは、経済ニュースメディアNewspicksで有名なユーザベースです!

マーケティングトレースとは、「マーケターの筋トレ」をコンセプトに、マーケティング思考力を鍛えるためのトレーニングとして考案した造語です。
優良企業のマーケティング戦略を要約、言語化、図解することで、成果に繋がるマーケティング戦略・戦術の引き出しを増やすことを狙いとしています。

ユーザベースは馴染み

もっとみる
パン屋さんを開業するのって、いくら必要?

パン屋さんを開業するのって、いくら必要?

みなさんは町の個人経営のパン屋さんがお店をはじめようとすると、いったいいくらくらいかかるかってご存知ですか?

これ、ある程度ビジネスで関わりがないとなかなか知ることのない数字だと思います。ちょっと想像してみてください。お店を作る時、何が必要で、それらにどれくらいお金が必要なのかを。

このトレーニングでいちばん簡単なのは、町のパン屋さんに行ってみて目につくものを片っ端からメモってください。目に見

もっとみる
シリコン・バレーの空気

シリコン・バレーの空気

この文章は、私が週一で発行している「週刊 Life is beautiful」からの引用です。

ここ数年、日本の大企業の人から「どうやったらうちの会社でもイノベーションを起こせるか」という相談を受けることが増えています。

質問が「なぜ、日本の大企業はイノベーションを起こせないのか」であれば、終身雇用制、サラリーマン経営者、合議制、多すぎるミーティング、天下り、出る杭を打つ文化、膨大な時間をかけ

もっとみる
経営者(広報)はこんな発信をするといい

経営者(広報)はこんな発信をするといい

経営者、または広報は、こういうテーマで発信をするといいと思います。

①会社をつくろうと思ったきっかけ
②会社をつくってからいちばん苦労したこと
③軌道に乗ったブレイクスルーなできごと
④商品やサービスの誕生秘話
⑤これからこういう世界を実現させたい

①会社をつくろうと思ったきっかけ会社が始まったころには、かならず「ストーリー」があります。人はストーリーに惹かれます。ぜひストーリーを語ってほしい

もっとみる

まわりの社長がスゴすぎて正直、吐きそう

ベンチャー社長なのに「普通」と言われますぼくは「普通」って言われます。知名度もありません。

社員からも「うちの会社に知名度がないのは、社長が目立ってないからだ!」「もっと発信してよ! メディアに出てよ!!」って言われます。

……いやいや、あれ、すごい人たちだからやれるんだって。。。

ぼくもいちおう「ベンチャーの社長」としてがんばっているのですが、まわりの社長がスゴすぎて、正直吐きそうなんです

もっとみる
「価値を上げる」=ブランディングって本当?

「価値を上げる」=ブランディングって本当?

最近SNSを流し読みしていた時に「ブランディングは価値を上げること」といったタイトルの記事が目に留まりました。

「…ん?」

と、どこかに違和感を感じながらも後で読めばいいやとスルーをして結局その記事が見当たらないというよくあるパターンでモヤモヤしてます 笑

でのこの違和感、初めての感覚ではないんですね。
ブランディングについてお客様から相談をいただいてる時にも感じることがあります。それは、

もっとみる