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【一人旅レポ】青森の主要4美術館を東京から一泊二日、電車・バスだけで周る

【一人旅レポ】青森の主要4美術館を東京から一泊二日、電車・バスだけで周る

【約6,900文字、写真約60枚】
実体験を基に「青森県の4つの美術館を」「東京から一泊二日」「電車・バスで周った」「一人旅」について、具体的なルート、食べたものとともに、感想などを書きます。

結論から言うと、青森の主要美術館は素晴らしいものばかり!美術館メインで旅行を組む価値は十分にあります。なお、車を使わない場合、2日で5つの美術館は周り切れず、4つが限界でした。注意点は、青森は都内と違い、

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展覧会レポ:十和田市現代美術館「常設展」「野良になる」ほか

展覧会レポ:十和田市現代美術館「常設展」「野良になる」ほか

【約5,900文字、写真約80枚】
青森の美術館巡りの一環として、十和田市現代美術館で「常設展」「野良になる」などを鑑賞しました。その感想を書きます。

結論から言うと、こんな美術館は初めてで、満足度が高かったです!とにかくクセが強すぎて、楽しい!面白い!アートに興味が全くない人も十分楽しめると思います。また、無料で楽しめる屋外アートが多く、美術館の建築も外に丸見えになっていることにより、アートと

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麻布台ヒルズレポ:おしゃれの暴力!日本一高い展望台はマスト

麻布台ヒルズレポ:おしゃれの暴力!日本一高い展望台はマスト

【約3,200文字、写真約25枚】
2023年11月にオープンした「麻布台ヒルズ」に行きました。展望台やアートの観点から、その感想(+森ビルについて)を書きます。

結論から言うと、一度は訪れるべき複合施設だと思いました。1)ビルとして日本一高い展望台は景色も良い上に無料!、2)建物や内装デザインが暴力的におしゃれ過ぎる、3)パブリックアートや常設の展覧会(値段は高い)が複数あるためです。観光客に

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展覧会レポ:CHANEL NEXUS HALL「In Praise of Shadows ヴェルサイユ宮殿 森田恭通 写真展」

展覧会レポ:CHANEL NEXUS HALL「In Praise of Shadows ヴェルサイユ宮殿 森田恭通 写真展」

【約3,100文字、写真約20枚】
銀座のシャネル4階にあるCHANEL NEXUS HALLに初めて行き「In Praise of Shadows ヴェルサイユ宮殿 森田 恭通 写真展」を鑑賞しました。その感想を書きます。

総じて、とてもおすすめだと思いました。❶ハイコントラストな白黒写真はヴェルサイユ宮殿をよく表現している、❷展覧会場の迷宮のような雰囲気にこだわりを感じる、❸シャネルと森田さ

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39arts|恵比寿映像祭2023

39arts|恵比寿映像祭2023

東京都写真美術館(TOP)が主催する、国際的な映像作品の祭典「恵比寿映像祭2023」に行ってきました! 通称エビゾウ!

毎年テーマに沿った作家・作品が選ばれ、TOPを中心に、恵比寿ガーデンプレイスセンター広場、日仏会館などの地域連携施設にて展示・上映会を行なっています。一部の上映・イベントは有料ですが、展示は無料! 開催期間は約2週間と短いですが、お祭り気分でフラッと訪れてほしいイベントです。

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新聞連載書籍化されました!「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」絶賛発売中♪

新聞連載書籍化されました!「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」絶賛発売中♪

じゃじゃーん!青森県津軽地方で発行されている新聞「陸奥新報」で2019年11月第2週から開始の連載旅エッセイ「図書館ウォーカー」が、このたび書籍化されました。版元の出版社は日外アソシエーツです。

本書は、わたくしオラシオにとって初の単著ということになります。価格は2,530円(2300円+税)、A5判230ページです。さっそくですが、本書の特徴をいくつかご紹介しましょう。大まかには下の5つで、そ

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大竹伸朗『銅の時代 1978-2022』刊行記念展@銀座 蔦屋書店 -[刷り絵]の質感

大竹伸朗『銅の時代 1978-2022』刊行記念展@銀座 蔦屋書店 -[刷り絵]の質感

 東京国立近代美術館で開催中の大竹伸朗展については下記に書いた(少しずつ書き増して、現在は「ずいぶん加筆した」状態になっている)。

 あわせて開催されている「 大竹伸朗『銅の時代 1978-2022』刊行記念展」(~11月21日、@銀座 蔦屋書店)に足を運んできた。

■シルクスクリーン10点、エッチング100点超

 銀座シックス6階、蔦屋書店の中のギャラリー。会場を時計回りにぐるりと見まわす

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1枚の写真を制作するのに3年もかかってしまった、その記録。 "Light Sculpture"

1枚の写真を制作するのに3年もかかってしまった、その記録。 "Light Sculpture"

丸山です。

先日、ウェリントンのビクトリア大学で「Light Sculpture」プロジェクトを紹介する機会を得ました。技術的な内容が多かったのですが、思いのほか好評でしたので、内容を一部整理して、こちらでもご紹介したいと思います。

水を撮ることの難しさ、面白さを感じていただければ幸いです。

Light SculptureHave You Ever Really Seen a Rainbow

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「写真で動画を作る」に4年かかった話

「写真で動画を作る」に4年かかった話

こんにちは、こんばんは
フォトグラファーのクロカワリュートです
ふと気づいたら前回のnoteから2ヶ月ほど経ってしまっていました。
気づいたら還暦、なんてことにならないよう気を引き締めてちゃんとnoteを書いていきたい次第です...
noteに書こうと思ってるネタは山程書き溜めているので、がんばります

さてさて、タイトルの通り今回は苦労話です笑
そもそもなにを作るのに4年もかかったのかというと、

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写真だって校閲します

写真だって校閲します

新年掲載の特集に向けての年末進行を乗り越えて多少気抜けしている入社12年目の河合です。

以前、レイアウト担当の整理部がつけた見出しをどう校閲しているかについてお話ししました。

今回は写真の校閲について書きたいと思います。

「え、写真をチェックする手段なんてあるの? 来たもの載せるだけでしょ?」と思うかもしれませんが、これがなかなか神経を使います。

写真とエトキ紙・ウェブ問わず、新聞記事の写

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【 今週の中国生活 】 週に1度の写真マガジン

【 今週の中国生活 】 週に1度の写真マガジン

自己紹介
 日系企業(化学メーカー)で研究開発を8年、いまは上海で技術営業をしている37歳の会社員です。技術系会社員の傍ら、作家活動をしており、『 タイの小学校と塗り絵授業 』や、『 インドネシアのボードパーク建設にアートで支援 』など行っております。
#中国語の先生と作ったスカート

 今回は海外(中国)駐在生活の様子を『 写真マガジン 』として御紹介いたします!

本日の内容
一枚目はこちら

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卒業制作25枚。1枚1枚撮影時の記憶と想い

卒業制作25枚。1枚1枚撮影時の記憶と想い

日本大学芸術学部写真学科4年のHirotoです。

大学の卒業には20枚以上の作品で構成される作品を制作し卒業制作として提出する必要がある。
お金も時間もたくさん投入した約4年間の撮影をしてきた。
記憶を記すために、noteを使って文章に書くことにした。

卒業制作の始まり卒業制作の撮影をスタートさせたのは、大学入学前2018年2月の高校3年生時。大学4年生になると論文ではなく制作をして卒業すると

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写真展のススメ(展示者用入門編)

写真展のススメ(展示者用入門編)

●はじめに

このコンテンツは5年ほど前に自分のブログに掲載していて、結構なアクセス数があったのですが、その後写真展ブーム(?)もあり、誰もが写真展に気軽に参加できるようになってきて、もうこの記事の役割は終えたなと感じ、ブログも閉鎖したこともあってお蔵入りにしていました。

それから年5-8回くらいの写真展に参加し、プロの写真家にも参加していただけるような写真展も主催することができ、今は(2022

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全47都道府県の図書館訪問、達成できました!

全47都道府県の図書館訪問、達成できました!

青森県の津軽地方で発行されている地方紙「陸奥新報」で、各週連載の旅エッセイ「図書館ウォーカー」を執筆しています。

連載開始は一昨年2019年の11月だったのですが、その3ヵ月後に「コロナの時代」がやってきてしまいました。その時点で150館くらい訪問済みの図書館があったので、ネタには困らない予想はしていました。一方で気にかかっていたのが「図書館未踏県」の存在。

図書館未踏県は、そもそも行ったこと

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