「ハマスホイとデンマーク絵画」展に行ってきました

以前から気になっていた「ハマスホイとデンマーク絵画」展に行ってきました。
美術展に行くのは数年ぶり数回目なのですが、まとまった文章でないと表現できなさそうなほど感銘を受けましたのでnoteに残しておくことにしました。

まず初めに書いておきたいのは個々の絵画だけでなく展覧会全体として、ひとつの作品になっていることを強く感じたということです。
ライティングや展示順・展示室の意匠だけでなく、額装や単語

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ハマスホイ展のこと

月曜に、内覧会に行って以来、「ハマスホイ」展のことがずっと頭を占めている。

「早く案を出さなくては」と焦る一方で、「デンマーク絵画」という日本ではあまりなじみのないジャンルについて、どこから取り組んだものか、と頭を抱えている。

 印象派のように浸透しすぎているくらい浸透しているのも、かえってやりにくいが、今回は資料が少なすぎて、事前の予習もできなかった。(だからこそ、注目度も高くなるから、プレ

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0122/雑記/TM展に行った話

TYPE-MOON、という言葉を聞いたことはあるだろうか。
Fateシリーズを生み出した同人サークルの名前であり、会社の名前だ。
先日から始まったTYPE-MOON展に行った時の話をする。

TYPE-MOON展に行くまでに迷った話

下らないことから書いていこうと思う。
(というかネタバレをしない前提で書きたいので半分くらい雑記)

今回のTM展が行われているのは、街中にポツンとある建物だ。

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お読みいただきありがとうございます。
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「『わたくしのいもうと』展のためのステートメント及び状況説明」 勝又公仁彦(2020年1月16日加筆修正Ver.)

「『わたくしのいもうと』展のためのステートメント及び状況説明」
勝又公仁彦 

 人の死というのは生を受けた以上は当然のことであり、取り立てて語るほどのことではないのかもしれません。すべての人の生と死は個別の一回限りのものであり、それぞれがかけがえのないものだと思います。しかしその中に時に多少なりとも特異性をもった生と死を送った者が存在するでしょう。それでいながらその多くは語られることもなくま

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"Statements and explanations for the exhibition" My Youngest Sister "

Kunihiko Katsumata Solo exhibition with video and photo installation “My Youngest Sister”
IG Photo Gallery
from January 10, 2020 to February 15, 2020 Exhibition Hours: 12:00–20:00
Address: 302 Tatsuna

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Art|ベラスケス《マルタとマリアの家のキリスト》  今日の食事のメニューは?

毎週火曜は、アートの日。先週に引き続き、3/3から開幕する「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」に出品される作品の中から、1点を取り上げます。

今週の1枚は、ディエゴ・ベラスケス《マルタとマリアの家のキリスト》です。

17世紀スペイン黄金時代の宮廷画家ベラスケス

ベラスケス――。知らねーよ!!って声が聞こえてきそうですが、17世紀、スペインが無敵艦隊で世界を制し「黄金の世紀」呼ばれた頃に、ス

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毎日更新中。次回、月曜テーマは「Life」です
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ハマスホイ展の内覧会について簡単な報告を

濃かった!
デンマーク美術という文脈から入り、ハマスホイが愛し、影響を受けた過去の作品、同時代の作品、そしてハマスホイがそれらを消化しながらどのように独自の世界を作り上げていったか・・・十二分に感じさせてくれる構成になっていると感じた

渋谷のラジオなのに映像部 #13

2020年1月20日(月)16:15-16:55放送

00:00 | 00:30

ゲスト: 映像監督 関根光才さん、キュレーター 内海潤也さん
パーソナリティー:林永子 @snacknagako
月曜副責任編集:takepan

今回は、現在横浜黄金町の3エリアで開催中の展覧会「NOddIN 4th Exhibition: UNLEARNING もういちど、忘れなおす」について、NOddINから関根光才監督と横浜・黄金町エリアマネジメントセンタからキュレーターの内海潤也さんにお

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オルソン・ハウスの物語

毎日、形にならない言葉を山ほど積み上げている。文章とも呼べない代物だ。後日下書きを読み返して「なんの話だっけ」と考える。

 悩みすぎて行き詰まったので、新潟市美術館で開催していた「アンドリュー・ワイエス展」へ行ってきた。
 会期末が近づくにつれ、行きたいとは思いつつ、腰が上がらなかったのだけど、なにも考えたくないと休日の午前中をだらだらと過ごしたあと、シャワーを浴びているそのときに「いや、いま行

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よい一日を!
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after展覧会「ゴッホ展」

はじめに

先日(1/13)、上野の森美術館で大盛況のうちに終了した「ゴッホ展」です。91日間の会期で45万人を超える人が集まりました。
1月25日(土)からは兵庫県立美術館に巡回されますね(~3/29まで)。どこまで来場者が増えるか楽しみです。

さて

「ゴッホ展」について何を書こうかととても悩んでしまい、パッと思い浮かんだのがゴッホではなく、ポール・ゴーギャンのことでした。
本展では1作品が

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お立ち寄りに感謝。
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