オラシオ

ライター、エッセイスト。青森市在住。「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」発売中。コンピCD『ポーランド・ピアニズム』『ポーランド・リリシズム』選曲解説。その他お仕事いろいろ。ご依頼はaladyhasnoname(a)yahoo.co.jp (a)→@へ

オラシオ

ライター、エッセイスト。青森市在住。「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」発売中。コンピCD『ポーランド・ピアニズム』『ポーランド・リリシズム』選曲解説。その他お仕事いろいろ。ご依頼はaladyhasnoname(a)yahoo.co.jp (a)→@へ

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  • 図書館ウォーカー取材備忘録

    青森県津軽地方で発行されている陸奥新報の連載エッセイ「図書館ウォーカー」取材からのトピックを備忘録的につづります。半分は自分用、半分は読者のみなさま向けという感じなので記事としては未整理状態なのはご容赦を。

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新聞連載書籍化されました!「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」絶賛発売中♪

じゃじゃーん!青森県津軽地方で発行されている新聞「陸奥新報」で2019年11月第2週から開始の連載旅エッセイ「図書館ウォーカー」が、このたび書籍化されました。版元の出版社は日外アソシエーツです。 本書は、わたくしオラシオにとって初の単著ということになります。価格は2,530円(2300円+税)、A5判230ページです。さっそくですが、本書の特徴をいくつかご紹介しましょう。大まかには下の5つで、それぞれ細かい説明はさらにその下でどうぞ。 ・紹介図書館は各都道府県47館+19

    • はからずも秘境駅探訪してしまった。図書館ウォーカー番外編

      僕は昼寝が好きだし実際よく寝るほうだが、電車に乗っていて降りる駅を寝過ごしたことはほぼない。記憶している限りでは49歳の今までで2度しかないので、確率としては約25年に1度ということになるだろう。 ところが今日、まさかの3度目を迎えてしまった。 僕は昨夜、長い長い旅から青森市の自宅へ帰って来たばかりで、おそらく自覚する以上に疲れていた。ほんとうは今日は家で何もせず(とは言っても執筆やそのための調べものなどはやるが)のんびりするつもりだった。 ただ、青森まで帰ってくる時に

      • 図書館ウォーカーがらみのお知らせ2つ

        おかげさまで、オラシオ初の単著「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」(日外アソシエーツ)の売れ行きが好調です。 本書に関係するお知らせが2つありますので、ここに書いておきます。 一つは、図書館雑誌ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)さんの特別企画で、オンラインのクロストークに出演することになりました。 LRGについては↓ クロストークは、進行はLRGの出版元である株式会社アカデミック・リソース・ガイド(arg)代表取締役CEOの岡本真さん、トークのお相手は近日

        • 電子版配信開始されました。「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」

          僕の初の単著「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」(日外アソシエーツ)が先月20日に無事発売の運びとなりました。 hontoのランキング(「日本のエッセイ」「本の通販ストア」)などで見る限り、時々10位以内に入ったりすることもありますし、全国の書店在庫を調べても売り切れとか、売り切れ→再入荷するお店もあったりして予想より調子いいなという実感があります。 こんな変わった本、と言うか、今までになかったジャンル(旅を切り口に図書館を見るエッセイ)を新しく提示する内容の本が、

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          Amazonが一度も「在庫あり」にならないまま発送までの期間がどんどん遅くなりとうとう「在庫なし」に。どうなっとるんじゃい。というわけでAmazonでご予約の方は本格的にhontoなど別サイトかお近くの書店注文でご購入いただいたほうが良いかと。ご面倒おかけします。写真は昨日の青森

          書籍「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」紹介館一覧

          1月20日に僕の初の単著「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」(日外アソシエーツ)が発売されました。 (発売日を過ぎたにもかかわらずAmazonで原因不明の「予約受付中」状態が続いていまして、現時点で確実に購入する方法はhontoで買うか、お近くの書店さんで注文するのがベストかと思われます。ご不便おかけして申し訳ございません) 全国各地の図書館を訪ねた旅の数々を66のエッセイとしてつづっています。各都道府県1館ずつ+19館ですね。あとは書き下ろしのコラムが4本あり、そ

          本日いよいよ書籍「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」発売!実物写真ちょこっと公開

          本日1月20日、いよいよ僕の初の単著「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」が発売されます。 日本全国66館を巡る旅をつづったエッセイ集で、書下ろしコラムも4つ、全ページカラーで約280枚の写真を掲載。各館データには休館日や開館時間の他、公共交通を使ったアクセス情報詳細に近くのおすすめスポットも載せています。青森県の津軽地方で発行されている新聞「陸奥新報」に現在も継続中の連載がもとになっています。 図書館ガイドのように見えてそうじゃない、本や図書館に興味がない人でもさく

          書籍発売PRのため青森県内コミュニティFM番組に出演させていただきます。放送は両方とも1/20で、弘前アップルウェーブさんにて13:30頃から15分間程度(生放送です)&八戸BE FMさんにて17:30頃から10分間程度(事前電話収録)。アプリやネットでも視聴可能なのでぜひぜひ

          ポーランド・ジャズのライナー2枚執筆しました。参照音源一覧その2

          東京エムプラスから発売される2枚のポーランド・ジャズ作品のライナーノートを執筆させていただきました。この2枚↓です。 ①アダム・バウディフ「レジェンド~ヘンリク・ヴィエニャフスキの音楽にインスパイアされたアルバム」 ②クバ・ヴィエンツェク&ピオトル・オジェホフスキ「ドラキュラの主題」 どちらの作品もポーランド出身の偉大な作曲家(ヘンリク・ヴィエニャフスキとヴォイチェフ・キラル)の音楽をコンセプトにしているのですが、どちらも「直接のカヴァー」ではなく、それらにインスパイア

          ポーランド・ジャズのライナー2枚執筆しました。参照音源一覧その1

          東京エムプラスから発売される2枚のポーランド・ジャズ作品のライナーノートを執筆させていただきました。この2枚↓です。 ①アダム・バウディフ「レジェンド~ヘンリク・ヴィエニャフスキの音楽にインスパイアされたアルバム」 ②クバ・ヴィエンツェク&ピオトル・オジェホフスキ「ドラキュラの主題」 どちらの作品もポーランド出身の偉大な作曲家(ヘンリク・ヴィエニャフスキとヴォイチェフ・キラル)の音楽をコンセプトにしているのですが、2枚とも「直接のカヴァー」ではなく、それらにインスパイア

          ここ数年でいちばんしあわせな年末になりました

          今年もとうとう大晦日を迎えました。 世界ではさまざまな出来事が起こった激動の年でしたが、個人的にはここ数年でいちばんしあわせな年末になったなと思っています。 1)初の単著が出ます(来年1.20.発売予定) 青森県津軽地方で発行されている新聞「陸奥新報」の連載旅エッセイが書籍化されることになりました。初の単著ですし、ローカルメディアの連載が全国で発売される本の形にまとまったことも嬉しいです。 ずっと「作り手」になりたかった僕がようやく「ものづくり」をしている実感を得られた仕

          JリーグOBたちの脚の角度がすばらしい

          パブリックスペースにおける男性陣の「脚おっぴろげ」問題、根深いですね。 僕はあれ、日本のジェンダー環境が生んだ社会病理だと思っています。 運転免許を持っていないので、日常でも旅でも移動は公共交通を使うことになるのですが、脚おっぴろげ状態はおっさんはもとより、僕が見たところ中学生・高校生の運動部男子たちのマナーがほんとうに悪いです。 脚はこれ以上ないくらい広げていますし、用具が入ったでっかい鞄とかも床に投げっぱなし。姿勢もまるで家にいるかのようにだらしなく、ものすごく邪魔

          根に持っていい

          一般化できることなのかどうかわかりませんが、フリーランスのライターという仕事は山あり谷ありで、ほんとうに浮き沈みが激しい仕事だなと思います。ありがたいことにライターデビューしてから10年以上経っても生き長らえていますが、その間には涙がでてくるような出来事もいくつかありました。 ええ、そうなんです、大の大人が、仕事のことで泣くのです。 書けなくて泣きましたある仕事では、いくら原稿に向き合ってもなかなか進まず、編集さんに「いい加減、書き上げてもらえないでしょうか。このままでは

          離島移住体験で図書館通い:利尻島編 5)島内図書室全部行ってみた

          8月終わりごろから9月の上旬にかけて、利尻富士町のワーケーション・お試し暮らし事業を利用して利尻島に滞在してきました。 この事業の最大のポイントは「真剣に移住を検討していない人でも利用できる」ということです。町としては即移住につながらなくても、この事業を体験した人の発信や口コミで関係人口が増えて行けば良いのだそうです。 僕は新聞連載「図書館ウォーカー」の作者でもあるので、やはり島の図書館に興味がありました。事前に調べたところによると、島内には4つ図書室が存在します。 利

          バイキングでは食べ終わる直前にお盆を持ってきます

          なんか、こんなトピックが話題になっているみたいですね。 僕も朝食バイキングは大好きですし、最近はレベル高いホテルが増えたので、旅行ではそれも楽しみなんですよね。 いろんなホテルのバイキングを体験してきて、別にこれでいいんじゃない?と思っていることがあるので書いときます。 バイキングでは入場時、いきなりお盆を手渡されることはなくて、お皿を含めて「どうぞそれに料理を盛ってください」的にテーブルに置いてありますよね。ということは、どう使っても、いつそれを取っても自由なはずなん

          離島移住体験で図書館通い:利尻島編 4)島内各地の観光名所めぐり

          利尻富士町の「ワーケーション・お試し暮らし事業」を利用して利尻島に8日間滞在してきました。実はこれを書いている今、もう島を離れています。でも引き続き、島にステイ中のあれこれについてリポートしていきます。 同町のこの移住体験事業の最大の魅力は、ワーケーションしたい人も対象にしているため、参加するにあたっての条件的ハードルが極限まで低いということです。はっきり言って「誰でも」島暮らしが体験できてしまう企画になっています。 なので、今回この記事で書くような「観光名所めぐり」をし