斎藤悠介

ただ書き連ねる人です。

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記事一覧

固定された記事

やっと失恋に気づいた話。

「みんな人生エンジョイしてんなー」 と、インスタのストーリーを見ながら「羨ましいな」と思うようになったのはいつからだろう。 僕の生活には、色が無くなり、ただ家と職…

斎藤悠介
2年前
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テレビの中の推しが熱愛や結婚した話

かつて僕のnoteには推しモデルの熱愛記事について等が書かれていた。 最近だったらフィクションやノンフィクションで、物語口調だけれども、この記事同様そうではなく、“…

斎藤悠介
1年前
6

「結婚したよ!」のお話

〜♪ 「部長」 他の人と違う音楽で「部長」という名前で電話が届いた今。 「斎藤君久しぶり!まあ1週間ぶりだけどさ!」 実は、会社の部長なんていう相手ではない。電話…

斎藤悠介
1年前
3

ボディーソープの話

「ボディーソープ替えといたよ!」 ボディーソープのポンプを何度押しても出て来ない時に苛立ちを感じるその時に、シャワーを流しっぱなしの少し温まった浴室の中で思い出…

斎藤悠介
2年前
4

「平成最後の大恋愛」失恋成仏話

まず、この話を語る上で、上記の「平成最後の大恋愛」と言ってもいい、長文ケータイ小説を読まなければこの物語は始まらない。 2022年のこの令和時代。世間はパンデミック…

斎藤悠介
2年前
3

「2020年が嫌いだ」と言って、誰に当たればいいかが分からなくなったり八つ当たりする場所を見失った人たちの話

「2020年が嫌いだ」そういう人が多い。 影響力のある人が自殺したことも多いからね。 でも自殺って毎年多いよ。 全く知らない人だから気にもかけてないでしょ? まあで…

斎藤悠介
2年前
6

金木犀の香水の話

シャワーの音が聞こえている。 きっと今、あのお姉さんが優雅にシャワーを浴びていることに違いはないんだ。 そんなことよりも、これはもう引き返せない状態になってきた…

斎藤悠介
2年前
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僕は恋愛が出来ない。というお話。

恋愛において“大事なこと”なんて、全く分からない。 好きな人が居る。こんな僕と付き合ってくれた人がいた。それ自体、とても幸せなことだった。 “好意を持っている”…

斎藤悠介
2年前
1

医学の発展と新型コロナウイルスのお話

ここ最近思うことを連ねていきたい。だから特に何かタイトルがあるわけでもない。 新型コロナウイルスで情勢が大きく傾いた。 大きく制限された。 「自粛してね」と国民…

斎藤悠介
2年前
6

「イジリ」のお話

よくアイドルが冠番組やラジオで“プロのMC”や“メンバー”によっていじられている姿を見る。 Q.これをアイドルに対してファンがイジったらどうなると思う…? 本来なら…

斎藤悠介
2年前
1

僕の先輩の話

「先輩って勉強もスポーツも万能だったじゃないですか。僕は先輩に惚れて同じ高校に遠くから通ったんですよ」 「あの話やっぱり本当だったんだね。まあその後に私じゃない…

斎藤悠介
2年前
1

夏の機嫌は取りにくいお話。

そういえばもう少しで夏が来る。日本の四季を考えていくならば“夏が来る”と言うことは特別なのだ。当たり前じゃない。僕にとってはとりあえず誕生日が来る。 「想像以上…

斎藤悠介
2年前
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どんな残酷なご遺体も、どんな残酷な死に方もどんな残酷な怪我にも慣れてはいるけど、僕は一生死には慣れない。

斎藤悠介
2年前

見えない世界」が見えた話

「やべえ…見えた…こんな綺麗だったのか 何で見えるんだよ…」眼鏡を作る際に、テストレンズで外の風景を見ながら言った感想。多分僕の口元は緩んでいただろう。見えない…

斎藤悠介
2年前
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「重いなあその愛情は」のお話

「付き合ってほしいです…」 高校を卒業した後の学生時代、2人きりになった放課後の教室には西陽が綺麗に差し込んで君の表情を映してくれた。 こんな僕の一言がどれくら…

斎藤悠介
2年前
2

「物騒な事件」のお話

この世に存在する物騒な事件。模倣犯。 歴史は繰り返すのか?アップデートをした砂時計を何回もひっくり返す様な、そんなイメージを持ってしまう。 事件性のある殺人事件…

斎藤悠介
2年前
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やっと失恋に気づいた話。

やっと失恋に気づいた話。

「みんな人生エンジョイしてんなー」
と、インスタのストーリーを見ながら「羨ましいな」と思うようになったのはいつからだろう。
僕の生活には、色が無くなり、ただ家と職場の往復である。同級生たちの投稿ページの欄を適当にダブルタップすれば「いいね」ということになるらしい。そんなことをしていたら見つけてしまったとある投稿。

“婚姻届”という三文字それぞれの漢字の上に載せられた3つの指輪の写真とそれを投稿し

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テレビの中の推しが熱愛や結婚した話

テレビの中の推しが熱愛や結婚した話

かつて僕のnoteには推しモデルの熱愛記事について等が書かれていた。

最近だったらフィクションやノンフィクションで、物語口調だけれども、この記事同様そうではなく、“あえて本気”で、応援しているガチ恋や推しの熱愛報道や結婚についてしっかりと、向き合ってこの記事を書いていこうと思う。

・ガチ恋アイドルやガチ恋女優が熱愛、結婚報道された場合これについて、まず大事なことは“ガチ恋”ということ。
きっと

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「結婚したよ!」のお話

「結婚したよ!」のお話

〜♪
「部長」

他の人と違う音楽で「部長」という名前で電話が届いた今。

「斎藤君久しぶり!まあ1週間ぶりだけどさ!」

実は、会社の部長なんていう相手ではない。電話先で話しているこの人は秋山だ。
僕が以前、本当の彼女が居た時に、この秋山との関係を察することをされないために
「作られた」部長だ。
当時秋山は
「全く会社も違うのに平社員事務の私が部長とはねー」
なんて笑いながら、事後、二人でホテル

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ボディーソープの話

ボディーソープの話

「ボディーソープ替えといたよ!」

ボディーソープのポンプを何度押しても出て来ない時に苛立ちを感じるその時に、シャワーを流しっぱなしの少し温まった浴室の中で思い出した午前2:00頃の言葉。

「そうか…詰め替えなきゃいけない」

と思い、全裸のまま肌寒い脱衣所の棚からボディーソープの詰め替え品を取り出し、まだ温かい浴槽の中で新しいボディーソープの切り口を手で引っ張って、入れるこの作業。やはり面倒だ

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「平成最後の大恋愛」失恋成仏話

「平成最後の大恋愛」失恋成仏話

まず、この話を語る上で、上記の「平成最後の大恋愛」と言ってもいい、長文ケータイ小説を読まなければこの物語は始まらない。

2022年のこの令和時代。世間はパンデミックに戦争と物騒な世の中であり、どこか心苦しく感じる。

そして、僕自身、先天性のコミュニケーション能力の欠如と後天性の人間不信により、多くの知り合いと関係が切れてしまった。

関係を結ぶということは、とても難しいのに関係を切るという行為

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「2020年が嫌いだ」と言って、誰に当たればいいかが分からなくなったり八つ当たりする場所を見失った人たちの話

「2020年が嫌いだ」と言って、誰に当たればいいかが分からなくなったり八つ当たりする場所を見失った人たちの話

「2020年が嫌いだ」そういう人が多い。

影響力のある人が自殺したことも多いからね。

でも自殺って毎年多いよ。

全く知らない人だから気にもかけてないでしょ?

まあでも逆にその2020年に嬉しいことがあった人もいるのだからそれは一概には言えない。

何で2020年に結婚した時、妊娠した時、出産した時のあいさつの中で多くの人が

「このような時に恐縮ですが」

なんていう言葉を使ったのか。そん

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金木犀の香水の話

金木犀の香水の話

シャワーの音が聞こえている。

きっと今、あのお姉さんが優雅にシャワーを浴びていることに違いはないんだ。

そんなことよりも、これはもう引き返せない状態になってきた。あのお姉さんは遊びなのか本気なのかはわからない。それに対して僕はやはり警戒してしまう。

こんなことが許されるのか?

怖い人は来ないのか?とか。

合コンで失敗して他の二人は女の子と2次会でもやっているのだろう。その飲み直しを一人で

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僕は恋愛が出来ない。というお話。

僕は恋愛が出来ない。というお話。

恋愛において“大事なこと”なんて、全く分からない。

好きな人が居る。こんな僕と付き合ってくれた人がいた。それ自体、とても幸せなことだった。

“好意を持っている”という条件付きの特定の人間が相手とはいえ、自分が誰かに興味を抱いている。

元々コミュニケーションを苦手とし、他人に興味を持つことを苦手としていた僕にとっては凄いことだと思う。

僕が福田(仮名)という子を抱きしめた時に感じた

明らか

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医学の発展と新型コロナウイルスのお話

医学の発展と新型コロナウイルスのお話

ここ最近思うことを連ねていきたい。だから特に何かタイトルがあるわけでもない。

新型コロナウイルスで情勢が大きく傾いた。

大きく制限された。

「自粛してね」と国民はお偉い人達から言われた。だけどそのお偉い人たちの一部が自粛をせずに歓迎会なんてやってる。

どんな気持ちでやってるのか。

「自分たちは問題ない」

そう思ってるのか…?正気か…?

それで卒業旅行に行けなかった子の気持ちなんて考え

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「イジリ」のお話

よくアイドルが冠番組やラジオで“プロのMC”や“メンバー”によっていじられている姿を見る。

Q.これをアイドルに対してファンがイジったらどうなると思う…?

本来ならそんなことが起こってほしくは無いけど起こってるよね。

一部のヲタクだろうけどさ…

A.正直そういうの、マジで全く笑えないよ

たとえ、ファンがアイドルから認知されてるという関係性は、あくまでもアイドルのファンサービスだと思ってる

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僕の先輩の話

僕の先輩の話

「先輩って勉強もスポーツも万能だったじゃないですか。僕は先輩に惚れて同じ高校に遠くから通ったんですよ」

「あの話やっぱり本当だったんだね。まあその後に私じゃない違う先輩に恋するあたりは、結局一途ではないよね」

「先輩が高校の部活を引退してから、僕も同じ時期に辞めましたもんね。僕もあの時一緒に引退したって感じですかね。辞め方は全く円満でもないし最悪でしたけど」

「誰の説得も聞かなかったやつね。

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夏の機嫌は取りにくいお話。

夏の機嫌は取りにくいお話。

そういえばもう少しで夏が来る。日本の四季を考えていくならば“夏が来る”と言うことは特別なのだ。当たり前じゃない。僕にとってはとりあえず誕生日が来る。

「想像以上に生きれてるなあ」

と思いながら意外と…まあ…よくも見捨てられず更生時期を迎えられたものだ。そういえば昨年は誕生日の1ヶ月前に事故で運ばれてるんだから尚更奇跡だ。

「親族には感謝をしないとなあ」

と思いながら僕は今、文字を打っている

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どんな残酷なご遺体も、どんな残酷な死に方もどんな残酷な怪我にも慣れてはいるけど、僕は一生死には慣れない。

見えない世界」が見えた話

見えない世界」が見えた話

「やべえ…見えた…こんな綺麗だったのか

何で見えるんだよ…」眼鏡を作る際に、テストレンズで外の風景を見ながら言った感想。多分僕の口元は緩んでいただろう。見えないものや眩しいものに苦しめられていた人間が遮光メガネに出会ったのだ。

一言で言うと

見えなかった物が見えた感動これで間違い無いだろう。きっとね。

まあ、幽霊を見て感動したことはないけれど。

さて、本題。どうも僕は

この世が日光によ

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「重いなあその愛情は」のお話

「重いなあその愛情は」のお話

「付き合ってほしいです…」

高校を卒業した後の学生時代、2人きりになった放課後の教室には西陽が綺麗に差し込んで君の表情を映してくれた。

こんな僕の一言がどれくらい迷惑を掛けるかは知らない。それでもただ想いを伝えたかった。相手の同意を得た上でこの子のことを今以上にもっと知りたくて、ただ触れたかった。僕が幸せに出来る自信なんてない。ただ、付き合うからにはこの告白をした責任を持つ気持ちでいた。

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「物騒な事件」のお話

「物騒な事件」のお話

この世に存在する物騒な事件。模倣犯。

歴史は繰り返すのか?アップデートをした砂時計を何回もひっくり返す様な、そんなイメージを持ってしまう。

事件性のある殺人事件がテレビで流れているのを横目に僕は目の前にいる「明日寿命で亡くなってもおかしくない」という患者に対して治療をする。治療といっても僕は医師でも無いのでやっているのは足の浮腫を取り足が動くことができる様になるための訓練だ。

そんな時に流れ

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