マガジンのカバー画像

あとでちゃんと

69
ブックマーク的な
運営しているクリエイター

#日記

『うまくいくはずがない、だから』と考えると割とうまくいく

『うまくいくはずがない、だから』と考えると割とうまくいく

『きっとうまくいく!』『なんとかなる!』

これは物事に取り組む前の私の口癖だった。

一歩を踏み出したい時、自分を鼓舞するためによく使っていた。このフレーズたちを使うとえいって飛び込んでいくことができた。

いわば勇気を出すための着火剤的な役割だ。

しかし

勇気は出せたけど….結果は出せなかったこと多数。

今はそれが何故だか分かる。

このフレーズの本当の意味は

って感じで不完全な自分を

もっとみる
夢想タスクを作りましょう

夢想タスクを作りましょう

テトリスのようにスケジュールとタスクが組まれていく。隙間なく埋めないとスタックするから。とても効率よくタスクと予定の打ち合わせも無事に終える。タスクアプリには称賛のメッセージが表示される。

一年でガムシャラに作り続ける時間と、黙々と考え霞のような未来に目を凝らす時間の二つが必要である。この一年体制が変わり続け慌ただしい一年を過ごした。そんな延長線上の今日にポカッと何もない空白の時間が生まれた。実

もっとみる
それも私が選んだ人生だから

それも私が選んだ人生だから

先週の日曜に髪を切った。
もともとショートヘアだったのだが、もっと短くした。

失恋したわけではない(そりゃ、さみしいことはあるけどさ)
車を変えて、スマホも変えたら、この際、自分の見た目も変えたくなっただけだ。
スッキリしたし、シャンプーも乾かすのも早くなって、よくなった。

私は、毎月美容院へ行く。白髪染めのためだ。
30歳をすぎた頃から、じわじわと黒髪を侵食してきた白髪。
今では、もう黒髪よ

もっとみる

僕はこれから「企画の地産地消」を全国に増やそうと思う。

タイミングはもう、今しかない気がする。

1、「地元」とは、その地を愛する心を指す。
2、「企画の地産地消」を増やす。
3、「お節介なよそもの」になろう。

2019年7月、この3つを意識して「地元でメシを食っていく」というイベントをはじめます。僕なりの伏線回収。あの日、あの時の出来事をむすんでいくように心に決めました。

ここまでのあらすじ2015年5月、企画を学ぶ連続講座「企画でメシを食ってい

もっとみる
人は自分にしか興味がないのが、大前提だ。コンテクストをいかに作るのか。

人は自分にしか興味がないのが、大前提だ。コンテクストをいかに作るのか。

コルクラボ 編集専科を立ち上げる。

今まで職業を大きく転換することは、個人にも会社にもリスクを伴った。編集者という職に興味を持つ人は多い。しかし、どんな職業か詳しく理解することなく、憧れだけでキャリアを捨てることは簡単にできない。

そのような時に、クリエイターや編集者が多いコミュニティに属し、プロジェクト単位で副業として、そしてなめらかに転職していく。社会全体が、不用なストレスをなくすために、

もっとみる
「感動した!」と言ってもらえるぼくの料理には、圧倒的な戦略とロジックがある

「感動した!」と言ってもらえるぼくの料理には、圧倒的な戦略とロジックがある

はじめまして。鳥羽周作と申します。「sio」という代々木上原のレストランでシェフをやっています。

このnoteでは、ぼくがふだんどのようなことを考えながら料理づくり、お店づくりをしているのかをお伝えしていければと思います。



ただの「おいしい」ではなく「感動した!」と言われたいぼくが目指すのは、ただの「おいしい」ではありません。「感動」です。

日本に「おいしい」お店は無数にありますが、「

もっとみる
自分の未来に期待しすぎている

自分の未来に期待しすぎている

2010年9月4日の自分から手紙が届いた。

その手紙は、2020年9月4日の私宛てに、かつての私がちまちま書いたもので、厳密には2020年9月4日まで開封してはいけないはずだった。が、開けた。久しぶりにクローゼットを掃除していたら、ファイルの間に挟まった白い封筒を見つけたのだ。

22歳の頃の私が書いた、32歳の自分に宛てた手紙。こういうことをハタチを超えても真面目にやっている自分の恥ずかしさは

もっとみる

欲望と欲情と情熱と欠乏と

かおりちゃん、久しぶり!コンクール(だよね?)お疲れさま!決勝に残ったなんて、まぁ、素晴らしいこと!着々と前に進むかおりちゃんをみてると感動するとともにこちらも身が引き締まる思いです...って、緩んでたんだけど。GW中、完全に緩んでたんだけど。

昔、NYで語学学校に行ってたとき、クラスメートたちと「恋人関係になるとき、何を相手に求める?」みたいなディスカッションをしたことを思い出しちゃった。ブラ

もっとみる
もう二度と、ばあちゃんに会えないかもしれない

もう二度と、ばあちゃんに会えないかもしれない

夜、眠ろうと目を閉じた。最近はなかなか寝付けなくて、光を遮断した瞼の裏で色んな考えが巡る。昨日出てきたのは、ばあちゃんだった。

随分前に祖父を亡くし、ひとりになったばあちゃん。ひとりになった途端、認知症が物凄い速度で進行して、あることないこと言うようになった。私や親戚に毎晩泣きながら電話をかけてきては、私や母の悪口をでっち上げる。嘘はどんどんエスカレートして、私にお金を貸したが返してくれないとま

もっとみる
村上春樹さんの「壁と卵」のスピーチから考える、「その仕事、誰のためにやっとんねん!」問題

村上春樹さんの「壁と卵」のスピーチから考える、「その仕事、誰のためにやっとんねん!」問題

その仕事、誰のためにやっとんねん!

と、自分につっこみたくなる時があります。そのさきに誰かの顔が想像できる仕事には、魂がこめられる。逆に想像できない仕事には魂がこもらない。

そんな感じ、わかりませんか?

なんだけど、日々の作業に忙殺されると、つい「誰のためにやっとんねん!」状態になってしまうんですよね。人間だもの。

「壁と卵」とはそんな時、いつも思い出して勇気付けられるのが、村上春樹さんが

もっとみる
二月は二月で十七音

二月は二月で十七音

飽き性の筈の私が毎月毎月よく飽きもせずこうも俳句を詠んでられるのは、一重に強制力が働いているからだ。母親にいつのまにか俳句の団体に入れられてしまって、毎月ご丁寧に”句会が迫ってきていますが”と担当者さながらのLINEを送ってくるので、仕方なくどうにか十七音を作っている。仕方なくと言いながら意外と楽しんでいるのも事実なのだけれど。

さて、今回は二月の句会に提出した俳句をいくつか。

今回は先生の直

もっとみる
春の日の感慨深さに沈む

春の日の感慨深さに沈む

タイトルの通りです。
今日はほんとにいい天気で、上からちらちら降り舞う桜を眺めながら、ちょっと前のことだったりを考えていました。

桜が満開な今のちょうど一年前、わたしは台湾にいました。新学期がはじまって、新しい授業だったり、友人たちだったり(秋の友人たちは半分くらい帰国してしまった)に慣れるかまだまだかのくすぐったい時でした。

それからの一年がこんなにもあっという間なのかとも思うし、一年前の私

もっとみる
素直になるゴールは果てしなく遠く見える

素直になるゴールは果てしなく遠く見える

3年以上ぶりに風邪をひいた。しかも実家に帰ってきているタイミングで。

咳は出ないけど喉が痛い。熱はないけど頭が痛くてぼーっとする。

「夕ごはんできたよー!食べるー?温めるー?」と1階から叫ぶ母の声で目が覚めた。声を出しても聞こえないだろうと答えないでいると、同じ質問を叫びながらドカドカと2階に上がってくる音が聞こえる。

ようやく「食べる」と答えた私の声に異変を感じたのか「具合悪いの?」と聞か

もっとみる