松倉早星(Nue inc・Ku-ko inc代表)

Nue inc / Ku-ko inc 代表取締役 / コンセプトデザイン / プラン…

松倉早星(Nue inc・Ku-ko inc代表)

Nue inc / Ku-ko inc 代表取締役 / コンセプトデザイン / プランナー / 二児と3匹の猫の父 / 仕事の説明がとても難しい仕事 / https://bento.me/sbr

マガジン

  • 🍺ビールに代わる日記🍺

    プランナーとして考え続ける日々や経営しながら苦悩する日々をつらつらと書いていきます。読者の質問には全て答えていこうと思っています。 頻度:最低週1回(月4本更新〜) 対象:幅広く!アイデアを考える仕事の人や経営者やクリエイティブ業界で働く方

  • 誰のためのものでもない日記

  • Nue inc 週報

    Nue incの週報です。まだたった一人の会社で寂しい思いをしてるのでこちらで共有できることをお伝えしていこうと思います。

  • SETRE カイゼンプロジェクト

    • 160本

    各SETREの支配人がホテルを良くするため、現場で日々奮闘していることを綴っていきます。>>>SETRE HP:https://hotelsetre.com

  • あたらしいまいにちノート

    まいにちのあんなこと、こんなこと。

最近の記事

生きるってどうしようもなくて、愛おしい

春が来た。ありがとう、ありがとう。と心で感謝しながら軽装に衣替え。もう冷えないでくれよ。 ふと、着替えていると物置だなに忘れていたカメラを取り出す。そういえば、この前「松倉さんのお散歩シリーズの写真めっちゃ好きです」とカメラマンに褒めてもらえて嬉しかったことを思い出す。 これ見れるのかな。 春の陽気に誘われながらも仕事があるので歩いてアトリエに移動。 そういえば自転車どこ置いたっけな。スタジオかな。わからない。 ポケットには最近届いたクリアラミー。かわいい。 なんかやたら

    • 仕事術みたいな、これまでのキャリアで学んだことをまとめて販売しようかな。なんか社外の若手から色々仕事の相談多くて困ってる人結構いるんだなぁと感じる。上司不足の組織って多いみたい。

      • 夢の国と日常

        早朝に起床し、身支度をする。 日帰りの東京出張。できれば泊まりたいが明日も朝イチで関西でmtgにつき、長居は無用で即帰宅モード。 時間とお金の勉強を少ししないといけないので往復で教科書読了。 そういうことかな?という見立ての答え合わせができた。来期経営計画でのロジックを強める。 東京での打ち合わせ会場は、ディズニーランドがある舞浜駅。東京駅で乗り換えて舞浜へ。まだAMのおじさんがディズニー向かう感じで恥ずかしい。周りにはウキウキした若者たち。 舞浜駅に降り立ち、すぐさま

        • 散髪休憩、多忙移動馬鹿

          仕事の隙間をぬって散髪へ。 散髪バロメーターはラーメンが食べにくいと思ったタイミング。いつぶりか思い出せない。 週明け提案の資料はまだ途中。明日も使って総仕上げだ。 今週はほとんど京都にいなかった。 スタジオに入れたのは1時間程度。 会議は移動の車内。ほぼ現地で何かしらをしていた。移動を再開して1年ほどか。コロナ禍ではほとんど動かなかったのでそもそもの松倉の移動量を知った社員も少なくはない。 毎回知った場所に行くのだが、移動のたびにもっと遠いどこかへ向かってる気持ちになる

        生きるってどうしようもなくて、愛おしい

        マガジン

        • 🍺ビールに代わる日記🍺
          松倉早星(Nue inc・Ku-ko inc代表)
          ¥500 / 月
        • 誰のためのものでもない日記
          松倉早星(Nue inc・Ku-ko inc代表)
        • Nue inc 週報
          松倉早星(Nue inc・Ku-ko inc代表)
        • SETRE カイゼンプロジェクト
          武田 芽生(takeda mei) 他
        • あたらしいまいにちノート
          松倉早星(Nue inc・Ku-ko inc代表)
        • your unknown music
          松倉早星(Nue inc・Ku-ko inc代表) 他

        記事

          時間貧乏脱出大作戦

          この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

          時間貧乏脱出大作戦

          マガジン限定

          手前の退屈は手前の責任

          退屈というものが苦手だ。人は何だか自動的に退屈を環境のせいにしがちだなとも思う。退屈な状況を生み出しているのは、いつだって自分のせいだということを忘れてはいけない。 苦境を苦しい状況と捉えてしまうのも人間あるあるだ。苦しいの境目が苦境なのだとした、その境目は楽しいと苦しいの境目がそこにあると思っている。苦境を感じる時にこそ、よくできるチャンスセンサーが働いているラッキーと思うバカポジティブな性格で生きている。 退屈と感じる心も、苦しいと感じる心も、常に自分自身の数メートル

          手前の退屈は手前の責任

          銭湯の先生たち

          老人に学ぶべきことの多さに驚いている。僕の倍ほど生きている先輩たちなので当たり前だが、それだけ生きてるからこそ気づけたことや、もう取り返しがつかないことをたくさん教えてくれる。僕は彼らを先生と読んでいる。 平常運転時には週に1回、多忙極まる時には週に最低2回は銭湯にいく。疲れを癒しにいくことが目的であったが、ここのところ別の目的がある。先生たちに会いにいくためだ。 常連たちのルーティンはDNAに刻まれているのか?というくらい正確だ。僕は大体8時か9時台に銭湯に向かうと、毎

          江戸と令和と人情

          土曜日は母校の校友会に呼ばれたり、確定申告に追われたりと半日ほど労働に勤しんだ。今週は酒まみれの1週間で抜けるのは土曜のみ。読みかけの本を片手に早めに布団に突き刺さるも、あまりの物語の良さと美しい完結で目が覚める。 江戸時代の若き侍が自身の道を見つけ出していく話と聞くと退屈そうな話に聞こえるだろうが、町民の聞き込みや視点、そして彼らの人生を見ているうちにストレートだが人情という言葉が脳天に大きく現れる。 今まさにこの時代に失われつつある人の情が江戸時代と令和で巨大な差分を

          オシャレなオフィスになれやしない

          働く場所について考えていた。同業はどこもかしこもオシャレでイカしてる。かたやオシャレなものを納品しなければいけない弊社のスタジオは「飲み屋」なのだ。ヌエの1番の特徴とも言われるのが酒なのも他社と違いすぎる。らしいといえばらしいのだが、なぜ働く環境までオシャレにできるのかずっと不思議に思っていた。 仕事では揺るがなく洗練されたものを納品していく必要がある。そりゃもう結構な追い込みをかけるのだ。そして世の中にでていく。オシャレな仕事として出ていくが誰もこの現場を知らない。良く言

          オシャレなオフィスになれやしない

          理想って凶器かもしれない。

          本当は、隠居のように自然あふれる山奥か海辺で静かにアイデアを考え、幾ばくかのお金で暮らしたいと果てしない昔から思っている。そのために努力を重ねるも、不思議とその理想から遠ざかっていくジレンマを感じる。 この仕事は天職である一方、本当にありがたいことにこれは松倉に依頼したいという指名が増える。年々とプロジェクト規模も大きくなる。会議に欠かせない存在となるし、できれば現地で、もしくはスタジオで対面したい。となる。 結果、日本中を移動したり、連日打ち合わせと酒を浴びる日々となっ

          理想って凶器かもしれない。

          1000kmの旅

          朝イチから2本のmtgを終えて、新潟県津南町へと向かう。片道約470km。ストレートに進んで6時間半ほど。道中後半は雪道は確実。場合によっては通行止めで津南入りが難しい可能性も孕んだまま車を走らせる。 今回の視察には、nounの小久保(崇仁新町/ズの森)とLUURA°のたくみんくん(LUURA° / 東山企画)、そして僕と社員の乙彦。おじさん四人で修学旅行的なドライブ旅(仕事です)。 小久保にはフィールドの資産発掘のために、たくみくんは食の資産開発のためにとざっくりな視点

          「村」化する集団

          目を覚ますと暗闇の中にいる。 ここがどこだか思い出せない。ベッドがギシリとなる音で「あ、スタジオで寝てた」と気づく。眠たくなったら寝る姿勢で生きていると飲み会中でもすぐに寝る。日が変わって昨日は新年会だった。ワイン8本に大量のビール、泡盛やらなんやら大量の酒と美味しいご飯。そして愉快な仲間たち三十人以上。 毎月最終金曜日に開催される我がスタジオが入るCONCONの自治会。 1月は新年会として開催された。立ち上げ当初、夢見ていた風景がそこにはあって1人多幸感をつまみにいろんな

          生き抜くために必要なお金の柱を考える

          お金を作るのは簡単だ。バイトをすればいい。 しかし、クールにできればかっこよく、もしくは等身大で普段のバイトや仕事に比べて時間や労力をかけずに投資以上の回収をするのは難しい。 なんだかそれを成立させることはできないかの実験をしていた半年。 松倉キャリア20周年的に集大成でプランニングから提案までの術をまとめたオンライン講座が人気で視覚デザイン部門の3位にランクインしていた。ありがたや。この母体が韓国なので毎月韓国からスコアが届く。これが一喜一憂マシーンで韓国の通貨は「KRW

          生き抜くために必要なお金の柱を考える

          変えていくには、まず自分から

          とあるミーティングのために会議室に通される。 会議室にいくまでにはオフィスの島をいくつかこえて入室する。 そのオフィスはどよんと重たく暗い空気が流れていた。 普通のオフィスってこんなに暗いのか?いつもは賑やかな自分のスタジオにいるのでそのギャップに驚く。 我がスタジオにいくと誰もにいなかった。 寒いので指先だけ出た手袋を装着しタイピングをする。 フラッと友人が顔をだし、次にまた別の友人たちも入ってくる。 普通にオフィスではこういうことは全然ないのだ、そうだ、うちが変なんだと

          変えていくには、まず自分から

          スマホ以前の世界の方が人間的に豊かなことを僕らは知っている

          なぜこんなにもスマホを僕らは覗き続けているのか、疑問に思いつつもYoutubeやSNSを限られた時間に1時間ほども消化している暮らしに生きている。昔でいえばテレビを眺めていた時間だろう。 布団に入り、なんだこの時間。と思う日が1年で100日ほどある。 年末に決まってガッと積読をする中で一番心が震えた作品がある。 それは「ゴリラ裁判の日」。ゴリラが裁判する小説です。なんだこれ。 この中で手話を用いて人間と対話できるゴリラが主人公。 夫ゴリラが人間に殺され、人対ゴリラの裁判が

          スマホ以前の世界の方が人間的に豊かなことを僕らは知っている

          わかったつもりで対話をしている

          前提条件を伝えずに話しかけられることが増えている。それは口頭で特に起きている問題でなぜ飛んだ会話が起きるのか不思議に思っていた。 「ん?それってなんの話?」みたいな言葉や表情をすることが増えたなと思うのだ。僕がボケてきたとかではなく、会話の初接続が変だと思うことが増えたのだ。 主に仕事の対話の時にだけおこる。 日常生活だと「この前、◯◯◯っていう映画/本を見たんだけどさ…」と今自分が話そうとしていることはこのテーマです、というコミュニケーションが起きるのだが、いざ仕事の場と

          わかったつもりで対話をしている