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あたらしいまいにちノート

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まいにちのあんなこと、こんなこと。
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ラジオの時間

最近、ブログから浮気してラジオ収録三昧だ。 書くと喋るのインプット差はすごい。独り言だがもうそれにも慣れて何気に間も無く80回目を迎える。 見ると聞くでもだいぶ違う。僕のラジオはその日思ったことを淡々と喋り続けるだけのものだ。得られるものは様々だ。何もない時もめっちゃある。 リスナーの多きは寝る前に聞いてるらしい。そんなお便りが届く。なんだか寝る前に俺の声でごめんなと思う。 喋るだけでコンテンツになるというのは不思議な体験で未編集の撮って出し。まぁブログも未編集の誤字脱

はたして未来は暗いのか?

食糧危機や自殺問題に関する仕事が舞い込み様々な専門家らと話をしている。同時に出版されている該当書籍を読みあさり、無知ながらも仮説だてした計画の答え合わせを連日行っている。 これがまた非常に暗い未来だ。インプットしながらも「人類、つんでるやん…」と口に何度も出してしまうほど逼迫した状況である。僕ら生活者はその暗い底の見えない穴を覗き込まないように生きている。本能的ともいえるが、現実逃避という言い換えも可能だ。 食や自死という複雑な問題は、複数の要因が絡まり合ってもはや一つの

キレイとは無縁の美しい瞬間

子供たちが学校へ出て後に、のそのそ僕もオフィスへ向かう。 8時半とか9時あたりのオフィスは誰もいない静かな空間。コンコンという変わった名前の僕らのオフィスは長屋2軒を打ち抜いた不思議な空間だ。 家とコンコンまでは歩いて15分程度。自転車なら7−8分でつく。 超ご近所にデスクがある。そして、我が社は僕を含めて4人。来月5人になるが、たった5人で長屋二軒は広すぎる。ということでオフィスなんだけどコンコンの共用部も兼ねている。 しかし、それでもまだ広い。周りのフリーランスたちが

不安は成長のセンサー

感じている不安の8割は起きないし、残り1割は事前の行動で回避可能であり、最後の1割は運命なので避けようがない。 と思っている。 体感値で恐縮だが今抱いている不安の8割は起きない。なぜなら不安を感じるからこそのこれまでの人類の進化なんじゃないか。 不安はリスクを認識しているからこそ起きるので脳内でAプランがダメだった時のBプラン、Cプランを生み出さなければという対処を模索している状態なので良いことだと思っている。 むしろAプランしかなく不安を感じてない人は人間一回目だなと

オフラインの週末

ニュースアプリを削除した。 何か思うところがあるわけでもないし、こだわりがあるわけでもない。 不幸なお知らせばかりだな…なんてことを思ったくらいだ。 自分が欲しいニュースってなんだっけ?そう考えるととくにこれといったものはなかった。 ないからと言って困るわけでもなく、過ごしている。 僕の携帯に入ってる全てのアプリは通知しない設定になっているので静かなものだ。 いくつかの納品とトラブルを乗り越え、一息つこうと酒を買った。 世の中的には少し早すぎる時間から酒を飲む。人が少しず

バランスのとれなさ

先週の納品ラッシュで今日代休とっているのを忘れて出社してしまった。引き返そうかと外を見ると小雨。新たな仲間を受け入れるために事務所のレイアウトを考えることにした。 週末溜まっていた返信をサクッと返し、社員たちへお給料の振り込み。今月もありがとうございました。遅めのランチにでかけようとしたが財布忘れてることに気づく。カバンに入った小銭だけで選ぶランチ。焼きそば定食一択だった。 雨は降ったり止んだりを繰り返している。 昨夜、寝室に蚊がいたので寝不足だ。気合いで抹殺したが夏が来

考えないことの大切さ

考えることも大事だけど 考えないことも同じくらい大事。 なんて事を思っている久々の日記です。 採用に面談に来期計画、そんでもってこれらと同じ容量のお仕事で考えてない瞬間はない日々。 事務所から家に帰る道でもあのプロジェクトに経営戦略などなどもりもり考えリビングに倒れ込むとこの顔があった。 この表情のまま、30秒以上動かないのだ。 瞬きすらしない。剥製かよってくらい動かないのでおーいと目の前で手を振るとやっと動いた。 今この子、虚無やったな。 何一つ考え事もしてない無の

真夜中の遠吠え

令和なのに「昭和の日」という休日はどういう意味なのかわからないまま1日が終わろうとしている。あ、ほら。今ちょうど0時になった。 うっかり昼寝をしてしまった。最近は22時には布団に潜って本を読んでたのに一向に睡魔が訪れない。本を読んでいても、気付けば意識は文章から空想へ流れていっている。何してるの?と猫が一匹づつ顔を覗きにくる。 ふと、自分にしかわからないタイミングで今日この1年の過剰なまでの状態から切り離されたと感じた。頑張らなきゃ、貢献しなきゃ、結果を残さなきゃと社会と

小学生の時間軸で働くと、いいことが多かった話

子供たちの朝は早い。 7時には起きて朝ごはんを食べ、忘れ物がないかをランドセルとにらめっこをする。猫がそれを時折邪魔をして、体操服やらリコーダーを各々が詰め込み行ってきますと8時には出ていく。 何日か前に仕事を終え、風呂にも入り、子供たちとお布団でゴロゴロと布団で遊んでいたら、そのまま一緒に眠ってしまった。 ぱっちりと翌朝7時にスッキリ目が覚めて、子供たちの支度を眺めながら、ちょっとパパも同じ時間に出勤しようと8時に家を出た。 朝の事務所はとても静かで2、3時間だれもいな

週休3日のレポート①「未来を整えるために休む」

4月からテスト運用で週休3日で稼働している。僕も社員も。 これから採用で仲間が増えるので人数が整ったタイミングで正式稼働を目指し、テスト運用の中で気づいたことをレポートしていこうと思う。 大事なことなので太字で言うけど 「週休3日うらやましいですねー」と言われますが、必ずこの5年以内にデフォになるので今のうち対応できるようにトレーニングしとくべきですよ。 まじで。稼働日数が足りない!と出遅れるくらいだったら今のうちに週32時間の稼働時間で週40時間の稼働パフォーマンスを

大人も子供と同様の速度で成長している気がしない?

子供の成長は早い。この4月で1人は小6、もう1人は小4という事実に驚く。この前まで、あんな小さくてフヨフヨだったのに…。つい先日の投稿で独立して10年という内容を書いたが、僕にも子供達と同じ時間が流れている。果たして子供のように自分自身は成長しただろうか。 うん、成長したな。 そう思った。経営の「け」の字も知らなかったし、いつ食いっぱぐれるかわからない27歳の状態だった自分が社員を抱え、数字と睨めっこし、それと並走して10年以上前から作り続けているアイデアや戦略を研ぎ澄ま

3,650日のお散歩

京都は桜満開の時期が早々に過ぎ去り、例年より暖かくなるのが早いなと見知らぬ老人の隣で二条城のカモを眺めている。今日は金曜日。週休3日テストの1発目にもかかわらず、金曜日休みにしたことを忘れて打ち合わせ、みっちり入ってた。何してんねん。 桜の花びらが舞い、空は青空。100点満点の春だなと思い事務所まで歩く。 そう、僕はよく歩く。地元が北海道ということや、バスが1時間に1本とか残酷なほど田舎な世界で育ったので、だったら隣町まで歩けば良いという発想が根強く残っている。京都はどこま

40歳手前のクリエイティブに対する姿勢

年々、仕事の内容が変わる。冷静に考えると不思議なことだ。定まらないとも言えるし、成長しているともとれる。自分で会社をやるようになった10年前からずっとこの感じだ。常に変化し続けている自分を感じる。 むかし、僕は広告を作っていた。3ヶ月か長くて半年の寿命の表現と話題を作り続けて、それはそれで楽しかった。誰もがひた隠しにしていた本当のことを言っちゃおうよ、みたいなクリエイティブってそういう性質があって、常に芯を食うスタンスの人たちが多い。世界の秘密を暴きたがっているんだって今で

生きたお金の使い方/死んだお金の使い方

戒めのためにもこの時期改めて言葉にしておこうと思った「お金の話」。今年で5期目を迎えるNue incですが1期目で身を以てお金のことを学びました。お金の使い方には「生きた使い方」と「死んだ使い方」があるということ。 お金を腐らせるという言葉はよく聞きます。でも、実際この意味を想像してみると不思議な言葉です。物理的なお金は腐るわけない。しかし、生物のような表現がされています。でも、本当に腐りました。こういうことか!と腐ってから気付いたのが1年目での学びです。 さて、どういう