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週休3日のレポート①「未来を整えるために休む」

4月からテスト運用で週休3日で稼働している。僕も社員も。
これから採用で仲間が増えるので人数が整ったタイミングで正式稼働を目指し、テスト運用の中で気づいたことをレポートしていこうと思う。

大事なことなので太字で言うけど

「週休3日うらやましいですねー」と言われますが、必ずこの5年以内にデフォになるので今のうち対応できるようにトレーニングしとくべきですよ。

まじで。稼働日数が足りない!と出遅れるくらいだったら今のうちに週32時間の稼働時間で週40時間の稼働パフォーマンスを出せるようにチューニングした方がいいですよ、そこの経営者の人。早め早めが得策ですよ。あと週休3日が一般的にならなくても社員の幸福度は上がると思います。

気づいたこと1
「実はそんな急務は存在しない」

これ最初ソワソワしていたんですが、緊急対応ってことはほぼないんだなと。勝手に急務だと思ってるだけだった。翌日対応でも全然いい。

万が一!今のところないけど、発生した場合は普通に働けばいい。で、別の日に代休とればよし。

気づいたこと2
「1日のコミュニケーション量はんぱない」

初日でゾッとしたんだけど各種連絡ツールでの合計通知が100を超えていた。スレッドに溜まってるものは1カウントなので実際はすごい寮の通知を受け取っている。1日8時間(480分)の稼働だと約5分に1回通知がきてる。5分に1回肩叩かれてコミュニケーションしてるって仕事すんなって言うてるもん。

これは課題だなと明確に感じた。メールからチャットツールに変わることで、メール死ぬほどくる時代終わったーと思っていたら5倍くらい気軽に話しかけてきやがる。冷静に溜まった連絡見ると実に8割近くが不要な通知だった。簡単に返答くるから自分で考えればいいことでも気軽に連絡がきている。なので不要な通知は無視することにした。急がないものは時間がある時に返信でいい。

気づいたこと3
「会議を選ぶようになる」

最初これに気づくまで時間がかかったが、今週気づいた。あれこれ参加してたら32時間はすべて打ち合わせで埋まる。今まで以上にアジェンダの確認と自分が必要かどうかを考えて参加の可否を伝えるようにしている。

「松倉さん、今日・明日でどこか時間あります?」って言う人がたまにいるんですが、軒並み馬鹿なのだと思っている。あ、口悪いな。でもマジで頭悪い&ビデオ会議ならいつでも繋げる病が広がっている。

稼働時間が減ると言うことは時間単価を上げていく必要がある。
アジェンダのない会議に参加して45分くらい聞いてるだけで、15分だけ話す会議とかマジで人生の無駄だ。自分の時間を安売りしないようになった。
あと配布資料を音読するやつはビデオ越しに呪い○したいと思っている。

気づいたこと4
「追加された休日は未来のために使える」

今月はすでに2回ほど週休3日で稼働できた。何してるかと言うとネットフリックスみたり、展示見に行ったり、散歩したりという休日半分。

残りの半分は、今の仕事ではなく自分のキャリアのことや、これからの会社ことだったり、未来のことに使えている。実際休みは2日でいいんだと言う気づきもある。追加された1日は良い距離感で暮らしではない仕事側の自分を分析する時間に最適だと感じた。

気づいたこと5
「週3日労働・週2日サイドプロジェクトがいいのかも」

社員たちには伝えているが、いつでも卒業(転職・独立)していいからねといってる。変な義理を感じなくて良い。うちの場合、実戦投入が早いので育つ速度がおそらく他社より早い。

あといつ俺死ぬかわからないし、ぬえに依存するなと伝えている。いつかうちを使いつつ、もう1社に所属するとか、自分の会社を作るでも良いし、食いぶちは必ず複数作るように伝えている。

コロナ然り、日本経済しかり、この先どうなるかわからない。
そんな時代にぬえという小舟だけで渡り切れると代表の自分自身思っていない。であれば、小さくとも自分で自分の可能性を利用したBプランを持つべきだ。

近い将来、ぬえは週休3日ではなく、週3勤務とかになるかもしれない。
残りの休日含めた4日で挑戦するもよし、休むもよしバランスとって生きるのがいいのかもしれない。これはまだ予感だけど。

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半月ほどの気づきのまとめだけれど、悪いところは意外と見当たっていない。あるとしたらコミュニケーションツールや頻度を組織内だけバージョンアップした方がいいかもくらい。接触頻度が減るので不安と情報を共有しにくい状態が予想される。

また5月ごろに週休3日レポートをできればと思う。
これで生産性が落ちたか、上がったかは数ヶ月見る必要がありそうだ。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。