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東京修行僧日記

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カンボジアで得た学びを東京でも体現できるよう、日々と格闘する修行僧の日記です。
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#考え方

言葉にならないことを行動に移す勇気

言葉にならないことを行動に移す勇気

最近、パートナーと話し合った。

どんな言葉を重ねても、どんなに話し合っても
何かモヤモヤした気持ちが晴れなかった。

かれこれ1年くらい、
小さなモヤモヤを抱えていて
話し合いのたび、
私はなんだか腹落ちしない状態だった。

でも、何がなんなのか
どうしても言葉にできないことがあった。

モヤモヤの正体なぜなのか説明がつかないことや
自分でも解決策が見つからないことを
相手に投げかけても、
基本

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私の趣味は名詞じゃない

私の趣味は名詞じゃない

小さい頃から、秘密が好きだった。

「秘密だよ」「内緒だよ」

そうやって教えてもらったことを、ひとりで味わうことが好きだった。

知ったことを誰かにバラすわけでも、それをネタにゆするわけでもなく、ただ、自分のところに秘密が集まることが好きだった。

ヒトの頭の中を教えてもらうこと小さい頃、口が堅い子は貴重だった。

大抵の子は、知った秘密を誰かに共有したくなってバラしてしまうからだ。

でも、私

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アドバイスは誰のための言葉か

アドバイスは誰のための言葉か

人の言葉は、ありがたく聞かなければ
と思ってしまうのは何故だろう。

なにかを相談すると、
大抵は「あなたのためを思って」と言葉を渡される。

「善意」のカタチをした言葉に対して、
「ありがたい顔」をして
受け取らないとダメな気がして気が重くなる。

その言葉に混じった、
その人の気持ちや考えやプライドが
聞こえてくる気がして。
その言葉を丁寧に受け取らないと、
その人を傷つけてしまうように感じて

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メンヘラ女子が幸せになるためには、勇気を持って逃げること

メンヘラ女子が幸せになるためには、勇気を持って逃げること

私が人生で一番、酷い恋愛をしていた頃に
書いていた記録が突如発掘された。

その頃の私ったら、目も当てられないような
ダメな奴に引っかかっていた。

理由は明白で、元を正せば自分のせいだ。

自分に自信が持てないくせに、
自意識ばかりは過剰で、誰かに承認されないと
自分だけでは立てないものと思い込んだ私。

そこにつけ込まれ、
相手の良いようにされていたから。

書いて外に出して、気持ちを消化しよ

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丸の内OLだって戦っている

丸の内OLだって戦っている

「丸の内OL」と聞けば、キラキラ女子!と
安易に想像してしまう私だったけれど、
丸の内OLの友人にそれを言ったら、一蹴された。

高いランチは見世物じゃないの丸の内周辺は、日本の首都、
東京の中心だけあって物価が高い。

お昼だって、お店に入れば1000円超えは当たり前。

「毎日素敵なランチしてるの?」と
何も知らずに聞いたら、
「ナイナイ。毎日行けるほど余裕ない。」

その言葉は、ランチ支出と

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ひといきつくことの大切さ

ひといきつくことの大切さ

noteって、毎日投稿すると
「〇日目!」って褒めてくれるんです。

褒めてくれるから、頑張っちゃおうって
先週の金曜日まで思ってたんですけど、やめました。

単純に、ネタ切れでガス欠でした(笑)

数字にこだわりすぎない営業で、私も含め誰からもよく聞いた言葉です。

「活動と成果のKPIが相関しないんだよね」

要するに、
量と質、どちらを取るか?という話。

量は質を凌駕するなんて言葉もありま

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返ってくる言葉は必ずある

返ってくる言葉は必ずある

3月末、異動に伴い引き継ぎをした。

担当していたクライアントもそうだし、
担当していたスタッフさんも引き継いだ。

今日、私が担当していた方から連絡をもらった。

「あなたが居てくれたから」彼女は私が手を尽くしてくれたから、
パワーを与えて、奮い立たせてくれたから
自分は今の職に就くことができたと
改めてお礼を言ってくれた。

今の仕事は、大変だけど充実しているとも。

私からすれば、彼女のいう

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手に入らなかったものの記憶

手に入らなかったものの記憶

幼い頃に欲しかったオモチャの中で、
1つだけ手に入らなかったものがあった。

「サーティーワンアイスクリーマー」だ。

どういう仕組みなのかもよくわからないけど、
家でおいしいアイスがつくれるなんて、
すばらしい発明だと思っていた。

一方の母は、なんとかして購入を阻止したかった。
(掃除が大変・高額・コスパ・・と、
 今なら気持ちは痛いほどわかる。)

全力で私の気を逸す作戦に出た母は、
ミニー

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その場に居ないとみえないもの

今日、「マネー・ショート」という映画を観た。

リーマンショックの話を、実話を交えて伝える
その映画では、当時、誰も信じていなかった
「ある金融市場の崩壊」を
予期した複数の人物たちを主軸に物語が進む。

数値データを見て、世の中の
危機に気付いた頭の良い人もいた。

棚ぼた的に、情報を手にした若者もいた。

私が一番、なるほどと思ったのは
頭の良い人の話を聞いて、鵜呑みにせず
自らの足で現場の状

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カテゴライズしないで

カテゴライズしないで

この前、5~6年ぶりに実の祖父に会ったときに叫びたくなった言葉だ。

彼は今、祖母に先立たれ一人で暮らしているから、
普段は、あまり話し相手がいない。

だからこそ、聞き役として会いに行こうと思っていたけれど
血縁のある関係は、それはそれで
どうしても、しんどい気持ちになってしまった。

私が豪雨のように浴びた沢山の言葉は、
家に帰ってきて、お風呂で綺麗に洗い流した。

「女は、男は、働くものは」

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心を鍛えるために

心を鍛えるために

前に、上司に言われた言葉がある。

「心と体は繋がっている。だから、心ではなく体を鍛えるんだよ。」

ちょっと納得したし、納得しなかった言葉だ。

確かに、熱が出て寝込んでいるときは心も下を向く気がするけど
別にゴリゴリに鍛えていなくとも、心はハッピーで居られると思ったからだ。

でも今はなんとなく理解できる。

心を鍛えることは容易でないそう。心を鍛えることは容易ではない。

心の強さは一般的に

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