自分のキャパを正しく見定められることが、自信を育てることに繋がってたよ。

今日も今日とてハイキュー!!を見ながらご飯の準備をしていますが、日向の自分と相手を信じる力はどこから来るんだろうと見ていて思うのです。

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烏野高校バレー部は夏休みに東京へ遠征して合同合宿に参加する中、新しい技をやろうとする日向に対応するために影山は超絶技巧の新トスの練習をしますが、すぐには上手くいきません。

自分ができるようにならないとコンビ練習は意味がないと、一旦取りやめることを日向に伝えますが、「早く落ちるトスくれよ!打ちたい!」とお構いなしで、影山が必ず超絶技巧トスを完成させると根拠なく信じて要求するのです。

©古舘春一 ハイキュー!! / 集英社

影山は沢山練習して新トスを完成させ、練習試合で日向に引っ張られるように使って成功させますが、日向は「やっぱりお前スゲーな!」と信じているからこその誉め言葉を伝えます。

©古舘春一 ハイキュー!! / 集英社

この日向の相手を信じる力は、根底に自分への絶対的自信があるからなのだろうなと見ていて思うのです。

それはどんな幼少期を経て人格形成がされて来たかは書かれてないので分からないけれど、少なくともあまり賢くないからこそできる、日向の問題を単純化しちゃう力は大きいよなと思っています。

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そしてここからは私の話になりますが、私は自分の器の大きさを誤解していて、自分で自分の自信をゴリゴリ削って消耗していたことがありました。

私は自分の器のキャパシティが100ぐらいあるだろうと25歳ぐらいまでは思っていたのですが、実際は10程度しかない人間だったのです。

何がそんなに自分を大きく感じさせていたのかはまた別の研究となりますが、実際の10倍も自分を大きく捉えてるとなると、そのギャップは相当自分を苦しめることになります。

実際はレベル10程度しかキャパがない私が、死ぬほどがんばって12の成果を出したとします。
でも自分はレベル100の結果を出せると思い込んでいるので、100から見たら12という結果は自分で思うものの1/10しか出せてないことになります。
なので、こんなにこんなに消耗しながらも必死にがんばってるのに、がんばってもこの程度しか成果出せないのかと激へこみしてた訳です。

努力しても自分の思うように結果がついてこない毎日が続いたときに、その原因を知りたくて、すごく嫌だし怖いながらも自分を見定めなおして、そしてふと気付いてしまいました。

-あ、私どうやら100もキャパない。
 しかも自分が思うより圧倒的に小さくて、10程度しかない器っぽい。

ショックで、認めたくなくて悪あがきもしましたが、どんなに逃げても自分が小さい器であると考えたときのしっくり感は確実なもので、最後は認めざるをえませんでした。

で、認められちゃうと一気に楽になるんですよね。
いっそ清々しいくらいでした。

しかも10キャパの人間が12出せたとなると、私ちょーえらい!すごいじゃん!!と自分に自信がつく有様なんですよね。

適正な自分への捉え方が育ってくると、無謀ではない丁度よいレベルでの成長のための努力ができるようになり、今はキャパシティも育って当時の10より高いところまで来れたと思っています。

この自分の器の大きさを見誤ると、下手したら努力も自分を傷付ける刃になってしまうので、適正に自分を捉えられるってとても大事なことでしたね。

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これはキツい設問かもしれませんが、あなたが自分へ捉えている可能性や器、キャパシティの設定は適正ですか?

今回の私のケースは高く見積もりすぎたパターンですが、低いと思い込んで生まれる生きづらさもあると思います。
私自身がそうですが、適正に自分を捉えることは難しいと思うので、専門家の力を借りるのが早いと思います。

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日向にはバレーやるには身長が足りない現実があって、それを認めた上で「だけど俺は飛べる!」と努力をして成長していきます。
私たちが適正に自分を見定められた上でするメンタル回復のためのがんばりは、きっと一番効率が良いじゃないかなと考えるのです。

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