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人の言うことを真正面から受け取りすぎて苦しくなってしまう

他人に何か言われても、真っ当ではないことだったら「ああ、またなんか言ってるよ」と流してしまえればいいのに、その真っ当でないことでも真正面からちゃんと受け取ってしまう。
そして真っ当ではないと分かっているはずなのに、必要以上に傷ついてしまう自分もいて、無駄に消耗してしまうの。

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一昨日上司がやらかした間違いに気づかなかったとその上の上司から怒られました。
入社から一番歴が浅い私には、仕事を教えてくれたり指示をしてくれる人がやる仕事を疑うだけの知識を持っていないと答えたのですが、人は誰だって間違うことがあるのだから全て信じるなという指示をされたのです。

とはいえ、指示されたことをすべて疑ってかかっていては仕事が成立しないし、そのあんまりな指示に人を信じたい私は人としてのあり方の根底がぐらついて、お天気や世情やバイオリズムの三重苦が重なったのもあって流せずモロにくらってしまい、ここ五年で一番ぐらいに落ち込んだのでした。

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人にぶつけられる不条理や不当な事を上手く流せる人に憧れます。
私はそれをきっちり受け取ってしまい、受け取った打撃で精神的に当てられてしまい、毎回かなりのダメージを食らってしまうタイプです。

これはHSPの特徴である、
共感や同調しやすく心の「境界線」が薄い傾向で、何事も自分ごととして捉えがちで自分の責任と自己否定しやすい。というところにかかってくると思うんだけど、今回は相当つらったです。

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ただそれも本当にありがたいことに、1日お仕事したらかなり楽になりました。

何度かnoteで書いていますが、人に施術をすることが何より心の薬になる人です。

あぁそこそこ気持ちいい〜と喜んでもらえることで喜ばれ感を分かりやすく感じられたりすることや、日々のささやかなことでも患者さんと楽しくおしゃべりして、楽しい時間を過ごせてもらえたと実感できたりするようなことが、どんなメンタルのお薬よりも効く心の栄養になります。

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冒頭の不条理な怒られについては別の上司に相談したら、やっぱり一番新人の私の段階での問題ではないと言ってもらえたこともあって、みぞおちが重苦しくて痛いぐらいになっていたり、体もガチガチに強ばるような状況に久々になっていたのですが、施術の心薬の効果が凄くて、昨日はだいぶ回復できたのです。

(とはいえ人を信じたい願望が強い私に、信じるな・疑えという指示を入れてしまったわけで、その信じるな指示をした上司と会社に不信のトゲ刺されたのはそのまま残ってるものだから、いつかそのこびりついてるトゲで怒ってきた上司たちにチクリとしてやろうとも思っています)

人の言うことを真正面から受け取りすぎて流せず、必要以上に苦しくなってしまうのは性質とし変えづらいものだから、そうやって傷付かせてしまった自分の心の修復のために、喜ばれる自分である経験を増やしていこうと思ったのでした。

生きづらさ応援の活動をしています。