マガジンのカバー画像

人と組織をつくる哲学 ―マネジメントと教育の「共通解」―

926
マネジメント=管理とは「兵站(生産・物流・調達部門)を通じて限りある資源(ヒト・モノ・カネ・トキ)を把握・分配し、適時適切に適所で活かす」ことである。古来より兵站を軽んじ、人材や…
運営しているクリエイター

2019年7月の記事一覧

ルールとオーナーシップ

ルールとオーナーシップ

現場の混沌を収めるべくルールを作ったりすると、個人の仕事へのオーナーシップが低下しチーム力は却って低減してしまうのではないか?という仮説

----

自分で言うのも何ですが、自分は決して積極的な方ではありません。メンバーや組織の間で落ちるタスクは拾うのは得意ですが、何か新しいことを企画して仕掛けて、というのは滅法ニガテです。

ただ、やれと言われたことは必ずやりますし、相手の期待を120%で返す

もっとみる
採用だけでは勿体無い。「note」をインサイドセールスにも活用させる裏極意

採用だけでは勿体無い。「note」をインサイドセールスにも活用させる裏極意

『1ヵ月半で5名です。』

この数字が示すのもは何でしょうか。

当社HeaR inc.がスタートアップにも関わらず1ヵ月半で採用できた数字です。

先日、「シニアル株式会社」から『HeaR株式会社』へと社名変更を行いました。

その経緯・思いはこちらのnoteをお読み下さい。

こんにちは。
自己紹介が遅れました。

わたくし「佐藤勇斗」と申します。
気軽に「さとはや」と読んで頂ければ幸いです。

もっとみる
「リクルーティング・イネーブルメント」という役割〜スクラム採用の実現に向けて〜

「リクルーティング・イネーブルメント」という役割〜スクラム採用の実現に向けて〜

ナイルで採用人事マネージャーをやっている渡邉です。ナイルでは採用大絶賛強化中でして、今年70職種・120名採用に向けてなんとかやっています。

ここ最近、HR領域の盛り上がりがすごいですね。「採用マーケティング」「採用広報」「オウンドメディアリクルーティング」「CHRO」「戦略人事」などをバズワードのように、よく耳にします。

もちろん、そういったバズワードから皆さんの興味関心が高まって、採用マー

もっとみる
043. 「働き方改革」において真に大切なこと

043. 「働き方改革」において真に大切なこと

 パプアニューギニア海産の武藤北斗です。「フリースケジュール」「嫌いな仕事はやってはいけない」などの働きかたについてはこちらを。

 働き方改革が継続しない、一歩が踏み出せないなどの相談を受けることが多く、昨日、その理由をエビをむきながら考えていました。

 その時にアッそうかと今更気づいたのが、「どう改革するかを考え一歩を踏み出すのは、経営者ではなく現場を任されている責任者(従業員)なんだ」とい

もっとみる
039. 従業員を成長させるには

039. 従業員を成長させるには

 パプアニューギニア海産の武藤北斗です。

 同じ質問をたて続けに頂くことがあります。そんな時は社会全体がその答えを探し求めているんだろうなーと感じます。最近気になった一つの質問と僕なりの回答です。

質問

これからの採用トレンドは何ですか?という質問について思うこと

これからの採用トレンドは何ですか?という質問について思うこと

なかなか梅雨があけませんね。
私は偏頭痛持ちなのでこの季節は頭痛が毎日のようにあり、好きじゃないですね。
早く夏になってほしい。。

先週のことですが、2件HR系メディアの取材がありましてどちらも共通した質問で
「これからの採用トレンドは何がありますか?」
「これからの採用は何が大事になると思いますか?」

といった質問があります。
この質問自体が悪いわけではないのですが、このように採用やHR系メ

もっとみる
子どもに罪悪感を持たないで働くための3か条

子どもに罪悪感を持たないで働くための3か条

ワーママ向けのコンテンツでしょっちゅう目にするキーワード「罪悪感」。仕事でなかなか子どもとの時間がとれなかったり、忙しすぎてイライラしたりすると、親はつい、子どもに対して罪悪感を抱えてしまいがちです。

フリーのライターとして働きながら、子育てをして3年ちょっと。
そんな私は、あんまり罪悪感を抱いたことがありません。「親としてどうなの? 冷たい!」と言われればそうかもしれないけど、ちょっとした思考

もっとみる
任せることは、信じること

任せることは、信じること

朝起きて黙々と仕事に向き合う。むくりと起きて動いをして、水を飲み、タバコを吸って、猫を撫で、自宅の地下デスクに腰掛ける。そこから静かにお昼まで3時間ほど仕事。あいだビデオ会議挟んで、猫を撫でて、昼飯。

午後からは出先での打ち合わせが重なる。
あまり外で資料は書かない。守秘義務的にマジアウトな物事が多い。
新幹線で資料丸見えなのとか本当不安になる。規模の差だろうか。関係ない。秘密は秘密だ。

バタ

もっとみる
「人に教える」というのは、仕事ではなくあたりまえのこと

「人に教える」というのは、仕事ではなくあたりまえのこと

ぼくは礼儀やマナーにうるさい ぼくは19歳から働いています。

 多くの同年代がキャンパスライフを謳歌するなか、ぼくは年上の人たちにもまれながら、社会のルールやマナー、礼儀を叩き込まれてきました。

 会社の先輩がいつもおごってくれるのを見て、「年上はおごるものなんだな」ということを学びました。他にも「ビールを注ぐときのラベルの向きに気を付ける」「先輩からビールを注いでもらうときは両手で受ける」な

もっとみる
あなたはまだモグラ叩きを続けるの?

あなたはまだモグラ叩きを続けるの?

誰もが一度は、ゲーセンで「モグラ叩き」で遊んだことがあるんじゃないのかな、私はある。最近はとんとゲーセンにも行かなくなった、と言うか、まだあるんですか、ゲーセンって。そもそも「ゲーセン」って死語なのか?

次から次へとモグラが顔を出すので、ハンマーで叩いて、穴に戻すと得点になるが、一度叩いてやっつけたモグラも数秒で復活してまた顔を出すので、またハンマーで叩く、の繰り返しで、100円分の時間制限がな

もっとみる
勉強が得意な生徒と苦手な生徒の違い(学ぶときの心がけ)

勉強が得意な生徒と苦手な生徒の違い(学ぶときの心がけ)

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2018年3月20日 Vol.312 より

購入すると電子書籍(epubとPDF)がダウンロードできます。

質問勉強が苦手な生徒(テストで点が取れない生徒)は、以下の二点が身についていないように思います。

・問題の解法を記憶・理解すること
・問題の解法を適切に使用すること

それに対して、勉強が得意な生徒は、 比較的早くからこの二点を身につけているように

もっとみる
親は死ぬまで子どもを育てる

親は死ぬまで子どもを育てる

子どもが就職を決めるにあたって、その会社の選択が良いか親に確認をとる「親確(オヤカク)」なる言葉があると、以下の記事で知りました。これは「子どもの自主性のなさ(あるいは、それを助長する親の態度)」という点から簡単に批判されやすい。だが、そう安易に判断できることだろうかと思います。

まず前提を言うと、子どもの教育は学校教育の終了と同時に終わりになるのではなく、その後、つまりは子どもが就職し、転職し

もっとみる
「チームのことがよく分かる」書籍・DVD10点(プラスα)

「チームのことがよく分かる」書籍・DVD10点(プラスα)

僕は「勝ち負けだけじゃないスポーツの楽しみ方」という有料購読マガジンを運営していますが、この有料購読マガジンで書いているのは、「チームの話」です。勝ち負けではなく、チームの成長を分析しているのだと、最近ようやく気がつきました。

「西原さんの考え方や視点は独特だ」と言われることがあるのですが、独特な理由は、チームの事を分析して書く人がいないからだと思います。では、なぜ僕は「チーム」の事を書くように

もっとみる