あんど

Edtech 企業のデザイン部門マネージャー。管理職2年生。人が変化していく過程や集団…

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Edtech 企業のデザイン部門マネージャー。管理職2年生。人が変化していく過程や集団でのふるまいに興味があります。 二児の父。 絵垢→https://note.com/ruririn_drawing

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  • お仕事ノート

    普段のお仕事で考えたこと感じたことや仮設をまとめていきます。UXデザイン、サービスデザインやチームマネジメントが主な内容。

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    日々の子育てのメモというか日記。育児経験と向き合うために、ほぼ週次で徒然なるままに更新。

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    趣味で描く鉛筆画(模写)をアップしていきます

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人はテクノロジーで離散化したが、これからは知性でリユニオンしていく

タイトルは言い過ぎたかもしれない。考えをまとめるためのポエム。 --- 人はテクノロジーで(主にインターネットで)離散化しているデジタルデトックスっぽいことをFacebookでやったことがあります。あのサービスは通知する情報の幅をユーザーに気付かれないように少しづつ拡げていき、そのうち自分にとってカンケーないアップデートまで通知するようになってしまいました。それが本当に嫌で(自分に関係の薄い通知で身も心も動かされてしまい)Facebookアプリを削除したのです。 テクノ

    • 苦手な人をなぜ苦手と感じるのか

      苦手な人を通して自分自身の嫌な側面を見せられるからでは?という仮説 -- 仕事をしていて「この人苦手だな」と思う人が誰しも一人はいるだろう。部署が違う・同じプロジェクトになったことない、など遠い関係であれば「なんとなく苦手」で済むが、一緒に仕事をすることになると「なんとなく苦手」が確信に変わり、いよいよ苦手が加速していく。 (もちろん、いざ一緒に仕事すると意外といい奴だった、というケースもあるが今回は違う話) なぜその人のことを「苦手」と感じるか。 そういう人と話し

      • 「多様性がある」というのは「多様な意見がある」状態である

        多様性とは。 幅広く性質の異なる群が存在すること。性質に類似性のある群が形成される点が特徴で、単純に「いろいろある」こととは異なる 引用)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E6%A7%98%E6%80%A7 企業における「多様性」には、この定義だけでは足りないと最近思うようになってきた。出自や職種における多様性があることは前提であり、その上で「多様な意見が出る状態」こそが多様性であるという仮説。 いろんな部署から、いろんな

        • 命日が近くなってきましたので思い出しました。 中身も少し推敲しました。 https://note.com/m_ando/n/n5086e84335eb

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        人はテクノロジーで離散化したが、これからは知性でリユニオンしていく

        • 苦手な人をなぜ苦手と感じるのか

        • 「多様性がある」というのは「多様な意見がある」状態である

        • 命日が近くなってきましたので思い出しました。 中身も少し推敲しました。 https://note.com/m_ando/n/n5086e84335eb

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          デザイン部門の管理職の仕事って極端に言うと ▼デザイン専門性とビジネスのアラインを設計して投資する ▼セルフスターターを見つけてサポートする という仮説を最近持っています。

          デザイン部門の管理職の仕事って極端に言うと ▼デザイン専門性とビジネスのアラインを設計して投資する ▼セルフスターターを見つけてサポートする という仮説を最近持っています。

          融けるワークライフ

          かなり久しぶりの投稿になるが、その間にコロナ禍によるリモートワークの浸透が進み、我々の働き方は大きく変わってしまった。 以前は「ワークライフバランス」などと叫ばれていたが、それも遠い過去のように思える。 通勤という儀式がなくなり、普段生活している環境(つまり自宅)で仕事をすることで、ワークがライフに内包されていることがより実感できるようになった。 ワークとライフの壁はすでに融けて無くなってしまった。 どれだけリモートで会議をしていようと、子供が帰宅してインターホンを鳴

          融けるワークライフ

          可視化と対話

          社内でスクラム開発しているメンバーと話をして、「どうして御チームではうまく行っているのか」という話を聞いた。そこでとどのつまりは「可視化」と「対話」が重要である、という示唆を得た。第一感これはアタリマエすぎるだろう…だったが、よくよく考えると、こと基本のキをおろそかにするからプロジェクトはうまく行かなくなるのでは?とも思った。 自分はものぐさな人間なので、できるだけ会話は最小限にしたい、余分なアウトプットは出力するだけ無駄だと思ってしまう。それら無駄や余計を省くためプロセス

          可視化と対話

          多様性が前提となったときにどう振る舞うのか?

          最近「多様性」を意識する瞬間がある。所属している会社も明確に「多様性が強みだ」「Love Differenceだ」と言っているので、社内にもその空気感がある。 「多様性が大事」という言葉には複数の、少なくとも2つの側面がある。多様性そのものが欠落していて、それ自体を求めているケース。もう一つは、多様性を前提としたときにどうすれば良いのか?を求めているケース。 個人的に現在意識しているのは後者の方だ。すでに身の回りは画一的で物事がすんなり決まる環境ではなくなっている。いろい

          多様性が前提となったときにどう振る舞うのか?

          最短で顧客検証にたどり着くためにやっていること

          ここ1年ほど新規サービス企画などをやってきた。その際に重視していたのがユーザーゴール・プロダクトゴール・ペルソナ・シナリオ・など多層に渡るステップを経て進めることだった。しかし、それは果てしない検討の旅でしかなく、それよりも「とっとと」アイデアを顧客に見える状態にして検証を始める方がチームにとって(自分にとっても)良いのでは、と最近思うに至った。企画に時間を使いすぎて、時を逸してしまう場面に何度か直面したのだ。 そんなこんなで、今自分の中で採用しているプロセスをここに書き記

          最短で顧客検証にたどり着くためにやっていること

          #ユーザーインタビューけものみち

          ユーザーインタビューは難しい。ターゲットを設定してその属性に近い被験者や、自サービスを使っている被験者に会って話をするが「で、何が分かったんだっけ?」となるケースが多い。ここでは、そういう経験を乗り越えて、自分が心掛けていることを記載する。 設計:インタビューの目的設定「何を知りたいか?」ではなく「何を決めたいか?」から始める。これはリサーチの設計だけでなく、あらゆる意思決定の手順と同じである。 何を決めたいか? ↓ そのためにどんな情報が知りたいか?(=何が知りたいか)

          #ユーザーインタビューけものみち

          自律と不安

          よく「自律的組織」とか「自律する学習者」のようなことが言われるが実現は難しい。自分で自分を律するためには「不安」への対処が不可欠なのでは、という話。 ---- 自律っていろんな意味があるかもしれないが「自律的組織」を念頭に考えてみる。積極的である・主体的である・・いろんな組織があるかもしれないが、ほとんどの組織はその反対のように思える。自律の対義語は他律。誰かに何かを決めてもらえないと動けない組織だ。 ではなぜ自分で決められないか。その要因は「不安」にあるのではないか?

          自律と不安

          子供が一歩踏み出せるように

          娘が幼稚園年長なのだが、このくらいの歳になると月齢による傾向も薄れ始め「その子なり」が出てくるらしい。 先日、彼女が園で号泣した話を担任の先生から聞いた。いわく、クラスで出し物を検討していたのだけれど、娘が自分のアイデアを懸命に説明するあまり、他の子の話を遮っていたらしい。「さすがに」と思った先生が介入して「他の子の話も聞こうよ」と促すと、それを聞いて号泣してしまったらしい。 妻は「あの子は他の子の話も聞かなきゃって分かってるけどそれが出来なくて、先生に指摘されたときに不

          子供が一歩踏み出せるように

          人や組織は欠乏しているものを掲げる

          身もふたもない、タイトル通りの話。 -- 先日、妻がキャリア相談だかワークショップだかに参加してきたらしい。この手のワークでよくある「この十数種類ある、様々な観点が書かれたカードから、あなたが大事にしたいものを選んでください」的なやつの結果を教えてくれた。 彼女がまっさきに取ったカードは「健康」だったらしい。 彼女は二十代のころは外資でバリバリに働いて荒稼ぎしていたタイプの人間で、その頃同じようなワークをやったときは「地位」「名誉」「結果」「金」「成功」のような俗物の

          人や組織は欠乏しているものを掲げる

          【描いた】#門矢士

          これは確か夏過ぎくらいに書き出して11月までかかった。途中で輪郭周りのバランス調整してたら時間がかかってしまった。顔を塗りだしてから初めて「あれ、ここ変だな」と気付くパターンが増えている。

          【描いた】#門矢士

          【描いた】子供の遠足のお弁当箱

          子供たちが幼稚園の年長と年少二人通うと、何かとイベントごとが被る。秋の遠足は軽さ重視で使い捨てのプラ箱にしたのだが、少し飾りがほしいとの嫁からのオーダーで描いた。 前日の夜に慌てて描いたのだが、それにしてはなかなかのクオリティになった。 こういう、誰かのために描くのは悪くない(嬉しい)。目的や目標があると一層頑張れるタイプ。

          【描いた】子供の遠足のお弁当箱

          【描いた】 #大久保桜子さん

          描いたが今見るとあまり塗りが上手くない。そのせいでコントラストが弱くのっぺりした絵になっている。 今年はこの絵を描き始めたあたりから仕事が忙しくかつ楽しくなり、家に帰ってからも仕事に打ち込んでいた。そのせいでまとまった絵の時間が取れなくなり、上記のような狂いになったのだろう。

          【描いた】 #大久保桜子さん