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アイン・ランドのオブジェクティビズム倫理学②
アメリカの起業家、テクノ・リバタリアン、知識人たちに今でも多大な影響を与え続ける作家/思想家アイン・ランドのエッセイ集『SELFISHNESS(セルフィッシュネス) ―― 自分の価値を実現する』「第一章」公開
オブジェクティビズム倫理学 The Objectivist Ethics Ⅱ生きるとは生きながらえることではない
オブジェクティビズム倫理学の価値基準、つまり善悪の判断基準は、人間のい
アイン・ランドのオブジェクティビズム倫理学①
アメリカの起業家、テクノ・リバタリアン、知識人たちに今でも多大な影響を与え続ける作家/思想家アイン・ランドのエッセイ集『SELFISHNESS(セルフィッシュネス) ―― 自分の価値を実現する』「第一章」公開
オブジェクティビズム倫理学 The Objectivist Ethics Ⅰ 今日お話しするのは、オブジェクティビズムの倫理学についてです*1。ですから最初に、この倫理学を最も体現する人物
テクノ・リバタリアンたちに影響を与え続けるアイン・ランド哲学のエッセンス
アメリカの起業家、テクノ・リバタリアン、知識人たちに今でも多大な影響を与え続ける作家/思想家アイン・ランドのエッセイ集『SELFISHNESS(セルフィッシュネス) ―― 自分の価値を実現する』「はじめに」公開
はじめに Introduction「どうして『セルフィッシュ(利己的)』なんていう言葉を、人の立派さを表すのに使うんです? あなたの言う意味を理解できない多くの人たちを敵に回すばかりだと
『なぜ私たちは「理想」に苦しみ「仕事の意味(生きる意味)」に囚われるのか——マインドが自由になる本質的な人間理解』
人々を悩ませる共同幻想をリセットする1on1セッション
私たちは「仕事の成果=私の価値」とされるような社会に生きています。そのため、人の役に立たなければ無能というレッテルを貼られ、自分の仕事に意味を見出せなければ苦しむことになります。さらに、AIの進化による大規模な失業や転職の時代に突入し、焦り、生産性がない自分や適者生存できないをダメだと考えてしまいます。
このような社会で多くの人々が将来への
カネヴィンフレームワーク(Cynefin Framework)――「カネヴィンとリーダーシップ」ハーバード・ビジネス・レビュー巻頭掲載(2007年)、米国経営学会「ベスト・プラクティショナー・ペーパー」受賞
カネヴィンフレームワークとは、デイヴ・スノーデンが開発した"複雑で不確実な状況における効果的な意思決定"と"センスメイキング"を可能にするフレームワークです。
カネヴィンフレームワークは、現実の複雑さを観察し、その度合いや種類に応じて思考や行動を変えることの重要性を教えてくれます。
今回は、田村洋一著『CREATIVE DECISION MAKING 意思決定の地図とコンパス』【第6章 複雑さ
『ディベート道場 ― 思考と対話の稽古』特別対談⑤「ロジックと戦略を創造する」北野宏明さん(ソニーコンピュータサイエンス研究所代表取締役社長、システムバイオロジー研究機構会長、内閣府新AI戦略検討会議座長)
北野宏明 プロフィール
国際基督教大学(ICU) 教養学部理学科物理学専攻卒業後、NEC(日本電気)に入社、ソフトウエア生産技術研究所勤務。1988年より米カーネギー・メロン大学客員研究員。1991年京都大学博士号(工学)取得。1993年にソニーコンピュータサイエンス研究所に入社。現在は同代表取締役社長・所長、ソニー執行役員コーポレート・エグゼクティブ、システムバイオロジー研究機構会長、沖縄科学技
『ディベート道場 ― 思考と対話の稽古』特別対談④「真理を見さだめる力」森川勇治さん(株式会社ウェッブアイ代表取締役社長、早稲田大学・フェリス女学院大学非常勤講師)
森川勇治 プロフィール
早稲田大学理工学部卒業後、三井造船に入社。プロジェクトマネジメントのソフト開発を担当。その後、アルテミスインターナショナルへ入社し、プロジェクトマネジメントのアプリケーション開発に従事。2000年にウェッブアイ設立、代表取締役社長に就任。早稲田大学、フェリス女学院大学非常勤講師。
田村:森川さんがディベートを始めたきっかけは何ですか。
森川:『学生 島耕作』というマンガ
『ディベート道場 ― 思考と対話の稽古』特別対談③「簡単ではないからこそアドバンテージを生み出す」佐藤義典さん(ストラテジー&タクティクス株式会社代表取締役社長、ベストセラー『図解 実戦マーケティング戦略』著者)
佐藤義典 プロフィール
早稲田大学政治経済学部卒業後、大手通信会社にて営業・マーケティングを経験後、MBAを取得。外資系メーカーにて、菓子のブランド責任者としてマーケティング・営業・開発・製造などを統括。その後、外資系マーケティングエージェンシー日本法人にて、営業チームのヘッド、コンサルティングチームのヘッドなどを歴任。2006年ストラテジー&タクティクス設立、代表取締役社長に就任。主な著書『実戦
『ディベート道場 ― 思考と対話の稽古』特別対談②「建設的な議論を可能にする」山中礼二さん(KIBOW社会投資 ディレクター、グロービス経営大学院 教員)
山中礼二 プロフィール
KIBOW社会投資 ディレクター(グロービス経営大学院 教員)。一橋大学経済学部卒業。ハーバード・ビジネス・スクール修士課程修了(MBA/専攻:Entrepreneurial Management)。キヤノンで新規事業企画・ベンチャー企業との戦略的提携に携わり、2000年にベンチャーキャピタルのグロービス・キャピタル・パートナーズに参加。その後、医療ベンチャーのヘルス・ソリ
『ディベート道場 ― 思考と対話の稽古』特別対談①「人生の可能性を広げ豊かにする」友末優子さん(STEMヘルスケア株式会社プロジェクトマネジメント責任者、グロービス・マネジメント・スクール講師)
友末優子 プロフィール
STEMヘルスケア株式会社プロジェクトマネジメント責任者、グロービス・マネジメント・スクール講師。名古屋大学工学部卒業、筑波大学大学院修了。戦略系コンサルティングファームにて、新規事業開発を中心に経営戦略立案・実行支援に従事。その後、欧州系診断薬メーカーの日本支社にて新規事業開発を担当。カリフォルニアオフィスに異動し、プロダクトマネジャーとして新製品の開発・導入に従事する。
『偉大な組織の最小抵抗経路』序文 ピーター・M・センゲ 無料公開
序文 ピーター・センゲ 成果主義経営は近頃評判が悪い。「どうせ結果が全てだろ」と嘆く人が多い。上司は「数字を上げろ」と言い、結果を出させようとする。しかし皮肉なことに、企業の多くは十分に業績を上げられず、本来の力を発揮できないことが従業員の不満の種になっている。凡庸なチームの一員になりたいと望む者はいない。
ここに大いなる謎がある。成果は皆にとって重要だ。しかし、成果を主義にするのは賢い方法では
CREATIVE DECISION MAKING 意思決定の地図とコンパス まえがき公開
本書の初稿を読み返していた頃、たまたま旧知の人物がメディアの取材に答えている様子を目にした。
彼は人生の激しい荒波に流されて現在に至っている。今も次から次へと目の前に問題が現れ、それに対処しているうちに生きていると言う。こんなふうに生きてやろう、あんなことをしてやろう、などと考えて実行する余裕もない怒涛の展開で、嵐の中を流れに沿って生きてきたので、自分で選択して現在に至ったという意識を持てない
『自意識(アイデンティティ)と創り出す思考』ロバート・フリッツ 第一章 無料公開
成功は自己肯定感(セルフエスティーム)がもたらしたものではないそれは人生の決定的な瞬間だった。あるとき、往年の名俳優アラステア・シムは、笑ってしまいたくなるような結論に達した。「自分は馬鹿だ」と悟ったのだ。
高い自己肯定感(セルフエスティーム)や「自分を愛すること」がまるで義務であるかのように求められる現代からすると、シムの考えはとんでもないものに思える。だが当のシムは、この悟りのおかげで自由に
新刊『プロフェッショナルの営業鉄則 何が営業を殺すのか』(ロバート・フリッツ著)「訳者解説」無料公開
訳者解説本書はアメリカ在住のベストセラー作家ロバート・フリッツが、日本の読者のために書き下ろした営業の指南書です。
ロバート・フリッツは、無数の音楽作品を創出するプロの作曲家でありながら、同時に国内外の企業の経営コンサルタントとして40年以上にわたって活躍し、近年は映画監督・脚本家としてたくさんの映画作品を世に送り出し、200もの映画賞を獲得しています。
ロバートは、自身がアーティストとして実