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ドイツ暮らし

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ドイツ生活をまとめた日記とエッセイの真ん中を取ったようなマガジンになる予定。
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#日記

非力な私とドアの鍵、ときどきおじいさん。

非力な私とドアの鍵、ときどきおじいさん。

今朝は色々なことが起きた。
普段は朝、散歩かジョギングへ行って帰ってきて家事、そして仕事や作業に移る……というのがルーティーンになっている。

だから今日も軽いジョギングを終えてアパートに戻り、居住者のみが使える干すスペースだけが広がる洗濯室から前日に干した洗濯物を取り込んで、自分の家のドアを開けようとした。

けれど、開かない。

ここ最近、ドアの施錠・解錠に手こずっていた。
鍵をあけるのもやや

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昨日開催されたドレスデンのシュトーレン祭り(Stollenfest)。
今年は1.8トンのシュトーレンがパレードでお披露目され、観客の前で切り分けられ販売が行われました。
私もそのシュトーレンをゲット👍
また記事にしますが、いろいろ発見が多くて面白かったです!!

昨日やっと行くことができたクリスマスマーケット🎄
ドレスデンのクリスマスマーケットは、ドイツの三大クリスマスマーケットひとつとも言われていて、平日の夜も賑わっていました。
食べ物やリース、オーナメント、木製の人形、ニット製品なども売られています。
寒いけど……楽しかった✨

ドイツへ戻ってきてひと段落。
こちらはすっかり雪景色になっていました。

寒いけど日本にいるより落ち着いてしまうのは、私がドイツに慣れたからなのか、ドイツが人を落ち着かせてくれる国なのか。
どっちなんだろうなぁ。

ほんっとうに厄年だな!!

ほんっとうに厄年だな!!

というわけで、急遽一時帰国することになりました。
忌引です。

物理的な距離もあって私のメンタルは今のところ問題ないのですが、出国して7ヶ月で一時帰国することになるとは……と。
そういう意味でも、驚きを隠せません。

我が家は3年ほど前のコロナ禍に祖父を亡くし、高齢の祖母をできるだけ安全に参列させるため、孫世代は葬儀に参列させないという出来事がありました。
当時はコロナに対する恐怖がピークの頃で、

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空前の「ゲズントハイト」ブーム到来。

空前の「ゲズントハイト」ブーム到来。

今週は語学学校の最終週というのもあって、難易度とスピードの上がった授業についていくだけで精一杯だったのだけれど(けれど予習を強化して、なんとかついていっている)、そんなクラスの中で急に流行っている言葉がある。
それが「ゲズントハイト」だ。

「 ゲズントハイト 」はドイツ語では” Gesundheit ”と書く。
これは授業中だけでなく、ドイツで暮らしているとよく使われる言葉だ。

使うタイミング

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ドイツ語教師の敗北。

ドイツ語教師の敗北。

タイトルが少し強めの言葉になってしまったけれど……
週開け語学学校の授業で、まさにこれが起きた。

ここまでの出来事を簡単にお話すると……
通っているドイツ語の語学学校の先生が、先週半ばから新しくなった。
やや配慮に欠ける言動をする先生だけれど「ドイツ語をドイツ語で教える」という信念があるようで、前任の先生とは対象的に英語でされた質問にもドイツ語で返していた。
クラスはやや混乱したけれど、ここはド

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は?こちとら" Hausfrau(主婦)"や!

は?こちとら" Hausfrau(主婦)"や!

 ここ最近旅行での出来事を多く書いていますが、海外赴任に付き添った人や、なにかの事情で仕事を辞めたり休んだりしたら1度はありそうな出来事に遭遇したので、今日はそれを書いておこうと思います。

 家族が海外赴任をするとき、夫婦や家族の誰かが会社を辞めたり学校を転校することになったり、なにかしらの変化が必要になります。

 私も海外へ行くため、一旦仕事を手放しました。
幸いなことに海外生活が安定する前

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続く悲劇とモラトリアムのなか、ご自愛法を模索する。

続く悲劇とモラトリアムのなか、ご自愛法を模索する。

 風邪が無事に治りました。
 人生で1週間寝込むのは本当に久しぶりで、寝込む期間が長すぎたからか、もともと抱えている逆流性食道炎まで再発してしまい「異国の地で寝込んで、私はなにやってるんだろうな」とか、「このまま熱が続いたらどうなるのだろう…」と少し気弱にもなりました。

 今月から始める予定だった語学学校もキャンセルすることにしました。
 医師の診断書があれば別の月スタートに再調整できるというこ

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人生、焦りは禁物。

人生、焦りは禁物。

回復してきたのでお家の周りをお散歩したらまた38℃の熱を出す、という子どものようなことをしてしまいました🤒

反省。
ただひたすらに反省。

まさか、1000歩程度のお散歩でそんなことになるなんて思わなかったんだもの…!

そんな言い訳をしても時すでに遅しです。
夕方のお散歩あとすぐに発熱し、昨夜ヒィヒィ言いながら38℃の難所を乗り越えました。

月曜日から語学学校が始まるし、少しでも歩くことに

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すぐ悲鳴をあげるギャップだらけの彼女が人間くさくて愛おしい。

すぐ悲鳴をあげるギャップだらけの彼女が人間くさくて愛おしい。

 洗濯機はドイツ語で「Waschmaschine」という、女性名詞だ。
なので私は我が家の洗濯機を「 彼女 」と呼んでいる。

 彼女はかなりスレンダーなドラム式洗濯機だ。
 ドラム式といえば幅広なイメージがあるが、彼女はそうじゃない。彼女はドラムの側面が開くからだ。

 ハムスターの回し車を想像してほしい。
 日本で一般的なドラム式洗濯機の蓋は、走るハムスターの姿が横から見える位置についているこ

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外国に来て、自分のアイデンティティに気づく。

外国に来て、自分のアイデンティティに気づく。

 外国にいると「日本人コミュニティ」というものに度々出会う。
 駐在妻コミュニティ、駐在ママコミュニティ、ドイツ人と結婚した日本人のコミュニティなどがSNS上や住んでいるエリアにあるみたいだ。

 私の住むエリアは人口約55万人に対して日本人が300人ほどらしい。そのため、街で見かけるアジア人はだいたい中国人と韓国人、そしてベトナム人が大半。日本人を見かけることはほぼない。

 そんな規模感なので

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ドレスデン・エルベ川の「 蚤の市 」に行ってみた!

ドレスデン・エルベ川の「 蚤の市 」に行ってみた!

 ドイツは超リユース大国。

 ビンやペットボトルなどはもちろん、生ゴミ専用の回収ボックスや、古着の回収ボックスなど、ドイツのごみ捨ての細かさや「 リサイクル 」の文化は有名ですが、「 リユース文化 」も浸透しています。

 いちばん有名なのは、軒先に「zu verschenken(”ご自由にお持ちください”的な意味)」と書いて不用品をおいておくと、どなたかが貰っていく風習。
 日本にもまったくな

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スマホ翻訳でドイツ人大家と1対1で話した結果気づいたこと。

スマホ翻訳でドイツ人大家と1対1で話した結果気づいたこと。

 夫が入院しているときの話です。
 大家さんが住民登録に必要な、居住証明を持って来てくれることになりました。

しかし何度かお伝えしているように、
私は英語もドイツ語もヨワヨワの日本人。
対して大家さんは、英語もいくらか話せるドイツ人。

そんな二人がどんな感じで話し、無事証明書を受け取るに至ったかを書いていこうと思います。

 励ます大家さんと、不安だらけの私 もともとは夫もいる土日に、大家さ

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