本能寺の変1582 見えてきたもの 7-3 戦国の男 第1~12話 天正十年六月二日、明智光秀が織田信長を討った。その時、秀吉は備中高松で毛利と対峙、徳川家康は堺から京都へ向かっていた。甲斐の武田は消滅した。日本は戦国時代、世界は大航海時代。時は今。歴史の謎。その原因・動機を究明する。『光秀記』
見えてきたもの
7 光秀の決意 3 戦国の男 第1~12話
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光秀は、出来る男。
光秀は、猜疑心が強い。
光秀は、用心深い。
光秀は、信長と同じ穴の狢(ムジナ)。
光秀は、忍耐強く、粘り強い。
そして、実行力があった。
光秀は、洞察力に優れていた。
光秀は、信長の心の内をよくわかっていた。
光秀は、策謀の人。
光秀は、機を見るに敏な男。
「卑怯至極の表裏者」
典型的な戦国武将だった。
光秀とは、この様な男なのである。
そして、守らねばならぬ者たちがいた。
明智氏は、存亡の危機に直面していた。
取るべき道は、ただ一つ。
光秀は、己の迷いを吹っ切った。
・・・・・・・・・・。
⇒ 次へつづく
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