雨夜の世の品定め 光源氏、頭中将ら公家が 長雨の一夜、女の品定め 平安のころ 上流 →上の品/かみのしな ◎中流 →中の品/なかのしな 中の品の空蝉が男をそそる女、と 桐壺亭の後宮に入内するつもりも 親が没して受領(知事)の後妻となった まさに上の品から転落した空蝉
わたしの平安時代との出合いは、氷室冴子著「なんて素敵にジャパネスク」集英社/ぶっとびお姫様・瑠璃が大活躍するラブコメだが、さにあらず。帝の隠し子(瑠璃姫の幼なじみ)が謀反を企てたりと、グイグイ読ませる大傑作(高彬もいいが、東宮推し)その後、モノホンの源氏物語を読むきっかけに。