玉鬘 えな

つれづれなるままに里居のほどに書き集めたる。 歴史創作、史跡めぐりなど。 奈良~鎌倉が…

玉鬘 えな

つれづれなるままに里居のほどに書き集めたる。 歴史創作、史跡めぐりなど。 奈良~鎌倉が主戦場。紀貫之、藤原隆家、藤原定頼、藤原定家、源実朝、平家推し。海の底の民。 寺社仏閣、博物館、美術館、あと美味しいもの。 百人一首と妖怪と粉ものを愛す者。 座右の銘は「人間万事塞翁が馬」

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大河ドラマ「光る君へ」感想 (16)

 推し、完全体で登場。  オープニングでキャスティングも載りましたね!  などと期待に胸を膨らませながら視聴した回……  最初から最後までテンション高く視聴しました(いろんな意味で)  以下、感想。 ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ *疫病の猛威が忍び寄る不穏な平安京……  という衝撃のラストから一転、なぜかまひろ&さわの揉め事からスタート  えっ、死体ごろごろ転がってるの見てましたよね? スルーしちゃうの??(;^_^)  うーんん……このド

    • 大河ドラマ「光る君へ」感想 (15)

       今週のトプ画は熊野那智、飛瀧神社の厠の看板。  かわいすぎません????  では以下、さくっと感想。 ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ *お、主上……主上がご成人あそばされた~~~!!! (月夜に白いお召し物で定子さまのおそば、笛を吹く麗しいお姿に目がくらむ下人の私(@_@))  いと清げなり。 *道隆は実姉であり定子の姑でもある詮子を内裏から追い出し、詮子はイライラ……  兼家といい、何故このドラマの人たちはわざわざ火種をあおるようなやり方&言

      • 大河ドラマ「光る君へ」感想 (14)

         十四回感想も、私が職場で連載させてもらってる『今週の大河感想』コーナーを転載~~ (正直ちょこっとトーンダウンしてますよね……)  職場では“今週の小ネタ”欄がやはり好評みたいで、いろいろとドラマでわからなかった点を質問されたりするようにもなりました。  草の根布教活動(笑) ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ *三年ぶりのみちまひエンカウントからスタートした今回。 (あかんやん、あれから四年もたってるのにみっちー未練だらっだらやん!(-_-;))

        • 大河ドラマ「光る君へ」感想 (13)

           今週(先週)もばたばたしていたため、今回だけ特別(なんの特別やねん)に、私が職場で連載させてもらってる『今週の大河感想』コーナーを転載いたします(^^)  マジで毎週、毎週、こんな個人的趣味に近いものを連載させてくれる職場には感謝しかない……(ほんと、最初は「正気か?!」と思いました笑) “今週の小ネタ”欄では毎回の用語や説話の解説なんかも書いてるので、わりと好評みたいで、全50回まで続ける予定です(笑)  では、以下。 ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

        大河ドラマ「光る君へ」感想 (16)

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (12)

           ひいひい。  三月が去っていく~~  ということで、今回はゆっくりまとめる時間がなく……  見ながら書きなぐったおたけび感想だけ、ちょちょいとアップします。あとあと余裕ができたら修正するかも(^^; ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ *まひろと、雲隠れの君(おそらく)こと、さわさんの出会い。  まさかほんとに異母姉妹にするんかと思ったらさすがに違った!笑  そして為時に見守られながら安らかに旅立っていくなつめ。  それをみてまひろの心にも変化が

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (12)

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (11)

           賛否両論…………だった気がする今回の大河ドラマ。  北の方か妾か、とか。  まひろと道長の恋愛観とか。  前者は説もいろいろあるし、後者は好みもいろいろあるのでなんとも言えない気もするし。うーん。  とりあえず、以下感想。 ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ *哀愁ただよう為時家。  けどまぁ、「自業自得」とは言わないけど「そりゃそうやろ」とはなりますね(^_^;) *そしてお久しぶりF4のみなさん!  なんと公任、父・頼忠のもとに駆け込んできた

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (11)

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (10)

           ストーリーが大きく動いた区切りの(?)10話。  伊勢物語ばりの駆け落ち話が出てきたのでトプ画もそれっぽい愛の逃避行のものにしましたw  以下、感想。 ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ *さぁ、やってまいりました寛和の変。  豪腕・兼家ショーの始まりですね! (このドラマでは安倍晴明ブレーンでものごとが進んでる。まるで裏から操ってるみたいな……これって初回冒頭の意味深発言と関係ある感じですか??) (黒い安倍晴明は個人的には好き……というかわり

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (10)

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (9)

           いろんな意味でしんどくなってきた大河ドラマ。  何度も言っちゃうけど、個人的には今のところ“紫式部のドラマ”を見ている、という感覚ではなくて。  これがどのようにして『紫式部』に育つのか、丁寧に追いかけていきたいとは思っているんですけどね。ツッコミなどしながら。  以下、感想。 ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ *捕まってる毎熊直秀さんたち。  あ、やっぱり輔保とかもいるんだね。何人かは逃げたのかと思ってた。 「見下されて悔しくねえのかよ」 っ

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (9)

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (8)

           2月が逃げていき、仕事のピークも終えたのですが絶賛体調不良……!  3月を謳歌する予定が、春はまだ先のようです。。 さて、第8回感想。 ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ *まひろ「もうあの人への想いは、たちきれたのだから」 (古今東西、そういうこと言ってほんとうに断ち切れてる人を見たことがない(^_^;)) *姫君たちの貴公子評。  公任一番人気で、道長が対抗馬。ダークホースに直秀ってとこかな。  あの……斉信のことはスルー??笑 *男子会も続

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (8)

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (7)

           感想めちゃくちゃ遅くなってしまった!  もうあと数時間で最新話来ちゃうやん。やべ。  ともかく2月中は仕事が忙しいことが一番の理由なんだけど、ちょっと今週(先週?)は…………  あまりの少女マンガっぷりに驚いてしまった。  これって恋愛ドラマなんだなぁと再確認した回でした。  以下、感想。 ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ *お出てぐるぐるプレイの帯? を握りしめて咽び泣く花山天皇。  ……死穢の概念、あったの??  穢のない世界線かと思って

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (7)

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (6)

           思い起こせば小学生のころ、祖母や兄弟たちと正月に遊んだ百人一首かるた。  幼な心に、響きとか語感とか、とにかくなんだかすごく好きになり、気づけば百首すべて覚えて家族内の誰よりも強くなり、小学校のカルタ大会でもぶっちぎりの優勝。  そうすると今度は和歌の意味が気になりはじめ、それから作者のことが知りたくなり、そうなると時代の流れふくめ、どんどん歴史にハマっていって……  という流れで古典、それから歴史へとオタク化していった私。  なので個人的に、すべての原点は百人一首!

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (6)

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (5)

           関東では雪が降り積んでいるという今日この頃。  大河ドラマは佳境を迎えているらしい……  とはいえ、我々視聴者的にはネタばらしを見守る会なので。  それよりも、ついつい他のことが気になってしまった回でした。  以下、感想。 (いつもより辛口ツッコミ多めかも ^^;) ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ *冒頭。  倫子さまのプチ女子会。 「身分の低い人が五節の舞姫なんて~」 って、それはさすがに言わんのでは (^^;  倫子の言葉を引きたたせるため

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (5)

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (4)

           2月に入りました。  入っちゃいました。 「1月は居ぬ、2月は逃げる、3月は去る」 とはよくぞ言ったもので、2月なんて28~29日しかないんだから、ほんとあっとゆーまやね。  大河ドラマもじわじわとお話がすすみ、今回と次回が序盤の山場だそう。  以下、感想。 ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ *せっかく道長と出会えたのにまひろ、散楽の毎熊さん(役名失念してた。直秀でしたね)のほうに夢中(^^;  たしかに謎の人物だけど、いまは道長のほうが先決では

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (4)

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (3)

           昨日はめっちゃ寒いなと思っていたら午後に雪が舞ってた。。☃︎☃︎☃︎  寒波到来。  清少納言は 「冬はいみじう寒き。夏は世に知らず暑き。 (夏はめっちゃ暑いのがいい。冬はとことん寒いのがいい)」 ってなことを言っていたけど、うーん……わからんでもないけど、これってなかなか雅度の高い発言だな。  んでは、今週の大河感想をば。 ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ *ドタバタの前回終了時点からドタバタと再開。  誤認逮捕されそうになる道長を助けようと駆

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (3)

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (2)

           衝撃のラストから1週間。  今週は6年後……と前情報を仕入れていたのだけど、まさかのっけから6年後からとは。 (今回、悩みに悩んだすえ、ガイドブック的なものはまだ一つも読んでない。まずはまっさらな気持ちで、毎週挑む所存……(お前は何と闘っているんや))  あ、ちなみに今回のトプ画は平安神宮です。  七夕の風鈴祭りの折のもの。  では、以下感想。 ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ *永観2年(984年)  まひろ裳着からスタート。  貴族の姫の成人

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (2)

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (1)

           思い起こせば幼少のみぎり、父母が毎週のように見ていた大河ドラマ。  最古の記憶はたしか『独眼竜正宗』なんだけど、最初にハマって全話かじりつきで観たのが『太平記』。(幼心にも真田広之めっちゃくちゃかっこよかったーっ)  以来、インターバルもはさみつつ、なんだかんだとずぅっと慣れ親しんできた大河ドラマ。  あ、ついでに言っておきますと、個人的な歴代最高大河はだんぜん『平清盛』。  次点で『太平記』、『麒麟がくる』『鎌倉殿の13人』。  です。  大河ドラマで日本史の面白さ

          大河ドラマ「光る君へ」感想 (1)