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大河ドラマ「光る君へ」感想 (35)
今週も職場では好評の大河ドラマ感想コーナーを流用!
(不義の子・賢子の件からこちら、やっぱりモチベーションがダダ下がりなんですよね……( ;∀;))
ちなみに職場の展示はこんなかんじ。
うちの職場、つくづくフトコロが深い!!
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*やってまいりました、吉野山は金峯山寺!
道長はじめ、頼通や俊賢らが白装束を汚しながら必死で登っている
大河ドラマ「光る君へ」感想 (34)
さぁ日曜日!
今週も時間がとれない日が続いたので、職場で続けてる大河ドラマ感想の掲示を流用して簡潔に感想をば。
(まひろ出仕からこちら、オリジナル要素がマシマシなのであまり感想がわかないというのもあり)
今週のトプ画は以前、上賀茂神社で拝見した曲水の宴。
ものすごく贅沢で雅な空間。
そしてせっせと働く童が今も昔もかわゆい。
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*都
大河ドラマ「光る君へ」感想 (33)
朝晩の冷え込みが秋らしくなってまいりました今日この頃。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
大河ドラマひかきみも残り2/5を切って、ようやっと藤式部爆誕。
後宮出仕が始まりました。
宮中での場面が増えるのは嬉しい反面、これからはみちまひベッタリでさらに嫁らも絡んでくるんかぁとソウルメイツファンタジー愛憎劇に今から憂鬱だったり。
以下、前回感想。
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大河ドラマ「光る君へ」感想 (32)
8月の最終週の日曜の夜は所用あり。
なんだかんだで結局、ちゃんと視聴できたのが木曜日になってしまった。
今期の大河は毎回、遅くとも月曜には視聴していたので、こんなに遅くなったのは初めてですね~
なんというか、やっぱりちょっと一線ひいてしまったんだろなって我がことながら思います。
今週のトプ画は広重の源氏物語!
実はあべのハルカスにて広重展を観てまいりまして、こちらの実物が展示されてて
大河ドラマ「光る君へ」感想 (31)
今週のトプ画は先日お参りしてきた丹後の山奥にある和泉式部のお墓。
標識や案内もいっさいなく、地元の方々の墓地のそばにひっそりと、でもいまだに大切に弔われておりました。
やっぱり魅力的な人ですもんね、和泉式部。
さてでは今週もさくっと感想。
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*ついに、源氏物語の執筆が始まりましたね~(しかし感慨は薄い)
前回のラストシーンで、ま
大河ドラマ「光る君へ」感想 (30)
オリンピックで一週分、間が空くし、と余裕かましてたらもう今日は本放送日じゃないですか! おわー
賢子ちゃんの出生云々からこちら、視聴テンションは下がる一方ですが、何はともあれさくっと感想。
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*前回から三年が経過した寛弘元年(1004年)
この年、実際に安倍晴明による“五龍祭”という雨乞いの儀式が行われたそう。
史実でも見事に雨
大河ドラマ「光る君へ」感想 (29)
パリオリンピックも始まり、テレビ放送も連日お祭りムードが漂っている今日この頃。
今週も、マイペースに大河ドラマの感想をば。
(ちなみに放送当日の日曜日は夏休みに突入して初めての家族レジャーのため、リアタイはかなわず。よって、今週はX(旧Twitter)の呟きもナシ)
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*一人娘をかわいがりつつ、あいかわらず漢詩を読み聞かせるまひろ。
(
大河ドラマ「光る君へ」感想 (28)
おそくなりましたが第二十八回感想!
赤子に漢詩読み聞かせるまひろ、才女通り越してもはや滑稽!笑
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*まひろがかわゆい赤ちゃん(不義の子)をあやしていると、弟の惟規が「宣孝さまに似てるね~」
(ナチュラルに地雷を踏んでいくスタイル)
*やる気スイッチが入ってるのか入ってないのかよくわからないまま、道長は一帝二后の策を推し進めていく。
(前
大河ドラマ「光る君へ」感想 (27)
怒涛の第二十七回。
感想……というか、いわゆるお気持ちはX(旧Twitter)でつぶやいたりなどしていたんですが、こちらにまとめるのは遅くなってしまった……。
というのも、わたくし実は創作大賞2024に急遽、参戦しようと思い立ちまして。
(作品自体は数年前から書き始めているものなのですが、ほんとに急遽、参戦いたしました(^^;))
(おかげさまで、ルビ振りとか、noteの新たな機能をいろい
ひゃく・てん! ~その拾肆~
えい・かん!~永代の川の流れに感慨を覚えたのも束の間にお久しぶりの奴らを見かけた件!~
寒冷な大気に肌を苛まれ、和雲は砂利の上に尻餅をついたまま、その眼を見開いた。
「ここは……」
呟いた声は少女のそれで、目の下には紅の袴と草履が見える。となりを見やると、祈子が腰をさすりながら身を起こしたところ。
さきほどまでと変わった大きなポイントといえば、緑深い屋外にいること。そして二人とも、壺装束を
ひゃく・てん! ~その拾参~
ばい・ばい!~バイタリティを発揮した女が餞別として梅花の扇をくれてやったのを目撃した件!~
次にもやから抜け出ると、そこはもう何度目かという局の内だった。
徐々に晴れていく視界。和雲は「またかぁ」と嘆息した。
ふと隣を見ると、祈子が顔を袖で覆って肩を小刻みに震わせている。ぎょっとして呼びかけると、おいおいと泣き濡れた顔を見せてしゃくり上げた。
「大江山……大江山の和歌を生で……っ」
「ちょ
ひゃく・てん! ~その拾弐~
つき・なみ!~突き放した言い方に驚いてるうちに転移したと思ったらツレが涙ぐんでいた件!~
定頼と経任が賢子に案内されて奥の間へと消えていき、和雲と祈子はまた二人きりで取り残された。
几帳の向こう側からは相も変わらず手持ちぶさたの女房たちの雑談が聞こえている。和雲は声の調子を落として祈子と確認作業を始めた。
「祈子ちゃん。さっきの、“小式部内侍”も、知ってるの?」
「もっちろんよっ。百人一首に
ひゃく・てん! ~その拾壱~
にせ・さつ!~二世はいろんな意味でツラいものらしいと場の空気で察してしまった件!~
「あ、あれぇ……」
もやの中から吐き出されるようにして放りこまれた局の中。和雲は祈子と正対して目を合わせ、困惑の呟きをぽとりと漏らした。
またしても、平安魔境のどこか。またしても、畳に簾に単装束。またしても、少女姿の祈子先生。もちろん、和雲の身体も美少女のまま。
なんだか色々と、想定外のことが起こっている。
ひゃく・てん! ~その拾~
あら・まし!~新たなパターンの転移に混乱するヒマもなく威力マシマシの詠唱を聞いた件!~
和雲の予想どおり、難なく目的地につくことができた。
蔵人所の玄関口らしき小局から簾越しに声をかける。とはいっても、女たちの職場とは違い、基本的に男たちの職場は簾を鴨居の位置まで巻き上げて留めており、下を通りやすくしてあるので身を隠す場所はなかった。
呼ぶ声に応えて出てきてくれた雑色という見習い蔵人の若者
ひゃく・てん! ~その玖~
正文三帖 梅花香いれ・ぐい!~入れ替わり立ち替わりの歌人と超大物のオーラにぐいぐいやられっぱなしの件!~
次に放り出されたのは簾の降りた房のなか。そのあまり広くはない空間に、和雲は祈子先生似の少女とともに閉じ込められていた。
乳白色のもやが晴れてきて、例のごとくしたたかに打ちつけた腰骨の痛みを和雲は自覚した。
先ほどまでののっぺりした暗闇はどこへやら。ほのぼのと暖かな日だまりの縁側が、下ろ