ワニスキー

サメさんが好きです。でもワニさんがもっと好きです。

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最近の記事

京都「光る君へ」旅

大河ドラマ「光る君へ」にすっかりハマっているもんだから、学生さんが開いた“紫式部と和歌”がテーマのワークショップにまで押しかけてしまった。新歓イベントを兼ねた企画だったのに、よくもそんな迷惑行為を。 まあでも、自分が学生の頃、サークルの活動で全国大会に行くと(全国大会にはエントリーすると予選なしに出場できた。競技人口が少ないため。だから「出ると」というより「行くと」の感覚)知らない中高年の方々も応援してくれたりして、それに対してわたしたちは「ああどうも」というフラットな気持

    • 何も何も小さきものは

      清少納言は「雛の調度」などを「うつくしきもの」に挙げ、「何も何も、小さきものは、みなうつくし」と書いている。まったく本当にその通りだと思う。 小さきものがここ数年ますます好きだ。生活雑貨や食べ物など日常よく目にするものがリアルなフィギュアになっているタイプに目がなくて、いくつか自室の本棚に飾っている。最近は地震が多いけど、小さいから倒れたり転げたりしない。『犬ヶ島』のフィギュアだけは安定性に問題を抱えていて、彼らは震度3でも倒れる。 今日は映画を観がてら吉祥寺パルコの4階

      • 大河ドラマ「光る君へ」のファンミに応募した人みんなにNHKからメールが配信されてきて、中身は【会場に来られなかった皆様へ】4人それぞれ一言ずつのメッセージだった。8倍の応募なら7/8が当選しなかったわけだもんね。意気だなあ。

        • 3月の仙台は人人人

          仕事で仙台に行くことになり、後泊が許されたので、ちょっとのんびりしてきた。正確には、のんびりしようとした。東京から行ったわたしたちでも驚く人出で、そうのんびりとはできなかったのだ。でも、楽しかった。仙台は人生で2度目だけど、地元の人もひょっとすると知らないかもしれない名所・名店を見つけてしまった気がする。隣町の多賀城のスポットも含めて(長文を読みたくない人は見出しがそのまま、おすすめスポットなのでご参考までに)。 おでんと酒 つみれや 仕事を終えて仙台駅まで戻ると18時過

        京都「光る君へ」旅

        • 何も何も小さきものは

        • 大河ドラマ「光る君へ」のファンミに応募した人みんなにNHKからメールが配信されてきて、中身は【会場に来られなかった皆様へ】4人それぞれ一言ずつのメッセージだった。8倍の応募なら7/8が当選しなかったわけだもんね。意気だなあ。

        • 3月の仙台は人人人

          紙博たのしかったので紙袋つくってみた

          「紙博」でドーパミンだかアドレナリンだかが出た結果、自分でも紙で何か作りたくなり、夜なべしてミニチュア紙袋を作った。 もう2つ3つ作ったら慣れてもう少し見目よく出来そう。 最初は紙袋そのものを素材に使ったけど、ロゴとか入れられたほうが楽しいなと思ったので、表面、裏面を画像化して普通のコピー用紙に印刷してスプレーのりで貼り合わせて作ってみた。持ち手のところだけ本物の紙袋で作った。本体は1/10スケール、ロゴは1/5スケール。 また作るかもしれないから、どうやって作ったかメ

          紙博たのしかったので紙袋つくってみた

          初・紙博を満喫した

          今日は「紙博 in 東京 vol.8」に行ってきた。週内にやるべき仕事は昨日23時台になんとか終えたので心置きなく。あー、仕事終わりの紙もの、沁みるー。 ポストカードやレターセット、シール、ノート、紙箱、コースター、カレンダーといった紙でできたグッズのほか、筆記具やスタンプ、クリップなど紙と相性のいいグッズもたくさん集まっていて、雑貨ババアの血が騒ぐ。 案外、ブックカバーないしブックカバーに使えそうなシンプルな紙はそんなに多くなかった印象。ブックカバー用紙を持ち帰るつもり

          初・紙博を満喫した

          清少納言と紫式部はいがみ合わない

          もう3週間前のことになるけど、滋賀は大津まで「光る君へ」の関連イベントを観覧しに行ってきた(公式レポート)。制作統括の内田ゆきさんと清少納言役のファーストサマーウイカさんのトークショーで、司会はNHK大津放送局の上原あずみキャスター。普通にWebフォームに入力して応募し、厳正なる抽選システムによって当選した。システムでなければ、きっと地元の方々が優先で、東京の人間は選ばれなかったかもしれない。 イベントは観客の撮影・録音がNG。会場の暗がりのなかで紙にボールペンでメモはして

          清少納言と紫式部はいがみ合わない

          疑うようで悪いけど

          朝ドラ「ブギウギ」毎回楽しく見てるんだけど、ここ2、3回は邪悪な週刊誌記者がスズ子と茨田さんの間を引っかき回す展開(邪悪な週刊誌記者って、と思うけど、ステレオタイプに描いていいと思われている職種の筆頭でしょうね、週刊誌記者)。間に入る人がアレだと、なんでもないことがとんでもないことになったりする。 この前、取材をお願いした大企業の広報さん、「取材日は○日でほぼ決まり」ということだったので、2週間経って取材が近づいてきて「○日確定で大丈夫ですよね?」と確認のメールを送ったら、

          疑うようで悪いけど

          おばさんは温顔になりたい

          父が亡くなった年が去り、新しい年が来ました。年始の挨拶や抱負などを書きたい感じでもないので、年末年始に見聞きした言葉で印象的だったものなどメモしておくことにします。 「しょうがない」 年明け、帰省から戻る飛行機が欠航になりました。振り替えた便も遅れに遅れ。しかし原因は羽田衝突事故だし、事故の背景には能登地震(で緊急フライトが多く発生していたこと)がある。そう思うと航空会社へはもちろん、家族の間でも不平不満を言う気にはなれません。伊丹空港の9番ロビーはため息と「しょうがない

          おばさんは温顔になりたい

          ちょっくら東伊豆

          1泊2日で伊豆に行ってきた。伊豆半島の東側、伊豆熱川でワニに会い、伊豆大川で温泉に入り、伊豆高原で低山を歩く、のんびり旅。ワニがすてきすぎて写真をたくさん上げてしまう。noteさん、こんなことにサーバー使ってすみません。 ワニの目はやさしい 特急「踊り子」はA席が海側で人気がある。ただし、品川から1時間は海は見えない。見えるのはレンタルボックス、川、駐輪場、みかんの木など。昨日、ヨーロッパ企画の暗い旅で川崎をやたらディスってたけど、車窓から見ると川崎も味があると思った。と

          ちょっくら東伊豆

          礼子さんが退場し

          朝ドラ「ブギウギ」を毎回見ている。礼子さん(蒼井優)ロスではあるけど、スズ子(趣里)のキャラクターも趣里さんのお芝居や声も好きなので、このまま見続けることになりそう。 大和礼子のモデルとされている松竹楽劇部の飛鳥明子さんが亡くなったのは1937年(享年29)。当時の女性の平均寿命は約54歳だった。ただし、40歳の女性の平均余命は30年だったので、早くに亡くなる人が結構いて、平均寿命を引き下げていたことがうかがわれる。 誰も早逝したくてしていないので不謹慎きわまりないけど、

          礼子さんが退場し

          わたしの東京国際映画祭2023

          東京国際映画祭、今年は豊作だった。見たいと思った作品が多かったし、実際に見られたのは8本だけど、見てよかったと思う作品がほとんどだった。わたしがそう言うってことはつまり、女性の生きづらさや、そこから立ち上がる姿や、女性同士で連帯する姿を描いた映画が多かったということだ。見た順に感想をメモしておく。ネタバレあると思うので自主回避よろしくお願いします。 オープニング作品『PERFECT DAYS』 「みんながもう忘れてしまったこういう暮らし方って豊かだよね?」というワンメッセ

          わたしの東京国際映画祭2023

          そんなマチネの終わりに

          今日まで「下北沢カレーフェスティバル2023」だったみたいだ。この間、友達と3人でヨーロッパ企画を観た帰り、本多劇場から徒歩2分のクラフトビール屋さんに寄ったら、その日がカレーフェス最初の週末だった。 おかげで15時台でも店内は結構混んでいた。満席ではなかったので待たずに入れて注文も取ってもらえたけど、提供スピードに期待しないほうがよさそうだったので、デイヴィッド・ホックニー展のお土産のキーホルダーを2人に配ったりして、長く待つ態勢をつくってみた。「行ったの!?」「『一緒に

          そんなマチネの終わりに

          彼女が笑った雨の日

          雨だ。先月、雨がひどく降った日、とある集まりから帰るバス停で、顔を見知った人と一緒になった。知り合いは車いすユーザーなので、雨が降ったらここをカバーしてとか、荷物を短く括りつけてとか、いろいろ大変だ。世間話をしながら簡単な手伝いをしてバスを待った。若いのにしっかりしていて爽やかで、きれいに笑う彼女とは、世間話以上のことを話したことがないけど、世間話がいつも楽しい。 定刻より遅れてバスが来て、運転手さんが車いすスペースの席に座っている人たちに移動をお願いしつつ、スロープを出し

          彼女が笑った雨の日

          江之浦、湯河原、23時間旅

          8月下旬、江之浦測候所に行ってきた。現代美術作家、杉本博司が建物や石などを配置して設計したランドスケープ。自然の借景も含めて空間丸ごとが、歩き回ったり座ったりして楽しめるアートになっている。仕事関係の人が2年ぐらい前にSNSに投稿していて、ずっと憧れていたのだ。 通常は午前の部、午後の部に分かれて見学を受け付けているが、夏に限って夕景の部もある。夕景のチケットを2枚、2カ月以上前の予約開始時刻から1分で買い、その日の2週間ぐらい前になってから、建築学科卒の友人を「そういえば

          江之浦、湯河原、23時間旅

          やっぱりワニが好き

          この間の「情熱大陸」がワニ研究者さんの回だった。福田雄介さん。オーストラリアのダーウィンで野生動物の保護・研究をしているラボの、ただ一人のワニ担当だ。同僚たちのヒゲがごつい。ヒゲさんたちは「そのヘビ噛まない?」とスタッフに聞かれて「ときどき噛む」と答えていた。 大きなイリエワニがたくさん映って眼福だった。ワニはやっぱり口がいい。子どもの落書きみたいにギザギザした牙がたくさんのぞく口。外に飛び出してるのも八重歯みたいでいい。あんな湿地にいるのに腹を見せると白くピッカピカしてい

          やっぱりワニが好き