ひなた美由紀

人を癒やす文章を紡ぐ随筆家・気功師・ダンサー。 2021年に51歳で魂の結びつきの深い…

ひなた美由紀

人を癒やす文章を紡ぐ随筆家・気功師・ダンサー。 2021年に51歳で魂の結びつきの深いかっちゃんと再婚しました。 また、約30年統合失調症だった経験を書籍「『心の病』は自分で治せる」を出版♪ 愛読書は「大日月地神示」。 日々うれしたのしことを優先に生きています。 本名は及川美由紀

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ひなた美由紀のプロフィール

こんにちは。「人を癒す文章を紡ぐ随筆家」ひなた美由紀です。 私は、約30年間精神病の薬(向精神薬)を飲んできた元精神病患者です。しかし、4年前に薬を卒業しました。…

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真を知ると得られる安寧

ずっと不安だった 何が本当で何が嘘なのか分からなかったから ずっと恐怖の中に居た 何を知れば心が穏やかでいられるか 知らなかったから   世の中に出回っている情報…

ひなた美由紀
3か月前
12

凍てつく夜を前に

山の端に 日が沈み 淡い彩りが刻一刻と 変わりゆく 凍てつく寒さが 喩えようのない景色を 浮かび上がらせる 巷の人は 日々の営みに忙しく 遠く 夕暮れの贈り物に 目を…

ひなた美由紀
4か月前
8

未来は誰が作るもの?

最近暗いニュースがとても多いですね。 前からかもしれないけど(笑) ところで、未来って誰が作るのでしょうか? 誰かが予測したとおりの未来が創られていくのでしょう…

ひなた美由紀
5か月前
5

新しい世界に挑戦する。
それまでやったことのないことにチャレンジする。
人にアドバイスをもらっても、いまいちピンと来ない。
少しずつ繰り返していくうちに、もしかしてと小さな閃き。やっていることが身になっていく。
経験として蓄積されていく。
まだ始まったばかり。
愉しんでいくぞ!

ひなた美由紀
5か月前
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長編小説•ちょうどいい人②

前回のお話しはこちら 第三話 友人の妊娠 家事が一段落して、お茶を飲んでいた。 そうしたら、スマートフォンが鳴り出した。 相手は高校の同級生、佳代子だ。 「わー…

ひなた美由紀
5か月前
8

長編小説•ちょうどいい人①

第一話 年の瀬 気がつくと騒々しいBGMが「蛍の光」に変わっている。 「もうそんな時間か。変えるか。そろそろも玉も無くなるし」 隣で打っていた慎吾が言った。 大晦日…

ひなた美由紀
5か月前
6

【小説】娘と母親と地球の物語 最終回

これまでのお話はこちら 第10話 勇気を出す! 今までの価値観が間違えている。 それを手放したほうが良さそうだ。 分かってる。 変えてもいいと思ってる。 でも、な…

ひなた美由紀
6か月前
8

【小説】娘と母親と地球の物語③

これまでのお話しはこちらに収録されています。 第7話 自分で自分を変えていくということ 真を伝える方がおっしゃった。 「自分から改心せねばならないのです。 自己…

ひなた美由紀
6か月前
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色づく葉
厳しい季節を眼の前に
その先の春を
愉しみに生きる
#鳴子温泉 #紅葉 #日帰り温泉 #仙庄館 #短歌 #自分チームさんより

ひなた美由紀
6か月前
6

【小説】娘と母親と地球の物語②

【小説】娘と母親と地球の物語①はこちら 第3話 瀕死の地球の願い もうわたしを傷つけないでください。 苦しいですから。 地球は言った。 人間の皆さんはわたしを電磁…

ひなた美由紀
6か月前
12

【小説】娘と母親と地球の物語①

(全4回か5回の予定です。今回はその初回!) プロローグ 死にたい。 どうにもならないから、死にたい。 自分で死ねればいいけど、そんな気力も無い。 誰か殺してくれ!…

ひなた美由紀
6か月前
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わたしたちはみんな、神の因子。違いがあるだけで優劣はない。

ひなた美由紀
6か月前
2

「ありがたい」という感情を育む

誰でも親に言われたことがあるだろう。 「人になにかしてもらったら、ありがとうと言いなさい」と。 極論を言えば、人に何かしてもらったとき、自分が嬉しいことでも、嬉…

ひなた美由紀
6か月前
17

精神病院入院体験者だからこそ伝えられること

今日の神人さんの講演会でも話されていた。 ある時訪れた心療内科の入院病棟での話し。 (注:入院病棟があるのは精神科のみで、心療内科というのは耳障りのいいハードルを…

ひなた美由紀
6か月前
19

シベリアからの群れ

夜中に 明け方に 聴こえる 遥かシベリアから渡ってきた 白鳥の声 5羽くらいの 白い隊列が 冬を超すためにやってくる 昼間最上川に行っても 白鳥の姿は無い  田…

ひなた美由紀
6か月前
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ひなた美由紀のプロフィール

ひなた美由紀のプロフィール

こんにちは。「人を癒す文章を紡ぐ随筆家」ひなた美由紀です。

私は、約30年間精神病の薬(向精神薬)を飲んできた元精神病患者です。しかし、4年前に薬を卒業しました。その後、薬の依存症によって「眠れない」という状態から仮説検証した結果、毎日眠れるようになりました!!

また、昨年は一度も病院に行かず、薬も飲まない生活を送れました。

もし、あなたが

・薬に頼らずに健康に過ごしたい

・心の病かな?

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真を知ると得られる安寧

真を知ると得られる安寧

ずっと不安だった

何が本当で何が嘘なのか分からなかったから

ずっと恐怖の中に居た

何を知れば心が穏やかでいられるか
知らなかったから
 
世の中に出回っている情報を
見て歩き

時には高額の金を叩いて
セミナーにも参加した

でも、
溜飲を下げる情報はあっても
いくら努力したところで
心の闇が消えることはなかった

探し求めていたのだろう

宗教にも科学にも
心理学にも見当たらない真実を

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凍てつく夜を前に

凍てつく夜を前に

山の端に 日が沈み
淡い彩りが刻一刻と
変わりゆく

凍てつく寒さが
喩えようのない景色を
浮かび上がらせる

巷の人は
日々の営みに忙しく
遠く 夕暮れの贈り物に
目を向けない

残雪から湧き上がる靄は
これから凍える
夜の準備体操

雪の舞う地域だからこそ
目の当たりにする
美しさと荘厳さ

ありがたいと感謝の念を手向け
家までの安全を願う

未来は誰が作るもの?

未来は誰が作るもの?

最近暗いニュースがとても多いですね。
前からかもしれないけど(笑)

ところで、未来って誰が作るのでしょうか?

誰かが予測したとおりの未来が創られていくのでしょうか?

わたしたち庶民はそれに従うしかないのでしょうか?

実はそうではありません。

自ら望む未来を創ることができるのです。 

大日月地神示の神人さんがFacebookに今日アップしているメッセージです。

悪い者達の洗脳に従うこと

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新しい世界に挑戦する。
それまでやったことのないことにチャレンジする。
人にアドバイスをもらっても、いまいちピンと来ない。
少しずつ繰り返していくうちに、もしかしてと小さな閃き。やっていることが身になっていく。
経験として蓄積されていく。
まだ始まったばかり。
愉しんでいくぞ!

長編小説•ちょうどいい人②

長編小説•ちょうどいい人②

前回のお話しはこちら

第三話 友人の妊娠
家事が一段落して、お茶を飲んでいた。

そうしたら、スマートフォンが鳴り出した。

相手は高校の同級生、佳代子だ。

「わー、佳代子!久しぶり!元気にしてた?」

最後に佳代子と会ったのはいつだろう?

一人子供を産んで次の子を流産して。
励ましに行ったっけ。

「もう真夏がさ、元気過ぎて!そう、今月で5歳になるのよ。仕事行って帰ってから、家事と真夏の世

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長編小説•ちょうどいい人①

長編小説•ちょうどいい人①

第一話 年の瀬
気がつくと騒々しいBGMが「蛍の光」に変わっている。

「もうそんな時間か。変えるか。そろそろも玉も無くなるし」
隣で打っていた慎吾が言った。

大晦日。

もう紅白歌合戦は終わったのだろうか?

数年テレビを観ていないから、分からない。

慎吾もわたしも、今日はきれいに銀の玉が消えて行った。

わたしたちの年末なんて、こんなもんなんだろうな。

パチンコ屋を後にして、二人は眼の前

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【小説】娘と母親と地球の物語 最終回

【小説】娘と母親と地球の物語 最終回

これまでのお話はこちら

第10話 勇気を出す!

今までの価値観が間違えている。

それを手放したほうが良さそうだ。

分かってる。

変えてもいいと思ってる。

でも、なんか怖い。

いままでと考え方を変えるのは。

今まで感じたことの無い恐怖に包まれる。

自分が間違えていることを認めるだけなのに。

怖い。

今までの自分ではなくなってしまうようで。

ちょっと考え方の軌道修正するだけなん

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【小説】娘と母親と地球の物語③

【小説】娘と母親と地球の物語③

これまでのお話しはこちらに収録されています。

第7話 自分で自分を変えていくということ

真を伝える方がおっしゃった。

「自分から改心せねばならないのです。

自己教育は誰もしてくれません。

己で己を教育しなければならないのです」

最初はどうすればいいのか分からなかった。

しかし、講演会の回を重ねていくうちに、次第に変えていきたいという思いが募る。

また、実際に変えるための方法も知って

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【小説】娘と母親と地球の物語②

【小説】娘と母親と地球の物語②

【小説】娘と母親と地球の物語①はこちら

第3話 瀕死の地球の願い
もうわたしを傷つけないでください。

苦しいですから。

地球は言った。

人間の皆さんはわたしを電磁波で覆い、原発で痛い思いをさせてばかり居る。

わたしが苦しむだけじゃなく、わたしの地表、あるいは海水の中で生きる生き物たちも苦しませる。

そんな人間に我慢が出来ないです。

遥か昔のようにぐるんと動きます。

そうすれば、気候

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【小説】娘と母親と地球の物語①

【小説】娘と母親と地球の物語①

(全4回か5回の予定です。今回はその初回!)

プロローグ

死にたい。

どうにもならないから、死にたい。

自分で死ねればいいけど、そんな気力も無い。

誰か殺してくれ!

お願いだから、殺してくれ!

誰もわたしのことなんか必要ないんだ。

わたしは世界で役立たずな人間だ。

だったら、生きてる必要ないでしょ?

生きる価値なんてないんだから。

誰か殺してくれ!

狂いそうなほど、世を憎ん

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わたしたちはみんな、神の因子。違いがあるだけで優劣はない。

「ありがたい」という感情を育む

「ありがたい」という感情を育む

誰でも親に言われたことがあるだろう。

「人になにかしてもらったら、ありがとうと言いなさい」と。

極論を言えば、人に何かしてもらったとき、自分が嬉しいことでも、嬉しくないことでも「ありがとう」というクセがついてしまった氣がする。

「ありがたい」とは?
出来事や、人にしてもらったことで、嬉しいとき。

自分の内側にふつふつと湧いてくる、じんわりと温かく感じる感情。

それが「ありがたい」。

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精神病院入院体験者だからこそ伝えられること

精神病院入院体験者だからこそ伝えられること

今日の神人さんの講演会でも話されていた。

ある時訪れた心療内科の入院病棟での話し。
(注:入院病棟があるのは精神科のみで、心療内科というのは耳障りのいいハードルを低くした精神疾患を診る科だと思う)

薬の影響で顔の筋肉が落ち、まともに話せない。

筋肉も言うこと聞かず、小刻みにしか歩けない患者たち。

そんな入院している人のことを描写した様を、講演会で話を聴いている人は何を思うのだろう?

神人

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シベリアからの群れ

シベリアからの群れ

夜中に 明け方に 聴こえる

遥かシベリアから渡ってきた 白鳥の声

5羽くらいの 白い隊列が

冬を超すためにやってくる

昼間最上川に行っても 白鳥の姿は無い 

田んぼの落穂を啄みに行くから

気持ち良い秋晴れの隙間に

しんとした冷たい空気が交じるようになると

白鳥の季節になったなぁと

時の移ろいを感じる

そして これから吹き荒ぶ雪風の季節の始まりに

少しだけ身が引き締まる